(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国の通商政策及び中東の地政学的リスクなどの懸念要因があったものの、政府による経済政策や好調な企業業績により、雇用・所得環境の改善が継続し、景気は緩やかな回復基調が続きました。
わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界におきましては、主要需要家である自動車業界の生産活動は、引き続き堅調に推移いたしました。一方でタイトな需給環境を背景として素材の値上げが実施されましたが、これによる収益悪化を回避するべく、当社グループは全社を挙げて収益の確保に取り組みました。
販売面では、新規取引先の開拓に努力し販売数量の拡大に取り組んだ結果、販売数量は63千トンとなり、売上高は9,120百万円(前年同四半期比11.0%増)となりました。
損益につきましては、販売数量の拡大による売上総利益の増加及び経費の増加抑制に努めました。また、素材価格値上げに関しては自助努力のみでの吸収が困難なことから、お客様のご理解を得ながら製品価格への転嫁に注力いたしております。この結果、営業利益は265百万円(前年同四半期比21.5%増)、経常利益は279百万円(前年同四半期比16.4%増)となりました。なお、前第2四半期連結累計期間においては、完全子会社の株式会社サンユウ九州を吸収合併したことによる繰延税金資産の計上に伴い税効果適用後の税金費用が軽減しましたが、当第2四半期連結累計期間は格別の特殊要因がないため、親会社株主に帰属する四半期純利益は190百万円(前年同四半期比43.5%減)となりました。
事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。
まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は35千トン、売上高は5,530百万円(前年同四半期比7.4%増)となりました。
次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は28千トン、売上高は3,590百万円(前年同四半期比17.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は14,422百万円となり、前連結会計年度末に比べ47百万円減少いたしました。これは主に、原材料及び貯蔵品が58百万円増加したものの、有形固定資産が21百万円、長期貸付金が37百万円、繰延税金資産が36百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は6,622百万円となり、前連結会計年度末に比べ185百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が210百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は7,799百万円となり、前連結会計年度末に比べ137百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,101百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は441百万円(前年同四半期比107百万円の収入増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益274百万円や減価償却費225百万円の計上により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は160百万円(前年同四半期比125百万円の使用減)となりました。これは主に、有形固定資産及び無形固定資産の取得により資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は273百万円(前年同四半期比150百万円の使用増)となりました。これは主に、長期借入金の返済210百万円や配当金の支払54百万円により資金が減少したことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。