第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として収まらず、経済活動や個人消費が制限される厳しい状況が続いておりますが、製造業を中心に一部で持ち直しの動きが見られるなど明るい兆しもあり、ワクチン接種の浸透などにより経済活動が回復基調に乗ることが期待されます。

当社の主要需要家である自動車業界の生産活動は、半導体不足による弱含みがあるものの総じて堅調に推移しており、また、建産機業界におきましても回復傾向の状況が続いております。

このような経営環境下、当社グループは全社を挙げて販売数量の拡大に努めるとともに、材料価格値上げに伴う販売単価への転嫁に注力し、収益の確保に取り組みました。

これらの結果、販売数量は29千トン(前年同四半期比44.0%増)、売上高は5,080百万円(前年同四半期比46.8%増)となり、損益につきましては売上高の増加とトン当たり製造経費の減少に伴い、営業利益227百万円(前年同四半期は営業損失101百万円)、経常利益252百万円(前年同四半期は経常損失84百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は141百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失130百万円)となりました。

 

事業部門ごとの業績は、次のとおりであります。

まず、みがき棒鋼部門におきましては、販売数量は18千トンとなり、売上高は3,462百万円(前年同四半期比39.4%増)となりました。

次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、販売数量は11千トンとなり、売上高は1,618百万円(前年同四半期比65.8%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は17,789百万円となり、前連結会計年度末に比べ525百万円増加いたしました。これは主に、電子記録債権が111百万円、商品及び製品が123百万円、原材料及び貯蔵品が287百万円それぞれ増加したことによるものであります。

当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は8,914百万円となり、前連結会計年度末に比べ408百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が471百万円増加したことによるものであります。

当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は8,875百万円となり、前連結会計年度末に比べ116百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、当社の主要需要家である自動車業界及び建産機業界の需要が回復したことにより、生産、受注及び販売の実績が前年同四半期に比べて著しく増加しております。

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)

前年同四半期比(%)

生産実績(百万円)

3,570

53.6

受注実績(百万円)

1,617

68.8

受注残高(百万円)

86

72.3

販売実績(百万円)

5,080

46.8

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。