当社は、平成29年1月1日付で連結子会社であった株式会社新報国製鉄三重を吸収合併いたしました。
これにより、当期決算より従来連結で行っておりました決算を単体決算に変更いたしました。なお、当第3四半期累計期間は単体決算初年度にあたるため、前年同四半期の数値及びこれに係る対前年同四半期増減率等の比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期累計期間における我が国経済は、国内においては、公共投資、民間設備投資の増加と個人消費の緩やかな回復、海外においては、米国、ヨーロッパの先進国をはじめ中国、アジア経済の堅調により、順調な回復基調にあります。
このような経済環境の下で、当第3四半期累計期間の当社業績は、第1四半期を底に急速に回復しました。シームレスパイプ用工具は依然として低調でしたが、主力製品である低熱膨張合金の半導体製造装置・FPD(液晶・有機EL)製造装置関連の出荷が、第2四半期以降、期を追って増加しておりますことを主因に、売上高、営業利益、経常利益、純利益とも当初予想を上回る進捗率を示し、次の通りとなりました。
当第3四半期累計期間における売上高は3,967百万円(通期予想に対する進捗率79.3%)となりました。営業利益は570百万円(通期予想に対する進捗率83.8%)、経常利益は596百万円(通期予想に対する進捗率85.1%)となりました。四半期純利益は株式会社新報国製鉄三重の吸収合併に伴う特別利益「抱合せ株式消滅差益」596百万円の計上により1,036百万円(通期予想に対する進捗率96.0%)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
特殊合金事業
特殊合金事業は上述の通り、低熱膨張合金が第2四半期以降好調に推移したことにより売上高は3,849百万円、営業利益は477百万円となりました。
不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は特段の変化はなく、売上高は118百万円、営業利益は93百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
総資産は、前事業年度末より1,199百万円増加し5,523百万円となりました。これは主に有形固定資産の増加額1,111百万円、仕掛品の増加額468百万円及び投資その他の資産の減少額603百万円等によるものです。
負債は、前事業年度末より208百万円増加し2,400百万円となりました。これは主に長期借入金の増加額810百万円、電子記録債務の減少額478百万円等によるものです。
純資産は、前事業年度末より991百万円増加し3,123百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加額970百万円等によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は104百万円であります。