当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が継続し、緩やかな回復基調にあるものの、米国政策動向の影響などの不安要因もあり、先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもとで当社グループは、『1.社会における「信頼」の創造』、『2.社内における「相互信頼」の醸成と「自立人」の育成』、『3.新たな領域への挑戦』を柱とする第5次3カ年計画(平成28年~平成30年度)を推進し、国内事業の基盤強化に努めてまいりました。また、海外事業においても、南通虹岡鋳鋼有限公司が、本年7月14日に開業式を行いました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高48億1千万円(前年同期比 11.7%増)となりました。 しかし、主要原材料価格の高止まりなどもあり、全社を挙げてコスト削減に取り組みましたが、損益面では営業利益3億2千5百万円(前年同期比 30.0%減)、経常利益3億7千万円(前年同期比 22.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億7千1百万円(前年同期比 26.8%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 鋳物関連事業
鋳型は、エネルギー関連の低迷で、鍛鋼、厚板用鋳型の需要は減少し、売上高は、前年同期を下回りました。ロールは、主要顧客先の国内電炉メーカーの需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。自動車用プレス金型鋳物は、国内カーメーカー向け需要が活況にあり、売上高は、前年同期を上回りました。大型産業機械用鋳物は、工作機械向けが低迷しており、売上高は、前年同期を下回りました。小型鋳物は、電線共同溝用鉄蓋が好調に推移しましたが、機械鋳物が低迷し、売上高は、前年同期並みで推移しました。デンスバーは、建設機械向け需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。中国国内で自動車用プレス金型鋳物の生産・販売を手がける天津虹岡鋳鋼有限公司は、引き続き好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は、40億5百万円(前年同期比 5.6%増)、セグメント利益 3億3千8百万円(前年同期比 32.8%減)となりました。
② その他の事業
送風機は、民間設備投資に動きが出始め、売上高は、前年同期を上回りました。環境・省エネ商品のトランスベクターは、製鉄関連向けが低迷しており、売上高は、前年同期を下回りました。環境装置事業は、大型案件の受注活動に努めたことにより、売上高は、前年同期を大きく上回りました。KCメタルファイバー及びKCカーボンセラミックスも、前年同期を上回りました。
この結果、当事業の売上高は、8億4百万円(前年同期比 56.6%増)、セグメント利益 4千5百万円(前年同期比 75.4%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、148億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億6千7百万円増加いたしました。これは、主として現金及び預金が13億9千5百万円、電子記録債権が3億4千万円増加した一方、受取手形及び売掛金が9億6千8百万円減少したことなどによります。
固定資産は、112億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億2千1百万円増加いたしました。
この結果、総資産は、260億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億8千9百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、101億3千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億1千8百万円増加いたしました。これは、主として短期借入金が7億2千6百万円、支払手形及び買掛金が3億4百万円増加したことなどによります。
固定負債は、44億4千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億3千7百万円増加いたしました。これは、主として長期借入金が9億3千7百万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、145億8千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億5千5百万円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、114億7千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ6千6百万円減少いたしました。これは、主として為替換算調整勘定の減少等によりその他の包括利益累計額が8千6百万円減少したことなどによります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の39.3%から35.7%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は5千9百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に著しい
変更があったものは、次のとおりであります。
(新設)
南通虹岡鋳鋼有限公司(海外子会社)において、前連結会計年度末において計画中であった鋳物生産設備については、製造設備の一部が完了し、操業を開始しております。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因につきましては、平成29年6月28日に提出の前事業年度有価証券報告書「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。
また、経営戦略の現状と見通しにつきましても、現在のところ重要な変更事項はありません。