文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間のわが国経済は、積極的な政策のもと緩やかな回復基調にありますが、台風等の天候不順などの影響もあり、不安定な状況が続いております。
当業界におきましても、住宅需要の低下による新設住宅着工戸数の伸び悩みや、円安による原材料価格の上昇等の影響により引き続き厳しい外部環境となりました。
売上の状況といたしましては、長引く消費税増税に伴う駆け込み需要の反動等により新設住宅着工戸数は低調に推移しましたが、当社主力製品である「CERAM-F フラット」やリフォーム商材の石付板金屋根材「SHINTOかわらS」等、当社の特色を活かした販売活動により、前年比増収となりました。
利益面におきましては、売上高の増加や生産の効率化等により売上総利益、営業利益、経常利益は前年同期を上回りましたが、四半期純利益は前年同期を下回りました。
以上により、売上高1,711百万円(前年同期比4百万円増加)、売上総利益298百万円(前年同期比29百万円増加)、営業利益47百万円(前年同期比42百万円増加)、経常利益53百万円(前年同期比45百万円増加)、四半期純利益44百万円(前年同期比80百万円減少)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して63百万円減少し、7,916百万円となりました。これは主に電子記録債権が55百万円増加したこと等に対し、たな卸資産が66百万円、受取手形及び売掛金が35百万円減少したこと等によるものであります。
負債合計は、前事業年度末と比較して79百万円減少し、4,552百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が55百万円、賞与引当金が36百万円増加したこと等に対し、借入金が112百万円、電子記録債務が47百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、四半期純利益が44百万円となり、剰余金の配当が26百万円あったこと等により、16百万円増加の3,364百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当社は、企業経営を通して、住環境の改善と顧客ニーズに対応した製品の開発に取り組み、エネルギー問題・環境問題に積極的に取り組む地球環境に優しい企業を目指しております。
当社の技術部署を集約したテクノセンターでは、品質保証課・開発課・生産技術課の連携強化により、品質の安定化・新製品の開発・生産効率の向上・省エネルギー化などを推進しCS向上に取り組んでおります。
現代建築にマッチしたデザインとしてグッドデザイン賞を受賞した『セラムFフラット システム瓦』に新色2色を追加しました。『マーブルブラック40 ・マーブルブラウン40』は、「新たな色合い、素材感、風合いで醸し出す景」をテーマに開発された近赤外線反射率40%のプレミアム高反射瓦です。
また、据え置き型太陽光発電システムを安全に設置可能な『同質支持瓦』の量産化を実現しており、製品ラインナップの充実化にも取り組んでおります。
今後も太陽光発電システム市場の様々な展開に対応してまいります。
鬼瓦文化の継承と鬼師の活躍の場を提供することを目的とし、鬼瓦を玄関などのインテリアに飾れる商品『鬼瓦家守onigawara iemori』を開発し販売開始しました。新築祝いの贈答品や自宅の守り神として、好評をいただいています。伝統的な鬼瓦文化を次世代に継承させ、瓦屋根の良さや美しさを再認識していただけるよう、幅広い世代の方々に情報発信していきます。
瓦の廃材を再利用した水耕栽培用園芸用土「リサイクルコーン」に新色2色を追加しました。『桜・クリーム』の追加により6色展開となり、ホームセンターやインテリアショップなど販路を広げています。
その他、製品軽量化や産業廃棄物の有効利用等を目的とした原料開発につきましても、引き続き活動してまいります。
以上の結果、当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、1百万円となりました。
なお、当社の事業は、瓦製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメントとの関連は記載しておりません。