第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け各種の経済活動の多くが制限されたことから、国内経済が急速に悪化する厳しい環境となりました。

当社の主要需要家である自動車業界の生産活動は、工場の稼働停止や減産措置により大きく下振れし、また、建産機業界におきましても自動車業界と同様に厳しい状況が続いております。

このような経営環境下、当社は顧客への営業訪問活動の自粛及び生産調整のため工場の一時稼働停止により、当社の販売数量及び生産数量も大幅な落ち込みを余儀なくされる一方、新規案件の開拓、外注加工の内製化、固定費の削減及び在庫水準の適正化に取り組みました。

これらの結果、販売数量は20千トン(前年同四半期比39.3%減)、売上高は3,460百万円(前年同四半期比35.6%減)となり、損益につきましては売上高の減少とトン当たり製造経費の上昇に伴い、営業損失101百万円(前年同四半期は営業利益211百万円)、経常損失84百万円(前年同四半期は経常利益222百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は130百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益124百万円)となりました。

 

事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。

まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は14千トンとなり、売上高は2,484百万円(前年同四半期比31.1%減)となりました。

次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は6千トンとなり、売上高は975百万円(前年同四半期比44.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は15,662百万円となり、前連結会計年度末に比べ713百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が720百万円増加いたしましたが、受取手形及び売掛金が965百万円、商品及び製品が146百万円、原材料及び貯蔵品が165百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は7,183百万円となり、前連結会計年度末に比べ529百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が400百万円増加いたしましたが、支払手形及び買掛金が964百万円減少したことによるものであります。

当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は8,479百万円となり、前連結会計年度末に比べ183百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金の減少によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、当社の主要需要家である自動車業界及び建産機業界の需要が大きく下振れしたことにより、生産、受注及び販売の実績が前年同四半期に比べて著しく減少しております。

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

前年同四半期比(%)

生産実績(百万円)

2,324

△41.2

受注実績(百万円)

957

△45.4

受注残高(百万円)

50

△52.5

販売実績(百万円)

3,460

△35.6

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。