当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は足踏み状態が続いています。政府および日銀による経済対策、金融政策により雇用・所得環境に改善傾向がみられるものの、中国をはじめとする新興国経済の景気の下振れリスクや英国のEU離脱選択の影響が懸念されるなど景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
こうした状況のもと、セメント業界向け耐火物を中心とする耐火物事業は、新規顧客開拓の成果もありましたが、全国生コン出荷量が、23カ月連続で前年同月実績を下回るなどセメント業界は厳しい環境が続いており、その影響で売上高は前年同四半期から減少しました。利益面は継続的な構造改革に加えて生産性向上への取組みの成果、更には燃料価格の下落、コスト削減の効果もあり、セグメント利益は黒字を確保することができました。
プラント事業については、環境関連が好調で、採算性の向上、コスト削減にも取り組んだ結果、売上高は前年を若干下回ったものの、利益面は大幅に改善致しました。建材及び舗装用材事業については、作業員不足による公共事業の着工遅延の影響もあり、改善傾向にあるものの売上高、利益面ともに厳しい結果となりました。
不動産事業は、本社ビルの一部を始めとする社有不動産の賃貸が主なもので、安定した収益を確保しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高4,356百万円(前年同四半期比5.5%減)、営業利益279百万円(前年同四半期比467.6%増)、経常利益309百万円(前年同四半期比335.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益200百万円(前年同四半期比650.7%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,883百万円(前年同四半期比6.8%減)、セグメント利益は156百万円(前年同四半期は18百万円のセグメント損失)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,555百万円(前年同四半期比3.2%減)、セグメント利益は150百万円(前年同四半期比445.9%増)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は787百万円(前年同四半期比8.9%減)、セグメント損失は1百万円(前年同四半期は13百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
不動産事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は115百万円(前年同四半期比7.8%増)、セグメント利益は68百万円(前年同四半期比6.9%増)となりました。
(その他)
主に、外注品等を販売する事業であり、売上高は13百万円(前年同四半期比7.8%増)、セグメント利益は3百万円(前年同四半期比42.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の状況)
流動資産は、受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金やたな卸資産の増加などにより、全体としては9,231百万円(前連結会計年度末比746百万円増)となりました。固定資産は、投資有価証券の減少などにより、全体としては4,863百万円(前連結会計年度末比115百万円減)となりました。その結果、資産合計では、14,095百万円(前連結会計年度末比630百万円増)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、支払手形及び買掛金が減少したものの、電子記録債務や未払法人税等の増加などにより、全体としては4,796百万円(前連結会計年度末比541百万円増)となりました。固定負債は、社債の減少などにより、全体としては1,878百万円(前連結会計年度末比57百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,675百万円(前連結会計年度末比484百万円増)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、利益剰余金の増加などにより7,420百万円(前連結会計年度末比146百万円増)となり、自己資本比率は47.8%(前連結会計年度末比1.2ポイント減)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ429百万円増加し、2,514百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は541百万円(前年同四半期比944.3%増)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少額424百万円、前受金の増加額371百万円及び税金等調整前四半期純利益299百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額531百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は136百万円(前年同四半期比14.2%減)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入89百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出111百万円、定期預金の預入による支出89百万円及び投資有価証券の取得による支出21百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は24百万円(前年同四半期比79.4%減)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増加額90百万円であり、支出の主な内訳は、社債の償還による支出35百万円及び配当金の支払額28百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は101百万円であります。