文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社グループは基礎工事関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き設備投資が堅調に推移し、雇用・所得情勢の改善が続く中で個人消費の持ち直しが続くなど、緩やかな回復が続きました。
当社グループが主として属するコンクリートパイル業界は、官需が落ち込んだものの民需が増加したことから、全体の出荷量は前年同四半期を上回りました。
このような事業環境のもと、当社グループは5か年計画の最終年度を迎え、国内施工部門における人員の増強、施工管理の効率化の総仕上げに取り組んでまいりました。また、10月からコンクリートパイルの新たな工法として「MAGNUM工法」の販売を開始するなど、総合的な設計提案による営業力の更なる強化に努めてまいりました。海外におきましては、ベトナム事業会社のPhan Vu Investment Corporationが引き続き旺盛な需要に対応すべく生産力増強に取り組むとともに、9月にはベトナム北部での基礎工事関連事業の一層の拡大を目指しFecon Mining Joint Stock Company(以下、「FCM社」という)を買収いたしました。また、ミャンマー事業会社のVJP Co., Ltd.が、ティラワ経済特区の新工場でのコンクリートパイルの製造・出荷を本格化しました。
売上高につきましては、国内では大型工事の完工が増加したこと、また海外も堅調に推移したことから、全体として増収になりました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、645億75百万円(前年同四半期比11.3%増)となりました。また、利益面につきましては、国内の利益率が改善したことから、営業利益は43億88百万円(同79.3%増)、経常利益は40億78百万円(同79.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億96百万円(同81.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ82億88百万円増加し、794億66百万円となりました。主な要因は、増資などにより現金及び預金が31億64百万円増加、FCM社の買収などにより、受取手形及び売掛金が16億5百万円、たな卸資産が21億71百万円、有形固定資産が10億44百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ26億11百万円増加し、440億85百万円となりました。主な要因は、FCM社の買収などにより、社債及び借入金が合計で31億5百万円増加したことなどによるものであります。
純資産については、増資により資本金及び資本剰余金が11億50百万円それぞれ増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による増加27億96百万円、配当金の支払いによる減少5億52百万円、FCM社の買収などによる非支配株主持分の増加15億33百万円などの結果、前連結会計年度末に比べ56億77百万円増加し353億80百万円となりました。
(3)企業理念、経営戦略、経営方針及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている企業理念、経営戦略、経営方針及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億36百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。