第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  (継続企業の前提に関する重要事象等)

2020年4月1日に「株式会社なごみ設計」を100%子会社化し、売上増や営業利益の黒字化を目指して取り組んでおりましたが、コロナウイルスの影響が長引いたため、通常の営業ができず、想定以上に売上の落ち込みが続き、2021年3月期においても、当社グループとして営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。このため、「継続的な営業損失又は営業キャッシュ・フローのマイナス」が見込まれ、2022年3月期第3四半期においても、継続企業の前提に関する重要事象等が存在しております。当社グループは、この状況を改善するために第6回新株予約権行使および第三者割当増資による資金調達を行ない2021年11月20日に春日部市においてスーパーマーケットをオープンいたしました。

また、子会社化した株式会社なごみ設計におきましても、体質を改善して当社の不動産事業などの情報を活用し幅広い営業を展開しながら、事業拡大を推進しております。

なお、資金計画においては、重要な不確実性は認められないため、継続企業の前提に関する注記の必要は無いものと判断しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

a.財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ712百万円増加し2,619百万円となりました。これは主に新株予約権の行使による現金及び預金の増加等によるものであります。固定資産は前事業年度末に比べ244百万円増加し352百万円となりました。これはスーパーマーケットの出店による固定資産購入分等であります。

当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、流動負債は前事業年度末に比べ81百万増加し、215百万円となりました。これは主に未払金の増加で、スーパーマーケットの出店に伴う固定資産購入費用等の支払時期が翌第4四半期となったためであります。固定負債は前事業年度末に比べ2百万円減少し、80百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べ878百万円増加し、2,676百万円となりました。これは主に新株予約権の行使および第三者割当増資により資本金と資本剰余金が増加したこと等によるものであります。

 

b.経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、半導体などの部品供給不足の影響があるものの、コロナウ   イルス感染防止対策の効果もあり、経済活動も徐々に活性化し始めておりましたが、新たなオミクロン変異株の   感染拡大が予測され、経済活動の停滞や景気後退など先行きは極めて不透明な状況で推移しました。

このような状況の下、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、売上高751百万円   (前年同四半期10.9%減)、営業損失229百万円(前年同四半期営業損失183百万円)、経常損失212百万円(前年同四半期経常損失150百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失217百万円(前年同四半期純損失156百万円)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

  ① ニッケル事業

前年同期に比べニッケル価額が上昇したことにより、売上高は520百万円(前年同四半期382百万円、36.3%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は109百万円(前年同四半期セグメント利益46百万円、138.4%増)となりました。

 

  ② 不動産事業

賃貸料収入のみ計上されたため、売上高は5百万円(前年同四半期178百万円、96.9%減)となりました。セグメント損失(営業損失)は13百万円(前年同四半期セグメント利益23百万円)となりました。

  ③ 教育事業

フランチャイズのロイヤルティーのみの計上のため、売上高は1百万円(前年同四半期4百万円、69.7%減)    となりました。セグメント損失(営業損失)は、19百万円(前年同四半期セグメント損失15百万円)となりました。

  ④ スーパーマーケット関連事業

2021年11月下旬に事業を開始し、営業日数も少ないため、売上高は43百万円となりました。そのため、前年との比較はありません。セグメント損失(営業損失)は、75百万円となりました。

  ⑤ リフォーム関連事業

新型コロナウイルスの影響が長引き、売上高は180百万円(前年同四半期277百万円 35.0%減)となりました。セグメント損失(営業損失)は、15百万円(前年同四半期セグメント損失25百万円)となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(4)主要な設備

当第3四半期連結会計期間において、重要な設備の新設として、春日部市にスーパーマーケットをオープンしたことにより、店舗設備等が238百万円となりました。

 

  (5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し 

当第3四半期連結累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年11月12日開催の取締役会において、株式会社エルアイイーエイチを割当予定先とする新株式の発行をし、割当予定先との間で募集株式の総数引受契約書を締結することを決議し、同日付で本契約を締結しておりましたが、2021年11月29日付で第三者割当による払込が完了しました。

  本第三者割当増資の概要は以下の通りです。

 払込期日

 2021年11月29日

 発行新株式数

 16,000,000株

 発行価額

 1株につき30円

 調達資金の額

 480,000,000円

  資本組入額

 1株につき15円

  資本組入額の総額

 240,000,000円

  募集又は割当方法

 第三者割当の方法による。

  割当先

 株式会社エルアイイーエイチ