第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

 イ. 財政状態

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、136億5千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億8千4百万円減少いたしました。これは、主として環境関連事業大型案件の回収が進んだことなどにより受取手形及び売掛金が16億2百万円減少したことなどによります。

固定資産は、119億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億9百万円増加いたしました。

これは、主として投資有価証券が3億2千6百万円、有形固定資産が2億8千5百万円増加したことなどによります。

この結果、総資産は、256億4千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億7千5百万円減少いたしました。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、96億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億6千8百万円減少いたしました。これは、主として短期借入金が7億8千5百万円、支払手形及び買掛金が3億7千4百万円減少したことなどによります。

 固定負債は、36億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億2千万円増加いたしました。これは、主として繰延税金負債が1億7千6百万円増加したことなどによります。

 この結果、負債合計は、132億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億4千8百万円減少いたしました。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、124億3千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ2千6百万円減少いたしました。

 この結果、総資産が減少したことにより、自己資本比率は、前連結会計年度末の37.8%から39.5%となりました。

 

 ロ. 経営成績

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により各国経済が減速する中、国内でも緊急事態宣言発令により経済活動が大きく停滞し、緊急事態宣言の解除後は段階的に経済活動を再開しつつあるものの新型コロナウイルスの第2波到来等、引き続き先行きは不透明な状況となっております。

 このような状況のもとで当社グループは、当社の技術を活かした個別製品においての一層の販売力強化や原価低減、生産性の向上に努めてまいりました。また、2019年度を初年度とする『誇り』をキーワードとした第6次3カ年計画を推進し、既存事業の収益構造の改革や新たな分野の開拓、新しい製品の開発、財務体質の更なる強化などの取組みを進めてまいりました。

 しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が鉄鋼や自動車、産業機械分野などに大きく波及したことにより、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高 42億3千5百万円(前年同期比 22.5%減)、営業利益 8千万円(前年同期比 57.9%減)、経常利益 9千1百万円(前年同期比 46.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 1千5百万円(前年同期比 86.5%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

  ① 鋳物関連事業

 鋳型は、高付加価値製品の受注に努めましたが、エネルギー及び造船関連の外部環境は低調で鍛造鋼塊用鋳型は低迷し、自動車及び航空機関連の外部環境の悪化により特殊鋼用鋳型の需要は減少し、売上高は、前年同期並みで推移しました。ロールは、主要顧客先の国内高炉メーカーの需要減少により、売上高は、前年同期を下回りました。自動車用プレス金型鋳物は、新車開発の延期や凍結が相次ぎ、売上高は、前年同期を下回りました。大型産業機械用鋳物は、工作機械向けや鍛圧機械向けが低迷し、売上高は、前年同期を下回りました。小型鋳物は、下水道鉄蓋の受注拡大に努めましたが、電線共同溝用鉄蓋における工事着工のずれ込みや機械鋳物の減少により、売上高は、前年同期を下回りました。デンスバーは、油圧機器や建設機械など各主要業界向けの需要減速を受け、売上高は、前年同期を下回りました。海外事業の天津虹岡鋳鋼有限公司、南通虹岡鋳鋼有限公司は、中国経済の減速や競合の激化により、売上高は、前年同期を下回りました。

 この結果、当事業の売上高は、37億3千3百万円(前年同期比 20.7%減)、セグメント利益 1億3千3百万円(前年同期比 34.2%減)となりました。

 

  ② 環境関連事業

 環境装置事業は、大口案件やメンテナンス工事の受注件数が減少し、売上高は、前年同期を下回りました。

 この結果、当事業の売上高は、5千8百万円(前年同期比 60.8%減)、セグメント損失 2千9百万円(前年同四半期はセグメント損失 4千3百万円)となりました。

 

  ③ その他

 送風機は、民間設備投資の縮小の影響を受け、厳しい受注環境となり、売上高は、前年同期を下回りました。環境・省エネ商品のトランスベクターは、大口受注があったものの、鉄鋼業界の落ち込みによる鉄鋼関連向けの需要減少により、売上高は、前年同期並みで推移しました。KCメタルファイバー及びKCカーボンセラミックスは、自動車産業の低迷により需要が減少し、売上高は、前年同期を下回りました。

 この結果、当事業の売上高は、4億4千2百万円(前年同期比 27.3%減)、セグメント利益 3千5百万円(前年同期比 52.4%減)となりました。

 

 なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 (2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 (3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません

 

 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 (5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は7千9百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 (6) 経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因につきましては前事業年度の有価証券報告書「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。

 

 (7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

なお、当第1四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は67億6千6百万円、現金及び預金の残高は20億9千5百万円となっております。

当社は、将来の資金需要に対して安定的、機動的かつ効率的な資金調達を可能にするため金融機関11社と総額65億円の特定融資枠契約を締結しております(借入実行残高23億4千万円、借入未実行残高41億6千万円)。

新型コロナウイルスの感染拡大により急激な景気変動が起これば、資金面でも影響を懸念されますが、この特定融資枠契約によりリスクヘッジをしております。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。