当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況
①経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染者減少に伴い社会経済活動が正常化しつつあるものの、原材料価格の高騰や急激な円安が持続するなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループ(当社および子会社)は、販売部門においては、営業担当と各支店に配置の営業推進担当が連携しながら、当社プレキャストコンクリート製品のもつ優れた機能性を訴求すべく、役所や建設コンサルタントに向けた提案営業や新規顧客開拓を鋭意推進し受注獲得に努めてまいりました。また、開発・設計部門の支援による3次元データ等のデジタル技術を駆使しながら、高付加価値製品の拡販や難易度の高い特注物件の受注にも注力いたしました。さらに、東日本地区における土木資材事業の本格展開に向けて、新たな生産拠点である茨城工場を創設し、昨年開設の北関東営業所とともに製販一体による一層の拡販に取組むなど、当社グループの持続的成長の実現のための戦略を推し進めてまいりました。一方、生産部門においても、原材料価格高騰への対策として、生産性の向上をより一層推進し、協力会社との連携も強化しながら更なる原価の低減に取組むなど、グループ一丸となって収益の向上に努めてまいりました。
当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、特に土木資材事業が苦戦したことにより、売上高は46億44百万円(前年同期比6.0%減)となりました。一方、損益面では、減収に加え、原材料価格の高騰などの影響により、営業損失は45百万円(前年同期は64百万円の利益)、経常損失は23百万円(前年同期は89百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は25百万円(前年同期は57百万円の利益)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(土木資材事業)
国や地方の推進する「国土強靭化」や「防災・減災」、「流域治水」などの重点施策への対応を強化するとともに、建設現場における生産性向上や工期短縮化に向けたプレキャスト化の提案を推し進めた結果、道路用製品や貯留・防災製品は堅調に推移したものの、主力製品のひとつであるボックスカルバートや関連の仕入製品等の販売が振るわず、昨年度の業績をけん引した民間の大型物件も終了したことなどにより、当セグメントの売上高は30億30百万円(前年同期比8.3%減)、当セグメント利益は45百万円(前年同期比62.7%減)となりました。
(景観資材事業)
豊富な製品ラインナップと当社オリジナルの特注対応力を活かした提案営業を推進し受注獲得に努めた結果、主力のバリアフリーペイブや透水タイプの舗装材は第1四半期の苦戦の影響が残ったものの、擬石や擬木などのファニチュア製品が売上を伸ばしたことで、当セグメントの売上高は10億60百万円(前年同期比1.8%増)、当セグメント損失は1億12百万円(前年同四半期は87百万円の損失)となりました。
(エクステリア事業)
品揃えを図りハウスメーカーへの拡販を推進した結果、主力製品の立水栓は堅調に推移したものの、積みブロックをはじめその他の製品の販売が振るわなかったことにより、当セグメントの売上高は5億53百万円(前年同期比6.6%減)、当セグメント利益は21百万円(同29.9%減)となりました。
②財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて10億35百万円減少し、127億24百万円となりました。これは主に、売上高に季節的変動があることで、売上債権の受取手形及び売掛金が8億43百万円減少したことなどによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて9億25百万円減少し、56億73百万円となりました。これは主に、売上高の季節的変動に伴い、仕入債務の支払手形及び買掛金が2億44百万円、電子記録債務が2億50百万円それぞれ減少、ならびに短期借入金が1億11百万円減少したことなどによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて1億9百万円減少し、70億51百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上に加え配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は55.4%となりました。
③キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金という。」)は、前連結会計年度末に比べ1億84百万円(13.5%)減少し、11億86百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
売上債権の減少や減価償却費などによる資金増加はあったものの、税金等調整前四半期純損失の計上や棚卸資産の増加、仕入債務の減少などにより、当第2四半期連結累計期間において営業活動によって得たキャッシュ・フローは、前年同四半期と比較して2億55百万円減少し、2億97百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得などにより、当第2四半期連結累計期間において投資活動に使用したキャッシュ・フローは、前年同四半期と比較して33百万円増加し、1億66百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入れによる収入などにより、当第2四半期連結累計期間において財務活動に使用したキャッシュ・フローは、前年同四半期と比較して2億27百万円減少し、3億15百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載については、重要な変更はありません。なお、現時点において、新型コロナウイルスによる当社グループの経営成績に与える影響は限定的と判断しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は71百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。