当社は、2024 年3月期通期(2023 年4月1日~2024 年3月31 日)において、売上原価として棚卸資産の簿価切下げ額の戻入れの計上及び営業外収益として持分法による投資利益を計上するとともに、最近の業績の動向を踏まえ、2024 年2月2日に発表した通期(2023 年4月1日~2024 年3月31 日)の連結業績予想を下記のとおり修正いたしますのでお知らせいたします。
●売上原価(棚卸資産の簿価切下げ額の戻入れ)の内容
ニッケル事業において、当社適用LMEニッケル価格は、海外で大量生産されて市場へ供給されるニッケル銑鉄価格と比べて高い水準にあり、ステンレス生産者は価格優位性の見られるニッケル銑鉄へ一部調達をシフトしているため、この環境を踏まえ、当社の販売価格は、ニッケル銑鉄価格を一部参考とした価格水準としております。また、高水準にある原燃料価格及び電力コスト等により原材料等の在庫価額は増加しております。これらに伴い通期連結業績において、第3四半期累計期間では棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品)の収益性の低下が認められ簿価切下げ額を売上原価へ2,581 百万円計上しておりましたが、棚卸資産の在庫量の減少等に伴い売上原価へ1,598 百万円を戻入れる見込み(売上原価の減少)となりました。そのため、通期の差し引きでは、982 百万円の簿価切下げ額の見込みです。
●営業外収益(持分法による投資利益)の内容
主にフィリピンの持分法適用関連会社において、堅調な需要に支えられ、すでに計上済みの4,546 百万円に加え1,506百万円計上する見込みとなり、通期連結業績においては、持分法による投資利益6,053 百万円を計上する見込みとなりました。