第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間(2015年4月1日~2015年9月30日)の売上高は前年同期比738億円(9.9%)増加して8,188億円となりました。

国内売上高はダクタイル鉄管の減少等により水・環境部門が減収となりましたが、農業機械や建設機械の拡大により機械部門が伸長し、全体では前年同期比70億円(2.8%)増の2,607億円となりました。

海外売上高は為替改善や中国での増販等により機械部門が大幅増収となったほか、ダクタイル鉄管や素形材の伸長によって水・環境部門も増加し、全体では前年同期比668億円(13.6%)増の5,582億円となりました。

営業利益は販売費の増加を国内外での増販益や円安効果等で補い、前年同期比161億円(16.1%)増の1,163億円となりました。税金等調整前四半期純利益は営業利益にその他の収益15億円を加えた1,178億円となり、前年同期比142億円(13.7%)の増加となりました。法人所得税は381億円の負担となり、四半期純利益は前年同期比96億円(13.5%)増の809億円となりました。当社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を96億円(14.6%)上回る757億円となりました。

 

事業別セグメントの外部顧客への売上高及びセグメント利益の状況は次のとおりです。

なお、第1四半期連結会計期間より、社内組織をベースとした事業セグメントの構成の変更に基づき、従来、  「水・環境部門」に含めておりました「電装機器」を「機械部門」に含めて開示しております。この変更に伴い、前第2四半期連結累計期間及び前第2四半期連結会計期間を組替再表示しております。

① 機械

当部門は農業関連商品を含む農業機械、エンジン、建設機械、電装機器等により構成されております。

当部門の売上高は前年同期比11.1%増加して6,831億円となり、売上高全体の83.4%を占めました。

国内売上高は前年同期比6.7%増の1,579億円となりました。農業機械は消費増税による反動減からの回復や排ガス規制の切り替えに伴う積極的な拡販活動が奏功し、トラクタを中心に大きく増加しました。建設機械は高水準の工事量や優遇税制の効果等により堅調に推移しました。

海外売上高は前年同期比12.5%増の5,252億円となりました。北米では、主力のトラクタは中型トラクタが減少しましたが、小型トラクタや芝刈機の伸長、並びに為替の改善でこれを補いました。建設機械、エンジンは景気回復や堅調な住宅着工を背景に拡大しました。欧州では農産物価格の下落による農用市場の低迷やユーロ安の影響はありましたが、英国や南欧等の景気回復により建設機械、エンジンが拡大し、全体では微増となりました。アジアでは中国の農業機械が当社製品に対する政府補助金の回復に加え、コンバイン、トラクタの販売増と為替改善により大きく伸長しました。タイは深刻な干ばつの影響を受けてトラクタ、耕うん機、エンジンが落ち込みましたが、コンバインの増販や為替の改善でこれを補いました。

当部門のセグメント利益は固定費の増加を国内及び中国での増販や為替の改善等で補い、前年同期比22.1%増加して1,245億円となりました。

 

 

② 水・環境

当部門はパイプ関連製品(ダクタイル鉄管、合成管、ポンプ、バルブ等)、環境関連製品(各種環境プラント等)、社会インフラ関連製品(素形材、スパイラル鋼管等)により構成されております。

当部門の売上高は前年同期比4.4%増加して1,223億円となり、売上高全体の14.9%を占めました。

国内売上高は前年同期比3.4%減の896億円となりました。パイプ関連製品はダクタイル鉄管や合成管の減少により前年を下回りました。環境関連製品は上下水処理装置が減少しましたが、運転・保守を含む水処理その他の伸長により微増、社会インフラ関連製品も素形材の拡大により増加しました。

海外売上高は前年同期比34.1%増の326億円となりました。ダクタイル鉄管の輸出拡大によりパイプ関連製品が大きく伸長しました。加えて、膜システム、海外EPC、素形材等の拡大により環境関連製品、社会インフラ関連製品も揃って前年を上回りました。

当部門のセグメント利益は国内の減販や販売費の増加等により前年同期比42.6%減少して41億円となりました。

 

③ その他

当部門は各種サービス事業、住宅機材等により構成されております。

当部門の売上高は前年同期比1.0%増加して134億円となり、売上高全体の1.7%を占めました。

当部門のセグメント利益は前年同期比4.6%減少して10億円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末(2015年3月末)比113億円減少して2兆4,656億円となりました。

資産の部では短期及び長期の金融債権やたな卸資産が増加しましたが、受取手形及び売掛金が大きく減少したほか、為替が前連結会計年度末と比べて円高となったことにより外貨建て資産の円換算額が減少しました。

負債の部では円高の影響や受取手形及び売掛金の減少に伴い、短期借入金、一年内返済予定の長期債務、長期債務を合わせた有利子負債が減少しました。

純資産は為替や株価の変動によってその他の包括損益累計額が減少しましたが、利益の積み上がりがこれを補って増加しました。株主資本比率は前連結会計年度末比1.4ポイント増加して45.8%となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは1,527億円の収入となりました。四半期純利益の増加に加え、受取債権や支払手形・買掛金等の運転資本の変動により、前年同期比805億円の収入増となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは907億円の支出となりました。海外での販売金融の拡大に伴う金融債権の増加等により、前年同期比91億円の支出増となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは392億円の支出となりました。長期債務による資金調達が大きく減少したこと等により、前年同期比626億円の支出増となりました。

これらのキャッシュ・フローに為替変動の影響を加えた結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物残高は、期首残高から198億円増加して1,329億円となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、対処すべき課題に重要な変更はありません。また、新たに生じた課題もありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費は196億円です。

 

 

(6) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設の計画は次のとおりです。

会社名
(所在地)

事業別
セグメント
の名称

設備の内容

投資予定金額

着手及び完了予定

総額

既支払額

着手

完了

クボタマニュファクチュアリング オブ アメリカ Corp.
(アメリカ ジョージア州)

機械

ユーティリティ・ビークル生産拡大のための新工場建設

63.6
  (百万US$)

7.4
(百万US$)

2015.4

2017.6