第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況の分析

当第2四半期累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令等により社会経済活動が大幅に制限されたことで、企業収益や雇用環境は大幅に悪化したことから極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言の解除後は、徐々に回復の兆しがみられるものの、感染症の再拡大が懸念され、いまだ厳しい状況が続いております。海外におきましても、各国間の通商問題や新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念の高まりなど、先行き不透明な状況が続いております。

鋳造業界をとりまく経営環境は、主要需要先である産業機械関連向け製品及び自動車向け製品をはじめ大半の需要分野で受注の減少を余儀なくされております。さらに主原料である鉄スクラップ価格は、国内需給の緩和により安値で推移しましたが、第1四半期累計期間を底に上昇しており、加えてエネルギー価格、鋳物副資材価格などの高止まりから、依然として厳しい状況にあります。

このような経営環境の中で、当社の2021年3月期第2四半期累計期間の業績は、売上高は、自動車関連向けの部品をはじめとして全ての部品が大きく減少したことにより1,663百万円(前年同期比824百万円減、33.1%減)となりました。利益面につきましては、原価低減など収益改善活動に努めましたが、営業損失211百万円(前年同期営業損失78百万円)、経常損失99百万円(前年同期経常利益11百万円)、四半期純損失76百万円(前年同期四半期純利益28百万円)となりました。

なお、当社は、鋳物事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載は行っておりません。

 

(2)財政状態の状況の分析

当第2四半期末における総資産は、8,514百万円(前期末比1,533百万円の増加)となりました。

流動資産は、電子記録債権の減少551百万円、売掛金の減少117百万円、現金及び預金の増加388百万円、その他の流動資産の減少26百万円等により2,462百万円(前期末比288百万円の減少)となりました。

固定資産は、投資不動産の増加1,719百万円、投資有価証券の増加89百万円、ソフトウエア仮勘定の減少42百万円等により、6,052百万円(前期末比1,821百万円の増加)となりました。

流動負債は、短期借入金の増加100百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加106百万円、支払手形の減少100百万円、未払金の減少27百万円等により、1,949百万円(前期末比46百万円の増加)となりました。

固定負債は、長期借入金の増加1,301百万円、繰延税金負債の増加72百万円等により3,210百万円(前期末比1,366百万円の増加)となりました。

純資産の残高は、3,354百万円(前期末比120百万円の増加)となりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前事業年度末に比べ388百万円増加し、1,103百万円となりました。

「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、464百万円(前年同四半期と比較し、63百万円の増加)の収入となりました。主な内訳は税引前四半期純損失66百万円、投資有価証券売却益97百万円、売上債権の減少額711百万円および仕入債務の減少額117百万円等を計上したためであります。

「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、1,555百万円(前年同四半期と比較し、1,563百万円の減少)の支出となりました。これは投資有価証券の取得による支出532百万円および投資有価証券の売却による収入839百万円、投資不動産の取得による支出1,726百万円が主なものであります。

「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、1,479百万円(前年同四半期と比較し、1,865百万円の増加)の収入となりました。これは長期借入れによる収入1,900百万円および長期借入金の返済による支出492百万円が主なものであります。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 経営成績に重要な影響を与える要因

当社を取り巻く環境は、主要取引先である小型建設機械業界、自動車業界の受注が激減することにより、当社の操業度の大幅な低下を招くことがあります。それにより、収益の大幅な減少を余儀なくされ、当社の経営に与える影響が非常に大きいと認識しております。

 

(8) 主要な設備

新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。

   新設

当社は、下記のとおり固定資産(収益性不動産)を取得いたしました。

 ①設備の内容     土地及び建物 (投資不動産)

 ②物件名(所在地)  VORT新小岩(東京都葛飾区)

 ③土地面積         397.55㎡ (区分所有割)

 ③建物面積         512.68㎡

 ④取得価額         1,719百万円

 ⑤取得時期       2020年8月

 

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。