当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、第1四半期マイナスとなった実質GDPが第2四半期にはプラスに転じましたが、今年度に入り一進一退の状態が続いています。設備投資は好調な企業収益を背景に回復傾向にありますが、依然として力強さに欠け、前年度駆け込み需要の反動を主因として落ち込んだ住宅投資は、住宅ローン減税の拡充、低金利等に支えられ徐々に上向きつつあります。また、個人消費は名目賃金の上昇や物価上昇率の低下による実質所得の押上げなどから持ち直しましたが、そのペースは緩やかなものとなっています。
このような状況のもと、当社の主要顧客であるセメント業界においては、作業員不足を主な要因とする生コンクリートの出荷の伸び悩みから、セメントの国内における生産高、販売高ともに一昨年10月以降概ね前年同月を下回る状況が継続し、原料価格の高止まりの要因もあり、当社の耐火物事業は大きな影響を受けました。
プラント事業については、主に人件費上昇の影響により利益率が大きく低下しました。建材、舗装用材事業についても予想以上の公共事業の着工遅延の影響もあり、売上高は伸び悩みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高6,674百万円(前年同四半期比5.8%減)、営業利益58百万円(前年同四半期比81.5%減)、経常利益87百万円(前年同四半期比74.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益24百万円(前年同四半期比90.2%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,838百万円(前年同四半期比1.7%減)、セグメント損失は41百万円(前年同四半期は70百万円のセグメント損失)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,224百万円(前年同四半期比12.8%減)、セグメント利益は26百万円(前年同四半期比91.1%減)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,437百万円(前年同四半期比2.2%減)、セグメント利益は10百万円(前年同四半期は8百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
不動産事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は160百万円(前年同四半期比4.7%増)、セグメント利益は91百万円(前年同四半期比5.5%減)となりました。
(その他)
主に、外注品等を販売する事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高は14百万円(前年同四半期比28.7%減)、セグメント利益は2百万円(前年同四半期比37.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の状況)
流動資産は、現金及び預金が減少したものの、たな卸資産や有価証券の増加などにより全体としては8,540百万円(前連結会計年度末比324百万円増)となりました。固定資産は、有形固定資産の増加などにより全体としては5,288百万円(前連結会計年度末比239百万円増)となりました。その結果、資産合計では、13,828百万円(前連結会計年度末比564百万円増)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、支払手形及び買掛金が減少したものの、電子記録債務や短期借入金の増加などにより、全体としては4,515百万円(前連結会計年度末比627百万円増)となりました。固定負債は、社債や退職給付に係る負債の減少などにより、全体としては2,007百万円(前連結会計年度末比46百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,522百万円(前連結会計年度末比581百万円増)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、利益剰余金が減少したことなどにより7,306百万円(前連結会計年度末比16百万円減)となり、自己資本比率は47.9%(前連結会計年度末比2.3ポイント減)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は213百万円であります。