当社は、前連結会計年度から引き続き、5Gや半導体関連市場向け製品の需要増へ対応すべく、当連結会計年度において積極的な設備投資を実施しました。なお、電子部品セグメントにおいて、前連結会計年度に生産能力拡大のために海外に工場を建設したことから、当連結会計年度の設備投資額は、前連結会計年度に比べ12,217百万円(7.0%)減少の161,684百万円となりました。
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レポーティングセグメント別設備投資額(有形固定資産への投資額) |
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(百万円) |
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前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
増減率(%) |
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コアコンポーネント |
66,629 |
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△1.3 |
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電子部品 |
49,118 |
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△33.7 |
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ソリューション |
27,644 |
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5.0 |
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その他の事業 |
13,097 |
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△36.6 |
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本社部門 |
17,413 |
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49.1 |
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設備投資額 |
173,901 |
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△7.0 |
当連結会計年度の主要な設備の状況は、次のとおりです。
(1)提出会社
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2024年3月31日現在 |
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事業所名 |
所在地 |
レポーティング セグメント |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
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建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合 計 |
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山形東根工場 |
山形県 |
電子部品 |
電子部品製造装置 |
2,737 |
5,140 |
183 (69,332) |
257 |
8,317 |
450 [108] |
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滋賀蒲生工場 |
滋賀県 |
コアコンポーネント |
ファインセラミック部品・ |
2,254 |
4,271 |
364 (131,630) |
1,474 |
8,363 |
966 [265] |
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滋賀八日市工場 |
滋賀県 |
コアコンポーネント、 |
ファインセラミック部品・ |
10,297 |
14,057 |
3,096 (308,985) |
19,510 |
46,960 |
1,734 [443] |
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滋賀野洲工場 |
滋賀県 |
コアコンポーネント |
医療機器・ディスプレイ・ |
11,999 |
10,973 |
1,052 (198,197) |
11,165 |
35,189 |
1,738 [226] |
|
京都綾部工場 |
京都府 |
コアコンポーネント |
有機基板製造装置 |
9,678 |
18,296 |
1,588 (152,061) |
1,990 |
31,552 |
806 [167] |
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鹿児島川内工場 |
鹿児島県 |
コアコンポーネント |
ファインセラミック部品・ |
19,936 |
37,977 |
2,525 (256,331) |
19,351 |
79,789 |
3,579 [1,322] |
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鹿児島国分工場 |
鹿児島県 |
コアコンポーネント、 |
ファインセラミック部品・ |
52,376 |
32,453 |
3,064 (418,568) |
9,414 |
97,307 |
3,920 [1,364] |
(2)国内子会社
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2024年3月31日現在 |
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会社名 |
所在地 |
レポーティング セグメント |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
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建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合 計 |
|||||
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京セラドキュメントソリューションズ㈱ |
大阪市 |
ソリューション |
プリンター用 |
5,442 |
793 |
4,987 (331,682) |
1,383 |
12,605 |
2,011 [236] |
|
京セラ興産㈱ |
東京都 |
その他の事業 |
ホテル及び賃貸用 |
4,561 |
27 |
5,331 (40,628) |
213 |
10,132 |
278 [129] |
(3)在外子会社
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2024年3月31日現在 |
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会社名 |
所在地 |
レポーティング セグメント |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (人) |
||||
|
建物及び 構築物 |
機械装置 及び 運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合 計 |
|||||
|
Kyocera Vietnam |
ベトナム |
コアコンポーネント |
セラミック |
8,224 |
12,470 |
- |
2,939 |
23,633 |
2,721 |
|
Kyocera |
ベトナム |
ソリューション |
プリンター・複合機 |
12,448 |
985 |
- |
2,996 |
16,429 |
5,596 |
|
Kyocera |
米国 |
コアコンポーネント |
ファインセラミック部品・セラミック |
5,701 |
4,214 |
1,526 (571,795) |
4,176 |
15,617 |
1,127 |
|
Kyocera AVX |
米国 |
電子部品 |
電子部品製造装置 |
4,254 |
1,689 |
2,051 (968,413) |
1,482 |
9,476 |
1,113 |
|
Kyocera AVX |
マレーシア |
電子部品 |
電子部品製造装置 |
5,733 |
6,987 |
87 (45,487) |
1,803 |
14,610 |
1,531 |
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Kyocera AVX |
タイ |
電子部品 |
電子部品製造装置 |
31,172 |
9,011 |
1,425 (180,817) |
22,812 |
64,420 |
582 |
|
Kyocera AVX |
チェコ |
電子部品 |
電子部品製造装置 |
4,126 |
2,561 |
196 (154,298) |
1,813 |
8,696 |
1,857 |
|
Kyocera |
ドイツ |
コアコンポーネント |
ファインセラミック |
2,126 |
5,714 |
1,441 (109,902) |
4,284 |
13,565 |
667 |
(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具、備品、建設仮勘定及び使用権資産の合計です。
2 現在休止中の主要な設備はありません。
3 従業員数の[ ]は、パートタイマー及び定年後再雇用者の合計人数を外数で記載しています。
4 2024年4月1日付で、滋賀蒲生工場と滋賀八日市工場を統合し、名称を滋賀東近江工場に変更しています。
(1)重要な設備の新設等
翌連結会計年度の設備投資額は、当連結会計年度に比べ38,316百万円(23.7%)増加の200,000百万円を計画しています。なお、当社は、設備の新設・充実の計画を個々のプロジェクトごとに決定していないため、次のとおりレポーティングセグメントごとに設備投資の主な内容・目的及び資金調達方法を表示しています。
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設備投資の主な内容・目的 |
資金調達方法 |
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コアコンポーネント |
増産及び生産性向上のための設備導入 |
主に自己資金 |
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電子部品 |
同上 |
同上 |
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ソリューション |
同上 |
同上 |
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却・売却を除き、生産能力に重要な影響を及ぼす設備の売却、撤去等の計画はありません。