当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社及び関連会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安、原油安の影響から緩やかながらも回復基調が続いていますが、中国経済の減速など、先行きの不透明感が払拭されない状況で推移いたしました。
このような状況のもとで当社グループは、「虹技の品質」をスローガンとした、「第4次3カ年計画(平成25年~平成27年度)」の最終年度にあたり、国内事業の基盤強化のため、新規開拓、新商品の拡販に努めております。また、海外事業においては、天津虹岡鋳鋼有限公司に加えて、当社グループ第2の海外進出となるインドネシア共和国のPT.H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIA(略称:HK-PATI社)も、関係者一丸となって高品質な鋳物の本格的な供給に向けて取り組んでおります。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高92億6千万円(前年同期比 6.4%減)、営業利益 6億6千8百万円(前年同期比 58.2%増)、経常利益 5億7千万円(前年同期比 69.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億3百万円(前年同期比 40.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 鋳物関連事業
鋳型は、造船向け鋼塊造塊量の増加により、鍛鋼、厚板用鋳型の需要は好調を維持しましたが、特殊鋼用鋳型の需要が伸び悩み、売上高は前年同期を下回りました。ロールは、主要顧客先である鉄鋼各社の需要が伸び悩み、売上高は前年同期を下回りました。自動車用プレス金型鋳物は、海外物件を手がける金型メーカーは好調でしたが、国内カーメーカーの需要が前年同期に比べ減少したため、売上高は前年同期を下回りました。大型産業機械用鋳物は、工作機械業界が好調で、売上高は前年同期を上回りました。小型鋳物は、下水道鉄蓋や電線共同溝用鉄蓋は前年同期を上回りましたが、機械鋳物の需要のピークが年度後半となることから、売上高は前年同期を下回りました。デンスバーは、国内の建設機械向け需要と中国・台湾向け輸出は減少しましたが、公共工事用部材、国内工作機械向け需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みで推移しました。また、中国国内で自動車用プレス金型鋳物の生産・販売を手がける天津虹岡鋳鋼有限公司も好調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。インドネシア共和国において新たに立ち上げたHK-PATI社は、事業開始の初期コストが想定を上回り、持分法による投資損失が引き続き発生いたしました。
この結果、当事業の売上高は、80億4千5百万円(前年同期比 0.3%減)、経常利益 5億1百万円(前年同期比 51.1%増)となりました。
② その他の事業
送風機は、前年同期にあった環境関連の大型案件がなく、売上高は前年同期を下回りました。環境・省エネ商品のトランスベクターは、IT関連向け検査装置冷却用クーラー等の需要増により、売上高は前年同期を上回りました。KCメタルファイバーは、自動車販売数の減少による自動車摩擦材の需要減により、売上高は前年同期を下回りました。KCカーボンセラミックスは、アルミ関連需要が順調に推移し、売上高は前年同期並みで推移しました。環境装置事業は、前年同期のような震災復興関連の大型案件がなく、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は、12億1千4百万円(前年同期比 33.4%減)、経常利益 1億1千1百万円(前年同期比 142.5%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、122億3千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ5千9百万円増加いたしました。これは、主として商品及び製品が3億4百万円、電子記録債権が1億6千万円それぞれ増加した一方、受取手形及び売掛金が5億9千3百万円減少したことなどによります。
固定資産は、94億2千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億1千5百万円減少いたしました。これは、主として投資有価証券の時価が下落したことにより投資その他の資産が5億8百万円減少したことなどによります。
この結果、総資産は、216億6千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億5千5百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、77億5千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6千万円減少いたしました。これは、主として支払手形及び買掛金が3億2千万円減少したことなどによります。
固定負債は、33億6千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6千5百万円減少いたしました。これは、主として長期借入金が7千2百万円、繰延税金負債が1億4百万円それぞれ減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、111億2千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億2千5百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、105億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ2千9百万円減少いたしました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の41.2%から40.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ1億8千1百万円増加し、20億6千8百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、6億9千9百万円の増加(前年同四半期連結累計期間 5億2千4百万円 増加)となりました。主な内訳は、税金等調整前四半期純利益5億7千万円、減価償却費4億5千3百万円、売上債権の減少4億7千7百万円による資金の増加と仕入債務の減少3億6千3百万円、たな卸資産の増加2億9百万円、法人税等の支払9千6百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、2億4千4百万円の減少(前年同四半期連結累計期間 7億8千2百万円 減少)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2億9千1百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、2億7千8百万円の減少(前年同四半期連結累計期間 1千7百万円 増加)となりました。主な内訳は、長期借入れによる収入6億円による資金の増加と長期借入金の返済による支出7億5千6百万円、配当金の支払1億6千5百万円による資金の減少によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は3千6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループを取り巻く事業環境は、鋳物事業市場の成熟化が進むなか、競合の激化、事業環境の急激な変化、先行き不透明な経済状況など、依然として予断を許さない状況が続くものと予想されます。このような環境のもと、当社グループは、第4次3カ年計画の諸施策を着実に実行し、強固な企業体質の実現と企業価値の向上に努めてまいります。