第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 平成29年8月31日の取締役会において、花王株式会社より高機能セラミックスの製造及び販売事業を譲り受けることについて決議を行い、平成29年9月29日を譲渡日とする事業譲渡契約を平成29年8月31日付で締結しております。
 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、欧州諸国や北朝鮮の地政学的リスクの拡大などの懸念材料を抱えるものの、国内では、堅調な雇用所得環境の回復を背景に、個人消費は緩やかに回復しております。また、世界経済の回復を背景に、企業業績は過去最高水準を更新し設備投資や住宅投資は堅調に推移しております。

 こうした状況のもと、セメント業界向け耐火物を中心とする耐火物事業は、セメントの国内需要が五輪施設工事や大型再開発工事等の需要に支えられ、今年度はプラス基調で推移しており、売上高は前年同四半期から微増となりました。一方、利益面では生産性向上等のコスト削減に取り組んでいるものの、中国における環境規制強化に端を発した原料費急騰の影響もあり、前年同四半期を下回る結果となりました。

 プラント事業については、国内では生産性向上や省力化のための積極的な設備投資が見られる中で、半導体関連向け設備が好調となり、採算性の向上やコスト削減にも取り組んだ結果、売上高・利益面共に前年同四半期を上回る結果となりました。

 建材及び舗装用材事業については、一部の工事が前年度から今期にずれ込んだ影響で、売上高・利益面共に前年同四半期を上回る結果となりました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高5,000百万円(前年同四半期比14.8%増)、営業利益449百万円(前年同四半期比61.1%増)、経常利益475百万円(前年同四半期比53.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益299百万円(前年同四半期比49.1%増)となりました。

 

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(耐火物)

 耐火物事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,954百万円(前年同四半期比3.8%増)、セグメント利益は75百万円(前年同四半期比51.8%減)となりました。

(プラント)

 プラント事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,881百万円(前年同四半期比21.0%増)、セグメント利益は239百万円(前年同四半期比59.1%増)となりました。

(建材及び舗装用材)

 建材及び舗装用材事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高1,007百万円(前年同四半期比28.0%増)、セグメント利益は54百万円(前年同四半期は1百万円のセグメント損失)となりました。

(不動産賃貸)

 不動産事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高126百万円(前年同四半期比9.3%増)、セグメント利益は73百万円(前年同四半期比7.4%増)となりました。

(その他)

 主に、外注品等を販売する事業であり、売上高は28百万円(前年同四半期比111.5%増)、セグメント利益は3百万円(前年同四半期比4.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の状況)

 流動資産は、受取手形及び売掛金や有価証券が減少したものの、現金及び預金やたな卸資産の増加などにより、全体としては9,218百万円(前連結会計年度末比59百万円増)となりました。固定資産は、のれんや投資有価証券の増加などにより、全体としては5,501百万円(前連結会計年度末比413百万円増)となりました。その結果、資産合計では、14,720百万円(前連結会計年度末比473百万円増)となりました。

(負債の状況)

 流動負債は、未払法人税等が減少したものの、支払手形及び買掛金や電子記録債務、短期借入金の増加などにより、全体としては4,660百万円(前連結会計年度末比161百万円増)となりました。固定負債は、社債や退職給付に係る負債の減少などにより、全体としては1,811百万円(前連結会計年度末比54百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,472百万円(前連結会計年度末比107百万円増)となりました。

(純資産の状況)

 純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加などにより8,247百万円(前連結会計年度末比365百万円増)となり、自己資本比率は51.0%(前連結会計年度末比0.7ポイント増)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ151百万円増加し、2,475百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は440百万円(前年同四半期比18.8%減)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少額665百万円、仕入債務の増加額148百万円及び税金等調整前四半期純利益485百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額725百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は304百万円(前年同四半期比123.7%増)となりました。収入の主な内訳は有価証券の償還による収入100百万円、定期預金の払戻による収入89百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出238百万円、事業譲受による支出170百万円及び定期預金の預入による支出89百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は15百万円(前年同四半期比35.5%減)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増加額90百万円であり、支出の主な内訳は、社債の償還による支出35百万円及び配当金の支払額38百万円であります。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は110百万円であります。