文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、中国経済の先行き懸念を背景に足踏みの状態となっております。一方企業収益につきましては、原油安によるコスト低減や円安・株高を背景に好調に推移しております。
当業界におきましては、市場を大きく左右する持家着工戸数が、前年の消費税増税後の反動減と比較すると回復基調にありますが、その水準は極めて低水準にあり、引き続き厳しい市場環境となっております。
このような経営環境のもと、営業体制を見直し販売強化を図った結果、第1四半期累計期間に比べ減少幅は縮小したものの、売上高につきましては前年同四半期比7.1%減の4,347百万円となりました。
なお、平成27年4月14日に公表致しました新事業「陶板壁材事業の開始」に関しましては、新製品としての量産化試作を進めた結果、陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」として平成27年10月1日より発売しております。
損益面につきましては、販売低迷による工場稼働率低下の影響があったものの、歩留り改善や、一層の経費削減により、当第2四半期における売上原価率は、前年同四半期比4.7ポイント減の74.3%となりました。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高4,347百万円(前年同四半期比7.1%減)、営業利益196百万円(前年同四半期比215.3%増)、経常利益173百万円(前年同四半期比198.3%増)、四半期純利益95百万円(前年同四半期比375.3%増)の減収増益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて462百万円増加し、1,763百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、304百万円(前年同四半期は155百万円の使用)となりました。
これは主に、増加要因としては、賞与引当金の増加額61百万円(前年同四半期は賞与引当金の減少額106百万円)、たな卸資産の減少額178百万円(前年同四半期はたな卸資産の増加額86百万円)等によるものです。減少要因としては、仕入債務の減少額69百万円(前年同四半期比375百万円減)、割引手形の減少額219百万円(前年同四半期は割引手形の増加額70百万円)等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同四半期累計期間に比べ133百万円減少し、53百万円となりました。
これは主に、増加要因としては、有形固定資産の売却による収入74百万円(前年同四半期比73百万円増)等によるものです。減少要因としては、有形固定資産の取得による支出126百万円(前年同四半期比62百万円減)等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、前年同四半期累計期間に比べ19百万円増加し、211百万円となりました。
これは主に、増加要因としては、長期借入れによる収入400百万円(前年同四半期比400百万円増)等によるものです。減少要因としては、長期借入金の返済による支出150百万円(前年同四半期と同額)、配当金の支払額38百万円(前年同四半期比19百万円減)等によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社は、これから増加すると予測されるリフォーム需要を見込み、リフォーム市場をターゲットとした商品開発をおこなっております。
当第2四半期累計期間には、リフォームに特化した高性能エコ瓦「Heat・Defense(ヒート・ディフェンス)」を開発・発売いたしました。裏面にアルミニウムを施すことで、太陽光の熱を居室側へ伝えにくく、高い遮熱性能を有した瓦です。
なお、継続して取り組んでおります住宅用建材の壁材(陶板壁材)「スーパートライ Wallシリーズ」について平成27年10月1日より販売を開始させていただきました。陶板特有の落ち着いた風合いと高級感のある意匠性、美しい外観を保つ高耐久性、金具留め工法を採用した優れた施工性等、外・内壁材の新しいご提案をさせていただきます。
上記の取組みの結果、当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、131百万円であります。
(5)財務政策
当社の所要資金調達は大きく分けて設備投資資金・運転資金となっております。基本的には「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増加を中心としながらも、多額の設備資金につきましては、その時点で最適な方法による調達を原則としております。また、銀行借入金につきましては、阿久比工場用地を始め、担保に供していない資産もあり、借入限度枠にも余裕があり、手元流動性預金・手形割引とあわせ、緊急な支払いにも対応可能な体制を整えております。
余資の運用につきましては、長期借入金の返済を最優先としております。