(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、当社において、簡易的な事業部制を採用し、販売と生産をそれぞれ管理しております。販売においては取り扱う製品・サービスごとに営業部門を置いておりますが、生産においては、その生産設備や立地条件等によって製品・サービスの取扱いを決定しており、営業部門とは製品・サービスの分類・集約が一致しておりません。

こうした中、当社は生産部門における製品・サービスの構成を基本に経営資源の配分の決定を進めており、「ベントナイト事業」、「クレイサイエンス事業」の2つを報告セグメントとしております。

なお、各事業の主な製品およびサービスの内容は以下のとおりであります。

(1) ベントナイト事業 ・・・鋳物用、土木建築用、ペット用トイレ砂等のベントナイト、調泥剤、止水材

(2) クレイサイエンス事業・・・精製ベントナイト、環境保全処理剤農薬加工、農薬基剤及び農薬加工原材料、農業資材等、土壌改良剤、農薬用途向け精製ベントナイト、環境改良剤、飼料添加物等

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

 当連結会計年度より、当社組織変更に伴い、報告セグメントを従来の「ベントナイト事業」、「アグリ事業」、「化成品事業」の3区分の内、「アグリ事業」と「化成品事業」を統合、「クレイサイエンス事業」にするとともに、「ベントナイト事業」の区分に属していたライフサイエンス分野は「クレイサイエンス事業」へ、所属する区分を変更しております。

 併せて、「化成品事業」で取り扱っていた化粧品用途向け精製ベントナイトはライフサイエンス分野へ取り扱いを変更しております。

 また、当連結会計年度より、顧客との契約から生じる収益を分解した情報の表示方法を変更しております。変更後の区分は下記のとおりであります。

新区分

新区分の主な製品およびサービス

旧区分

素形材

鋳物用ベントナイト

鋳物

環境建設

土木用ベントナイト、調泥剤、止水材

土木

ペット

ペット用トイレ砂等のベントナイト

ペット

ファインケミカル

精製ベントナイト、環境保全処理剤

化成品

アグリビジネス

農薬加工、農薬基剤及び農薬加工原材料、農業資材等、土壌改良剤、農薬用途向け精製ベントナイト

アグリ

ライフサイエンス

化粧品用途向け精製ベントナイト、環境改良剤、飼料等

ライフサイエンス・化成品

 

 

 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分、分解した情報に基づき作成したものを開示しております。

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、利益(又は損失)について、製造固定費を期間損益として扱っている他は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の振替高は実際原価に基づいております。

 

 

4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額
 

連結財務諸表
計上額

ベント

ナイト事業

クレイサイエンス事業

合計

売上高

 

 

 

 

 

素形材

6,409,683

6,409,683

6,409,683

環境建設

3,642,914

3,642,914

3,642,914

ペット

934,504

934,504

934,504

ファインケミカル

1,337,111

1,337,111

1,337,111

アグリビジネス

2,774,577

2,774,577

2,774,577

ライフサイエンス

226,938

226,933

226,933

顧客との契約から生じる

収益

10,987,102

4,338,626

15,325,729

15,325,729

   外部顧客への売上高

10,987,102

4,338,626

15,325,729

15,325,729

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

92,622

95,696

188,319

188,319

11,079,724

4,434,323

15,514,048

188,319

15,325,729

セグメント利益

615,667

639,486

1,255,154

426,449

828,705

セグメント資産

12,257,966

5,804,400

18,062,367

6,497,781

24,560,149

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

414,397

430,688

845,085

909

845,994

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

501,824

354,712

856,536

856,536

 

(注) 1.調整額の内容は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△ 426,449千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△ 552,278千円及び棚卸資産の調整額 125,829千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2) セグメント資産の調整額6,497,781千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.クレイサイエンス事業のセグメント損益639,486千円の内訳は、ファインケミカル分野が107,749千円、アグリビジネス分野が577,336千円、ライフサイエンス分野が△45,598千円であります。

4.クレイサイエンス事業のセグメント資産5,804,400千円の内訳は、ファインケミカル分野が2,248,878千円、アグリビジネス分野が3,512,290千円、ライフサイエンス分野が43,231千円であります。

5.クレイサイエンス事業の減価償却費430,688千円の内訳は、ファインケミカル分野が247,532千円、アグリビジネス分野が180,444千円、ライフサイエンス分野が2,711千円であります。

6.クレイサイエンス事業の有形固定資産及び無形固定資産の増加額354,712千円の内訳は、ファインケミカル分野が192,574千円、アグリビジネス分野が156,467千円、ライフサイエンス分野が5,670千円であります。

7.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、投資その他の資産「その他」を含んでおります。

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額
 

連結財務諸表
計上額

ベント

ナイト事業

クレイサイエンス事業

合計

売上高

 

 

 

 

 

素形材

6,972,587

6,972,587

6,972,587

環境建設

3,351,693

3,351,693

3,351,693

ペット

1,004,841

1,004,841

1,004,841

ファインケミカル

1,372,733

1,372,733

1,372,733

アグリビジネス

2,703,789

2,703,789

2,703,789

ライフサイエンス

269,602

269,602

269,602

顧客との契約から生じる

収益

11,329,123

4,346,124

15,675,248

15,675,248

   外部顧客への売上高

11,329,123

4,346,124

15,675,248

15,675,248

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

97,054

97,804

194,858

194,858

11,426,178

4,443,928

15,870,106

194,858

15,675,248

セグメント利益

1,387,605

443,924

1,831,530

600,313

1,231,216

セグメント資産

12,536,005

5,877,347

18,413,353

6,815,266

25,228,619

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

421,218

460,655

881,874

2,270

884,144

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

592,233

395,306

987,539

987,539

 

(注) 1.調整額の内容は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△600,313千円には、セグメント間取引消去△1,289千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△607,823千円及び棚卸資産の調整額8,799千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2) セグメント資産の調整額6,815,266千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.クレイサイエンス事業のセグメント損益443,924千円の内訳は、ファインケミカル分野が34,510千円、アグリビジネス分野が400,427千円、ライフサイエンス分野が8,986千円であります。

4.クレイサイエンス事業のセグメント資産5,877,347千円の内訳は、ファインケミカル分野が2,134,211千円、アグリビジネス分野が3,637,553千円、ライフサイエンス分野が105,583千円であります。

5.クレイサイエンス事業の減価償却費460,655千円の内訳は、ファインケミカル分野が265,945千円、アグリビジネス分野が191,106千円、ライフサイエンス分野が3,603千円であります。

6.クレイサイエンス事業の有形固定資産及び無形固定資産の増加額395,306千円の内訳は、ファインケミカル分野が178,537千円、アグリビジネス分野が192,716千円、ライフサイエンス分野が24,052千円であります。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 

 

 

(単位:千円)

 

ベントナイト事業

クレイサイエンス事業

合計

外部顧客に対する
売上高

10,987,102

4,338,626

15,325,729

 

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

連結損益計算書の売上高に占める割合が10%を超える相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 

 

 

(単位:千円)

 

ベントナイト事業

クレイサイエンス事業

合計

外部顧客に対する
売上高

11,329,123

4,346,124

15,675,248

 

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

連結損益計算書の売上高に占める割合が10%を超える相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

 

項目

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり純資産額

1,663円52銭

1,699円85銭

1株当たり当期純利益

66円20銭

83円64銭

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

842,473

1,043,706

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

842,473

1,043,706

期中平均株式数(株)

12,726,605

12,478,150

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。