当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気は持ち直しつつあるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状況にあります。個人消費・鉱工業生産・設備投資等いずれの分野も厳しい状況にあり、予断を許さない状況が続いています。今後の先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げるための各種政策の効果や海外経済の改善により、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響は引き続き注視する必要があります。
当社グループの属する土木業界につきましては、建設技能労働者及び輸送従事労働者の不足傾向はあるものの、公共投資は堅調に推移しており、先行きについても関連予算の執行による効果が期待されています。しかし、顧客において新型コロナウイルス感染症が原因となり工事が中断されることも考えられる等、引き続き予断を許さない状況にあります。
このような状況下、当社グループは、大型セグメントに留まらず中小セグメント、土木製品等の新規受注ならびに生産の積み増しに努めると共に、徹底した原価低減を行い収益力向上に努めております。特にリニア中央新幹線の第一首都圏トンネル(北品川工区)で使用するRCセグメントについては、工事の施工会社から2018年度に受注し、2019年度7月より生産を開始しました。なお、新型コロナウイルス感染症が当社グループにおける損益に与える影響は、現在のところ無いものと判断しておりますが、感染拡大の影響による社会経済全体の収縮といったこれまで経験のない事態に直面し、その影響をいずれ受ける可能性があるため、常にリスクを事前に想定しながら、状況に応じた迅速な対応を行ってまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。
a. 経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、能力増強を行った他社との競争が激化したこと等の影響により、売上高144億24百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益5億70百万円(前年同期比40.1%減)、経常利益5億77百万円(前年同期比39.1%減)と増収減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、3億78百万円(前年同期比104.7%増)となりました。
b. 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億10百万円増加し、313億58百万円となりました。これは主に、預け金の増加(32億59百万円)、原材料及び貯蔵品の増加(4億9百万円)等の増加要因と、受取手形及び売掛金の減少(16億20百万円)、商品及び製品の減少(7億27百万円)等の減少要因を加減算したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ8億96百万円増加し、114億76百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加(4億87百万円)、未払法人税等の増加(2億39百万円)等の増加要因によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ3億13百万円増加し、198億82百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益3億78百万円、その他有価証券評価差額金が80百万円増加したものの、剰余金の配当により1億56百万円減少したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ33億90百万円増加し、51億56百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、37億49百万円の収入(前年同期は36億45百万円の収入)となりました。税金等調整前四半期純利益は5億75百万円でありましたが、売上債権の減少額(16億20百万円)、減価償却費(3億40百万円)、仕入債務の増加額(4億87百万円)、法人税等の還付額(3億44百万円)等の収入要因が主なものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億97百万円の支出(前年同期は5億2百万円の支出)となりました。有形固定資産の取得による支出(△2億19百万円)、投資有価証券の売却による収入(69百万円)が主なものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1億61百万円の支出(前年同期は4億45百万円の支出)となりました。配当金の支払額(△1億56百万円)が主なものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、68百万円であります。
当社グループの主力製品であるセグメント製品(トンネルの構造部材)及びRC土木製品の大半は、公共工事に使用されます。公共工事投資の動向は、日本政府及び地方自治体の政策によって決定されるものであり、当社グループの業績は、公共工事投資動向により影響を受ける可能性があります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。