第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安の定着が続くなか企業収益や雇用環境の改善が見られるものの、中国及びアジア新興国経済の減速、原油価格の大幅下落、欧州・中東の地政学的リスクの高まりなど依然として先行き不透明な状況にあります。
わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界におきましては、軽自動車税の増税の影響などによる国内販売の低迷を反映し、主要需要家である自動車業界の生産活動は低調に推移いたしました。
このような経営環境下、当社グループは全社を挙げて収益の確保、生産性の向上及びコスト削減に取り組みました。
しかしながら、当社グループを取り巻く需要環境は厳しく、販売数量は81千トンとなり、売上高は11,573百万円(前年同四半期比4.5%減)となりました。
損益につきましては、主に売上高が減少したことにより、営業利益は136百万円(前年同四半期比40.4%減)、経常利益は156百万円(前年同四半期比37.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は97百万円(前年同四半期比39.8%減)と減益となりました。
事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。
まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は47千トン、売上高は7,179百万円(前年同四半期比2.1%減)となりました。
次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は34千トン、売上高は4,394百万円(前年同四半期比8.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は14,474百万円となり、前連結会計年度末に比べ249百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が212百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が216百万円並びに原材料及び貯蔵品が172百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は7,432百万円となり、前連結会計年度末に比べ340百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が300百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が369百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が318百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は7,041百万円となり、前連結会計年度末に比べ90百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が67百万円増加したこと及び自己株式が22百万円減少したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度において計画中であった㈱サンユウのみがき棒鋼生産管理システムは、仕様の改良により完了予定時期が平成28年1月から平成28年度にずれ込む見込みです。
なお、設備投資金額につきましては、重要な変更はありません。