第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間において、国内では政府による各種政策により設備投資や雇用環境の改善が見られましたが、海外では中国経済の減速、英国のEU離脱問題及び中東の地政学的リスクの高まりなどの懸念要因が顕在化いたしました。

わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界におきましては、主要需要家である自動車業界の生産活動が、熊本地震及び国内販売低迷の影響を受けたため、低調に推移いたしました。

このような経営環境下、当社グループは全社を挙げて収益の確保、生産性の向上及びコスト削減に取り組みました。

しかしながら、当社グループを取り巻く需要環境は厳しく、販売数量は54千トンとなり、売上高は7,417百万円(前年同四半期比3.7%減)と減収となりました。

損益につきましては、売上高は減少したものの、エネルギーコストをはじめとするコスト削減等に努めると共に、全社一丸となって生産性の向上に継続的に取り組むことで売上総利益率が改善したことから、営業利益は126百万円(前年同四半期比66.1%増)、経常利益は139百万円(前年同四半期比47.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88百万円(前年同四半期比57.2%増)と増益となりました。

 

事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。

まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は31千トン、売上高は4,698百万円(前年同四半期比2.4%減)となりました。

次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は23千トン、売上高は2,719百万円(前年同四半期比6.0%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は13,595百万円となり、前連結会計年度末に比べ335百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が141百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が125百万円並びに商品及び製品が169百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は6,419百万円となり、前連結会計年度末に比べ393百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が336百万円減少したことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は7,176百万円となり、前連結会計年度末に比べ58百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が58百万円増加したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、994百万円となり、前第2四半期連結累計期間末に比べ7百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は430百万円(前年同四半期比263百万円の収入増)となりました。これは主に、仕入債務が288百万円減少したことにより資金が減少しましたが、売上債権が125百万円、たな卸資産が265百万円それぞれ減少したことや減価償却費225百万円の計上により資金が増加したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は255百万円(前年同四半期比170百万円の使用増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により資金が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は33百万円(前年同四半期比114百万円の使用減)となりました。これは主に、新たな長期借入が500百万円ありましたが、借入金の返済496百万円や配当金の支払30百万円により資金が減少したことによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。