第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

(継続企業の前提に関する重要事象等)

当社は前期2020年3月期に投資有価証券の売却により、最終当期純利益を確保したものの、営業損失やマイナスの営業キャッシュ・フローを計上しました。2021年3月期においては、2020年4月1日に株式会社なごみ設計を子会社化し、売上増や営業利益の黒字化を目指して取り組んでおりましたが、コロナショックの影響が長引き、想定以上にニッケル事業をはじめとする売上の落ち込みが続いており、2021年3月期第1四半期においては、当社グループとして営業損失、四半期純損失を計上しております。このため「継続的な営業損失又は営業キャッシュ・フローのマイナス」が見込まれ、2021年3月期第1四半期においては、継続企業の前提に関する重要事象等が存在しております。当社グループはこの状況を一刻も早く解消するために、銀行等をはじめとする、新たな資金調達も念頭に置きながら、新規事業の実現化に向けて日々邁進しております。また、子会社化した株式会社なごみ設計におきましても、戦略的な事業拡大を推進しております。

なお資金計画においては、重要な不確実性は認められないため、継続企業の前提に関する注記の必要はないものと判断しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、当社グループは、当第1四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期等との比較については記載しておりません。

 

(1)経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による政府の緊急事態宣言発令により、不要不急の外出自粛等で経済活動が制限され、食品・衛生用品等の生活必需品以外で消費に急ブレーキがかかりました。緊急事態宣言解除後も依然として感染拡大が続いており収束時期や経済に与える影響の大きさは先行きの見通せない状況が続いております。

このような状況の中で、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高228百万円、営業損失75百万円、経常損失61百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失63百万円となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

①ニッケル事業

販売数量が減少したことにより、売上高は119百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は6百万円となりました。

②不動産事業

賃料収入のみが計上されたことにより、売上高は4百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は0.2百万円となりました。

③教育事業

大規模な学習塾校舎閉鎖による影響で、売上高は1百万円、セグメント損失(営業損失)は3百万円となりました。

④リフォーム関連事業

前期工事受注の繰越高があったことで、売上高は102百万円、セグメント損失(営業損失)は0.8百万円となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は2,008百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金806百万円、商品及び製品874百万円であります。固定資産は207百万円となりました。主な内訳は、のれん95百万円であります。

当第1四半期連結会計期間末の負債につきましては、流動負債は135百万円となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金73百万円であります。固定負債は、79百万円となりました。

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、2,001百万円となり、自己資本比率は90.3%となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

  (5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2020年3月26日の取締役会決議によって、2020年4月1日付で株式会社なごみ設計の全株式を株式会社エルアイイーエイチから取得し、子会社化いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。