当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、政府による各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調が続いております。海外においては、アメリカの景気は回復が続いており、アジアでは中国の景気は減速し、消費の伸びが概ね横ばいとなっています。インドの景気は緩やかに回復しているなど世界の景気は、アジア新興国等において弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復しています。
このような環境のなかで、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高107,119百万円(前年同四半期比6.6%増)、営業利益2,885百万円(前年同四半期比246.2%増)、経常利益1,835百万円(前年同四半期比489.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,552百万円(前年同四半期比897.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ダイカスト事業 日本
国内では、主要顧客である自動車メーカーにおいて、消費増税以来続く販売不振、軽自動車税引き上げによる国内販売の減速が続いています。一方で円安と原油安が続いていることを背景に、北米市場向けを中心とした輸出は好調を維持しています。当社もこれらの影響を受け受注量は減少傾向にあるものの、主に地金市況の影響により、売上高は47,242百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。収益面においては、主に減価償却費の増加等により、セグメント利益は1,787百万円(前年同四半期比12.4%減)となりました。
② ダイカスト事業 北米
北米では、過去最高水準となる自動車販売の影響を受け受注が増加し、また、部品の新規立ち上がりや、円安基調にある為替換算、地金市況の影響などもあり、売上高は34,510百万円(前年同四半期比18.8%増)となりました。収益面においては、増収効果に加え生産性改善等の施策によりアメリカ工場が黒字化したこと等により、セグメント利益は875百万円(前年同四半期はセグメント損失1,320百万円)となりました。
③ ダイカスト事業 アジア
中国では、主要顧客である日系自動車メーカーの車種別販売動向等の影響を受け受注は減少しましたが、円安基調にある為替換算影響等により、円貨では売上は微増となりました。インドでは、新規部品の量産開始効果により売上が増加しました。この結果、アジアでの売上高は20,102百万円(前年同四半期比1.1%増)となりました。収益面においては、インド工場における収益改善等の影響や中国における原価低減活動の効果があったものの、中国での受注減少の影響が大きく、セグメント利益は5百万円(前年同四半期比97.4%減)となりました。
④ アルミニウム事業
アルミニウム事業においては、受注量は前年同四半期と比べ若干減少したものの、販売価格が上昇したことにより、売上高は3,805百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。収益面においては、使用原材料価格の下落及び原価低減活動による効果等により、セグメント利益は229百万円(前年同四半期はセグメント損失27百万円)となりました。
⑤ 完成品事業
完成品事業においては、主要販売先である半導体関連企業のクリーンルーム物件や通信会社のデータセンター向け物件等の受注により、売上高は1,459百万円(前年同四半期比12.7%増)となりました。収益面においては、増収及び原価低減活動による効果等により、セグメント利益は59百万円(前年同四半期比244.7%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、357百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。