(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国の政権運営や英国のEU離脱問題など先行き不透明感は依然としてあるものの、日本政府による各種政策や好調な企業業績により、設備投資や雇用環境の改善が継続し、景気は緩やかな回復基調が続きました。
わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界におきましては、主要需要家である自動車業界の生産活動は、前年度下半期から引き続き堅調に推移いたしました。
このような経営環境下、当社グループは全社を挙げて販売数量の拡大とコスト削減に取り組んだ結果、販売数量は29千トンとなり、売上高は4,186百万円(前年同四半期比12.5%増)となりました。
損益につきましては、材料(鋼材)価格値上の影響があったものの、製品価格への転嫁及び販売数量拡大に努め、併せて固定費を始めとするコスト削減等に取り組んだ結果、営業利益118百万円(前年同四半期比198.1%増)、経常利益129百万円(前年同四半期比162.8%増)となりました。また、平成29年4月1日付で完全子会社の株式会社サンユウ九州を吸収合併したことに伴い繰延税金資産を追加計上した影響により、親会社株主に帰属する四半期純利益は267百万円(前年同四半期比830.7%増)となりました。
事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。
まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は16千トンとなり、売上高は2,645百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。
次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は13千トンとなり、売上高は1,541百万円(前年同四半期比13.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は14,374百万円となり、前連結会計年度末に比べ447百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が180百万円並びに受取手形及び売掛金が193百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は6,862百万円となり、前連結会計年度末に比べ221百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が176百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が389百万円、短期借入金が200百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は7,511百万円となり、前連結会計年度末に比べ225百万円増加いたしました。これは利益剰余金の増加によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。