第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向にあったものの、米国の金利上昇の観測が弱まるなかで円高が進行するなど、先行きが見通しにくい展開となりました。

 当社グループが主として属するコンクリートパイル業界は、官需の減少に加え民需も減少したことから、業界全体の出荷量は前年同期比減少となりました。

 このような事業環境のもと、当社グループは、5ヵ年計画の3年目として、引き続き施工能力、生産能力の増強に努めてまいりました。当第2四半期連結累計期間の売上高は、大型工事は前年同期比ほぼ同水準を確保したものの、中小型工事が前年同期の水準に達しなかったことから、358億6百万円(前年同四半期比8.2%減)となりました。利益面では、海外部門の増益が寄与したものの、国内の売上高の減少に加え、施工能力、生産能力の向上を目指した先行投資等の影響から、営業利益は13億34百万円(同20.5%減)、経常利益は12億3百万円(同28.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億46百万円(同25.3%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は68億74百万円となり、前連結会計年度末より34億26百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における営業活動において使用した資金は、前年同四半期比2億23百万円増加し6億76百万円となりました。この要因は、税金等調整前四半期純利益の計上11億96百万円、減価償却費の計上9億86百万円、ファクタリング未払金の増加18億57百万円などにより増加しましたが、売上債権の増加44億44百万円などにより減少したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における投資活動において使用した資金は、前年同四半期比2億93百万円減少し10億48百万円となりました。この要因は、コンクリートパイル製造用設備の増設や更新、施工機材などの有形固定資産の取得による支出10億52百万円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における財務活動において使用した資金は、15億8百万円(前年同四半期は18億の獲得)となりました。この要因は、長期借入金の返済による支出5億72百万円、リース債務の返済による支出4億79百万円などによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、220百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)財政状態の分析

 第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ10億73百万円増加し、616億35百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が34億30百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が41億14百万円、未成工事支出金が9億55百万円増加したことなどによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ13億80百万円増加し、347億22百万円となりました。主な要因は、社債及び借入金が11億40百万円減少しましたが、ファクタリング未払金が18億13百万円、支払手形及び買掛金が3億21百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 純資産については、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による増加8億46百万円、配当金の支払いによる減少2億7百万円、為替換算調整勘定の減少3億69百万円、非支配株主持分の減少5億22百万円などの結果、前連結会計年度末に比べ3億6百万円減少し269億13百万円となりました。