第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境は小康状態を保ちましたが、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速などにより、全般的に悪化傾向を辿りました。

わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界の主要需要家の生産活動は、上記要因の影響を受けると共に、自動車業界では消費税増税等の、また建産機業界では台風災害等の影響を受けて、何れも低調に推移いたしました。

このような経営環境下、当社は2018年11月5日に子会社化した大阪ミガキ株式会社の株式を連結経営の深化に資するべく2019年5月16日に追加取得(15.5%、累計67.5%)すると共に、当社グループは全社を挙げて収益の確保に取り組みました。

販売面では、大阪ミガキ株式会社のグループ化による販売数量の拡大に加え、新規取引先・新規案件の開拓に努めましたが、主要需要家の生産活動低下の影響を補うには至らず、販売数量は96千トンと前年同四半期比1千トン減少しました。一方、前年度の素材価格値上げの販売価格への転嫁に引続き注力した結果、売上高は15,574百万円(前年同四半期比9.7%増)となりました。

損益につきましては、販売数量の減少、並びに生産減に伴うトン当たり製造・販売コストの上昇から、営業利益は328百万円(前年同四半期比19.9%減)、経常利益は354百万円(前年同四半期比12.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は183百万円(前年同四半期比29.3%減)となりました。

 

事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。

まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は59千トン、売上高は10,320百万円(前年同四半期比19.9%増)となりました。

次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は37千トン、売上高は5,254百万円(前年同四半期比6.0%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は16,614百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,015百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が885百万円、受取手形及び売掛金が584百万円、有形固定資産が224百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は7,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,875百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,256百万円、短期借入金が154百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が276百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は8,683百万円となり、前連結会計年度末に比べ140百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が95百万円増加しましたが、非支配株主持分が222百万円減少したことによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。