当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、北朝鮮情勢や中東における地政学的リスクが依然として払拭できないものの、企業業績は堅調に推移し経常利益は過去最高水準にあり、個人消費も雇用所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調が継続しています。
こうした状況のもと、セメント業界向け耐火物を中心とする耐火物事業は、セメントの国内需要が五輪関連工事や首都圏の再開発工事等の需要に支えられ、昨年度を上回るペースで推移しており、売上高は前年同四半期から増加しました。一方、利益面ではコスト削減や生産性向上等に取り組んでいるものの、中国における環境規制強化に端を発した原料費高騰や原油価格上昇による燃料費高の影響もあり、前年同四半期を下回る結果となりました。
プラント事業については、企業収益の改善を受けて積極的な設備投資が見られる中で、特に半導体関連向け設備が好調となり、採算性向上やコスト削減にも取り組んだ結果、売上高・利益共に前年同四半期を上回る結果となりました。
建材及び舗装用材事業については、前期完工予定工事が今期にずれ込んだことに加え、コスト削減による収益の改善により、売上高・利益共に前年同四半期を大きく上回る結果となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高7,804百万円(前年同四半期比14.9%増)、営業利益694百万円(前年同四半期比75.6%増)、経常利益749百万円(前年同四半期比69.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益462百万円(前年同四半期比60.4%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,962百万円(前年同四半期比7.3%増)、セグメント利益は131百万円(前年同四半期比40.8%減)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,003百万円(前年同四半期比17.6%増)、セグメント利益は353百万円(前年同四半期比109.3%増)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,600百万円(前年同四半期比24.5%増)、セグメント利益は80百万円(前年同四半期は3百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
不動産事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は189百万円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント利益は106百万円(前年同四半期比6.7%増)となりました。
(その他)
主に、外注品等を販売する事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高は48百万円(前年同四半期比152.8%増)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期比25.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の状況)
流動資産は、現金及び預金や受取手形及び売掛金、有価証券が減少したものの、たな卸資産の増加により全体としては9,390百万円(前連結会計年度末比230百万円増)となりました。固定資産は、土地やのれん、投資有価証券の増加などにより全体としては5,921百万円(前連結会計年度末比834百万円増)となりました。その結果、資産合計では、15,312百万円(前連結会計年度末比1,064百万円増)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、未払法人税等が減少したものの、支払手形及び買掛金や電子記録債務の増加などにより、全体としては4,896百万円(前連結会計年度末比397百万円増)となりました。固定負債は、社債の減少などにより、全体としては1,851百万円(前連結会計年度末比14百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,748百万円(前連結会計年度末比383百万円増)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことなどにより8,563百万円(前連結会計年度末比681百万円増)となり、自己資本比率は51.0%(前連結会計年度末比0.7ポイント増)となりました。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は172百万円であります。