第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀の各種政策の効果もあり、雇用・所得環境の改善が進み、景気は緩やかに回復しているものの、新興国経済の成長鈍化や英国のEU離脱問題、米国新政権の保護貿易政策の影響が懸念され、依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。

 こうした状況のもと、セメント業界向け耐火物を中心とする耐火物事業は、セメントの国内需要が26カ月ぶりにプラスになるなど底打ちの兆しが見られる中で、売上高は前年同四半期から若干減少しましたが、利益面では組織構造改革による生産効率の向上と経費削減への取り組みにより、前年同四半期を大幅に上回る事が出来ました。

 プラント事業については、設備投資環境は低調に推移しているものの、引き続き環境関連工事が好調であり、コスト削減にも取り組んだ結果、売上高・利益面ともに増加となりました。建材及び舗装用材事業については、作業員不足による公共事業の着工遅延の影響もあり、売上高、利益面ともに厳しい結果となりました。

 不動産賃貸事業は、遊休不動産の活用に取り組んだ結果、売上高・利益面ともに増加となりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高6,794百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益395百万円(前年同四半期比574.3%増)、経常利益441百万円(前年同四半期比404.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益288百万円(前年同四半期比1097.7%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(耐火物)

 耐火物事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高2,761百万円(前年同四半期比2.7%減)、セグメント利益は222百万円(前年同四半期は41百万円のセグメント損失)となりました。

(プラント)

 プラント事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高2,553百万円(前年同四半期比14.8%増)、セグメント利益は169百万円(前年同四半期比530.0%増)となりました。

(建材及び舗装用材)

 建材及び舗装用材事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高1,286百万円(前年同四半期比10.5%減)、セグメント損失は3百万円(前年同四半期は10百万円のセグメント利益)となりました。

(不動産賃貸)

 不動産事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高174百万円(前年同四半期比8.9%増)、セグメント利益は99百万円(前年同四半期比9.0%増)となりました。

(その他)

 主に、外注品等を販売する事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高19百万円(前年同四半期比35.6%増)、セグメント利益は4百万円(前年同四半期比57.7%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の状況)

 流動資産は、受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金やたな卸資産の増加などにより全体としては9,055百万円(前連結会計年度末比570百万円増)となりました。固定資産は、投資有価証券の増加などにより全体としては5,071百万円(前連結会計年度末比91百万円増)となりました。その結果、資産合計では、14,127百万円(前連結会計年度末比662百万円増)となりました。

(負債の状況)

 流動負債は、賞与引当金が減少したものの、電子記録債務や短期借入金の増加などにより、全体としては4,621百万円(前連結会計年度末比366百万円増)となりました。固定負債は、社債や退職給付に係る負債の減少などにより、全体としては1,868百万円(前連結会計年度末比67百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,489百万円(前連結会計年度末比299百万円増)となりました。

(純資産の状況)

 純資産は、利益剰余金が増加したことなどにより7,637百万円(前連結会計年度末比362百万円増)となり、自己資本比率は49.1%(前連結会計年度末比0.1ポイント増)となりました。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は153百万円であります。