第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書(第112期有価証券報告書)に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の着実な改善を背景に、個人消費も底堅く推移し、企業活動も設備投資が増加するなど、緩やかな回復基調が継続しております。また、海外経済においても、米国の保護主義的な各種政策の実施による景況への影響が懸念されたものの、雇用情勢の安定などを背景に概ね堅調に推移しました。

普通鋼電炉業界におきましては、主要な需要産業の建築分野は住宅着工戸数が減少したものの、非住宅着工床面積が大幅に増加したことに加え、東京オリンピック・パラリンピック関連需要の本格化や自然災害対策への需要などもあり、国内の建設需要は概ね堅調に推移しました。

こうしたなか、当社グループにおきましては、全国に5つの製造拠点をもつ事業所体制の下、グループの製造・販売・購買が一体となって販売、購買環境や生産条件などの変化を迅速に捉えながら、需要見合いの生産に徹することで再生産可能な販売価格の実現に努めてまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、国内の建設需要の緩やかな回復もあり、当社の鋼材販売数量が84万トンと前年同四半期比4万9千トン増加し、鋼材販売価格も前年同四半期比トン当たり1万7百円上昇したことなどにより、連結売上高は、1,137億64百万円前年同四半期比206億4百万円の増収となりました。また、主原料の鉄スクラップ、電極、副原料等の単価が大幅に上昇したものの、販売数量の増加に加え、コスト削減努力の継続により、営業利益は前年同四半期比16億96百万円増益33億60百万円、経常利益は前年同四半期比19億44百万円増益39億53百万円となりました。

また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期比5億88百万円増益23億53百万円となりました。

なお、当社グループは第1四半期連結会計期間より鉄鋼事業の単一セグメントへ変更しております。

 

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金の増加(59億73百万円)等により、前期末(1,757億25百万円)から64億78百万円増加し、1,822億3百万円となりました。負債につきましては、短期借入金の増加(40億57百万円)や長期借入金の増加(9億82百万円)等により前期末(867億50百万円)から68億21百万円増加し、935億72百万円となりました。

純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(23億53百万円)、配当金の支払(13億89百万円)及びその他有価証券評価差額金の減少(13億56百万円)等により前期末(889億74百万円)から3億42百万円減少し、886億31百万円となりました。

この結果、自己資本比率は前期末の50.3%から48.3%になりました。

 

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は92百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。