第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費は消費者マインドの改善が見られるものの、名目賃金の伸び悩みなどから弱めの動きとなっており、また、設備投資においても回復基調であるものの、依然として力強さに欠けるものとなっており、足踏み状態が続いています。

当社グループの属する建設業界につきましては、土木事業分野においては、復興・インフラ関連投資を中心に、引き続き一定規模の公共投資が見込まれる情勢にあるものの、建設技能労働者の需給動向には今後も留意する必要があり、先行きは予断を許さない事業環境が続いています。また、建築事業分野においても、新設住宅着工戸数は、消費増税の反動減からは持ち直し傾向であるものの、緩やかな回復にとどまっており、依然、厳しい事業環境となっています。

このような状況下、当社グループは、大幅な受注増に適切に対応するため、各工場の設備投資、整流化対策、相互連携強化に取り組み、生産体制の整備を行いました。また、業界トップ水準の技術力・収益力・財務体質を堅持・向上するため、事業基盤の整備・強化に積極的に取り組みました。 

この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高90億25百万円(前年同期比30.1%増)、営業損失2億30百万円(前年同期は4億86百万円の損失)、経常損失2億34百万円(前年同期は4億61百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失2億28百万円(前年同期は2億92百万円の損失)となりました。

 

セグメント業績は次のとおりであります。

土木

前連結会計年度に受注した過去最大規模のプロジェクトである東京外かく環状道路向けセグメントに関しましては、当第2四半期連結会計期間よりRCセグメントの売上が開始されました。また、同プロジェクトの合成セグメントにつきましては、かねてより推し進めてまいりました設備増強工事はほぼ完了し、今後本格的に生産を行ってまいります。

当第2四半期連結累計期間の土木事業全体の業績は、東京外かく環状道路向け及び他のセグメント製品の売上高が増加したこと、また、これに伴い工場の稼働率が向上したこと等により、売上高は69億52百万円(前年同期比45.5%増)、営業損失は1億22百万円(前年同期は3億23百万円の損失)となりました。 

 

建築

戸建鉄筋コンクリート住宅を販売する100%子会社のレスコハウス株式会社は、前連結会計年度に立案した収益改善計画を着実に実行しており、受注の確保・拡大、コスト削減に全力で取り組んでおります。

当第2四半期連結累計期間における建築事業全体の売上高は、20億72百万円(前年同期比4.1%減)、営業損失は1億7百万円(前年同期は1億62百万円の損失)となりました。 

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億80百万円減少し、12億23百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、2億41百万円の収入(前年同期は1億5百万円の支出)となりました。税金等調整前四半期純損失は2億83百万円でありましたが、売上債権の減少額(28億9百万円)、減価償却費(3億97百万円)等の収入要因と、たな卸資産の増加額(△20億79百万円)、仕入債務の減少額(△6億22百万円)等の支出要因を加減算したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、17億53百万円の支出(前年同期は2億18百万円の支出)となりました。有形固定資産の取得による支出(△18億43百万円)、有価証券の売却による収入(95百万円)が主なものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、8億40百万円の収入(前年同期は41百万円の支出)となりました。長期借入れによる収入(15億円)、短期借入金の減少額(△6億21百万円)、配当金の支払額(△31百万円)が主なものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した対処すべき課題はありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は87百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に著しく変更があったものは、次のとおりであります。

新規

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手年月

完了予定
年月

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

提出
会社

 

金谷工場

(静岡県島田市)

 

土木

土木製品製造設備

904

自己資金及び借入金

平成27年10月

平成28年8月

 

  (注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。

 

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

土木事業分野の主力製品であるセグメント製品(トンネルの構造部材)、RC土木製品の大半は公共工事に使用されます。公共工事投資の動向は、日本政府及び地方自治体の政策によって決定されるものであり、当社グループの業績は、公共工事投資動向により影響を受ける可能性があります。

戸建鉄筋コンクリート住宅の製造、販売を行う建築事業分野は、景気動向、住宅税制関連法規の改正、金利動向、地価動向などの影響を受ける可能性があります。

当社グループは、セグメント並びにコンクリート二次製品の分野での国内トップを目指し、事業環境の変化に適切に対応し、安定した収益構造の構築を図るとともに、営業力、製造力、商品力からなる事業力と人材、品質、安全、環境などの事業基盤の強化を通じて総合競争力の強化を図ってまいります。また、全社員・グループ会社一丸となり「成長する新ジオスターの創出」を目指し、更なる企業価値向上に努めてまいります。

 

(7) 経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループの経営陣は、事業環境及び現在入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するように努めております。当社グループを取り巻く事業環境は土木事業分野においては、公共工事は復興・インフラ関連投資を中心に引き続き一定水準は維持しているものの、建設技能労働者の需給動向などから先行きは予断を許さない状況が続いております。また、建築事業分野においては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減からは持ち直しの傾向にあるものの、依然として緩やかな回復にとどまっており、厳しい事業環境となっております。このような事業環境の下、当社グループは新たな事業領域の拡大に努めるとともに更なる体質改善を図ることで経営基盤の強化と収益力向上に取り組んでまいります。