第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大が各種の経済活動に多大な影響を及ぼしたことから厳しい状況となりました。

わが国のみがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線業界の主要需要家である自動車業界では、上半期にかけて工場の稼働停止や減産措置により生産活動は大きく下振れしましたが、10月以降において活動水準は急速に回復してきております。

このような経営環境下、当社は新規案件の開拓、外注加工の内製化、諸経費の削減及び在庫水準の適正化に取り組みましたが、活動水準の低下とそれに伴う工場の一時稼働停止により、当社の販売数量及び生産数量も大幅な落ち込みを余儀なくされ、販売数量は71千トン(前年同四半期比25.3%減)となり、売上高も12,049百万円(前年同四半期比22.6%減)となりました。

損益につきましては、売上高の減少と相対的な固定費負担の増大が影響し、営業損失は32百万円(前年同四半期は営業利益328百万円)となりましたが、営業外収益において雇用調整助成金の計上等があり、経常利益は133百万円(前年同四半期比62.3%減)となりました。一方、債務保証損失引当金繰入額や法人税等の計上により、親会社株主に帰属する四半期純損失は16百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益183百万円)となりました。

 

事業部門ごとの経営成績は、次のとおりであります。

まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は44千トン、売上高は8,077百万円(前年同四半期比21.7%減)となりました。

次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は27千トン、売上高は3,971百万円(前年同四半期比24.4%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は16,284百万円となり、前連結会計年度末に比べ92百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が1,346百万円増加いたしましたが、受取手形及び売掛金が564百万円、商品及び製品が412百万円、原材料及び貯蔵品が346百万円、有形固定資産が194百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は7,668百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が460百万円増加いたしましたが、支払手形及び買掛金が312百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が53百万円、賞与引当金が110百万円それぞれ減少したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は8,615百万円となり、前連結会計年度末に比べ47百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が減少したことによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、当社の主要需要家である自動車業界及び建産機業界の需要が大きく下振れしたことにより、生産、受注及び販売の実績が前年同四半期に比べて著しく減少しております。

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

    至 2020年12月31日)

前年同四半期比(%)

生産実績(百万円)

8,368

△26.3

受注実績(百万円)

3,995

△22.9

受注残高(百万円)

91

35.5

販売実績(百万円)

12,049

△22.6

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。