当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による度重なる緊急事態宣言の発令に伴い、経済活動が制限される状況が続きました。一方で、ワクチン接種などの対策は進んでいるものの、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
鉄鋼需要につきましては、国内外において粗鋼生産が前年同期を上回る水準で推移するなど、回復傾向となりました。
このような環境のもと、当社グループは主要製品である厚板の販売価格の適正水準確保のための営業活動に努めてまいりました。しかしながら、主原料である鉄スクラップの世界的な需要増加に伴い、鉄スクラップ価格が高止まりしたことにより、厳しい経営環境となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は266億4千3百万円と前年同期比84億6千5百万円の増収、経常利益は7億8千6百万円と前年同期比8億3千8百万円の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億9千9百万円と前年同期比4億6千3百万円の減益となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更等)及び(セグメント情報等) セグメント情報 3 報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(鉄鋼関連事業)
鉄鋼関連事業につきましては、主需要先である産業機械・建設機械向け需要に回復傾向が見られ、主要製品である厚板の販売数量及び販売価格は前年同期を上回りました。一方、主原料である鉄スクラップは海外相場の上昇や需要回復の影響により価格が高止まりし、利益を圧迫しました。
その結果、売上高は253億5千7百万円と前年同期比86億1千9百万円の増収、セグメント利益(営業利益)は7億1千4百万円と前年同期比8億4千2百万円の減益となりました。
(レンタル事業)
レンタル事業につきましては、積極的な営業活動によりグリスフィルターのレンタル枚数や厨房工事の受注が増加し、広告看板部門においても受注が増加したことから、売上高は3億2千4百万円と前年同期比2千7百万円の増収、セグメント利益(営業利益)は2千2百万円と前年同期比1千2百万円の増益となりました。
(物流事業)
物流事業につきましては、需要先の生産活動の落ち込みにより危険物倉庫の取扱量が減少したことから、売上高は3億円と前年同期比3千2百万円の減収、セグメント利益(営業利益)は1億5百万円と前年同期比5百万円の減益となりました。
(エンジニアリング事業)
エンジニアリング事業につきましては、大型工事案件の工期遅延等により、売上高は6億6千1百万円と前年同期比1億4千9百万円の減収、セグメント損失(営業損失)は0百万円(前年同四半期連結累計期間のセグメント損失(営業損失)は3千5百万円)となりました。
(資産の部)
流動資産は455億8百万円で、前連結会計年度末より23億4百万円の増加となりました。その主な要因は、有価証券が減少したものの、受取手形及び売掛金、現金及び預金が増加したことによるものです。
固定資産は256億1千9百万円で、前連結会計年度末より6億4千2百万円の減少となりました。その主な要因は、有形固定資産において減価償却が進んだことによるものです。
(負債の部)
流動負債は69億2千1百万円で、前連結会計年度末より12億8千万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金、未払金が増加したことによるものです。
固定負債は10億8千9百万円で、前連結会計年度末より3千2百万円の増加となりました。
(純資産の部)
純資産は631億1千7百万円で、前連結会計年度末より3億4千8百万円の増加となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したこと、及びその他有価証券評価差額金が増加したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は142億4千4百万円となり、前連結会計年度末より24億7千9百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは10億3千1百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は26億1千8百万円の収入)となりました。
主として、減価償却費の計上12億4千3百万円、税金等調整前四半期純利益7億8千6百万円などの収入があったものの、売上債権の増加36億4千8百万円などの支出があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは37億8千8百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は12億9千6百万円の支出)となりました。
主として、有価証券の取得による支出73億円、定期預金の預入による支出25億円などの支出があったものの、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入90億円、定期預金の払戻による収入55億円などの収入があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2億7千7百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は5億5千3百万円の支出)となりました。
主として、配当金の支払額2億7千5百万円などの支出があったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は34百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、鉄鋼関連事業の受注高、受注残高及び生産高が著しく変動いたしました。鉄鋼関連事業につきましては、主要製品である厚板の需要が堅調に推移し販売価格も上昇したことで、受注高、受注残高が前年同期を上回りました。また、受注増に伴う生産量の増加と主原料である鉄スクラップ価格の大幅な上昇により、生産高も前年同期を上回りました。
当社は2021年9月21日開催の臨時取締役会決議に基づき、株式会社ソルテック工業との間で、同日付けで出資持分譲渡契約を締結いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」をご参照ください。