当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調が続いております。海外においては、アメリカの景気は回復が続いており、アジアでは中国の景気は減速し、消費の伸びがやや低下しています。インドの景気は持ち直しているなど世界の景気は、アジア新興国等において弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復しています。
このような環境のなかで、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高72,206百万円(前年同四半期比10.1%増)、営業利益1,819百万円(前年同四半期比280.4%増)、経常利益1,236百万円(前年同四半期は経常利益45百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益872百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失107百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ダイカスト事業 日本
国内では、主要顧客である自動車メーカーにおいて、昨年の消費増税以来続く販売不振、また、今年4月の軽自動車税引き上げによる国内販売の減速が続いています。一方で円安と原油安が続いていることを背景に、北米市場向けを中心とした輸出は好調を維持しています。当社もこれらの影響を受け受注量は減少傾向にあるものの、主に地金市況の影響により、売上高は31,157百万円(前年同四半期比2.7%増)となりました。収益面においては、主に減価償却費の増加等により、セグメント利益は1,056百万円(前年同四半期比5.7%減)となりました。
② ダイカスト事業 北米
北米では、アメリカでの過去最高水準となる自動車販売の影響を受けて受注が増加したことに加え、部品の新規立ち上がりや、円安基調にある為替換算影響等により、売上高は23,776百万円(前年同四半期比24.7%増)となりました。収益面においては、増収効果に加え生産性改善等の施策によりアメリカ工場が黒字化したこと等により、セグメント利益は470百万円(前年同四半期はセグメント損失608百万円)となりました。
③ ダイカスト事業 アジア
中国では、主要顧客である日系自動車メーカーにおいて、経済減速などにより自動車市場の伸び率が鈍化した影響に加え、市場の需要変化を主要因とした販売減少が重なり、当社でもこの影響を受けているものの、円安基調にある為替換算影響等により売上は微増となりました。インドでは、新規部品の量産開始効果により売上が増加しました。この結果、アジアでの売上高は13,618百万円(前年同四半期比4.9%増)となりました。収益面においては、中国における受注減少の影響があったものの、インド工場における収益改善等により、セグメント利益は106百万円(前年同四半期比56.4%増)となりました。
④ アルミニウム事業
アルミニウム事業においては、受注量は前年同四半期とほぼ同水準であるものの、販売価格が上昇したことにより、売上高は2,590百万円(前年同四半期比10.5%増)となりました。収益面においては、使用原材料価格の下落及び原価低減活動による効果等により、セグメント利益は149百万円(前年同四半期はセグメント損失33百万円)となりました。
⑤ 完成品事業
完成品事業においては、主要販売先である半導体関連企業のクリーンルーム物件や通信会社のデータセンター向け物件等の受注により、売上高は1,063百万円(前年同四半期比22.2%増)となりました。収益面においては、増収及び原価低減活動による効果等により、セグメント利益は41百万円(前年同四半期はセグメント損失12百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ548百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には6,337百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間と比較して5,223百万円増加して8,897百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,228百万円(前年同四半期比1,224百万円増)、減価償却費7,520百万円(前年同四半期比1,536百万円増)、たな卸資産の増減額(△は増加)777百万円(前年同四半期は△495百万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間と比較して354百万円増加して7,767百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出7,783百万円(前年同四半期比380百万円増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、584百万円(前年同四半期は資金の獲得1,670百万円)となりました。これは主に借入金など有利子負債の減少額305百万円(前年同四半期は有利子負債の増加1,932百万円)によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、242百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。