【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数 11社(前連結会計年度14社)

主要な連結子会社の名称

 東邦契島製錬㈱

 ㈱ティーディーイー

 安中運輸㈱

 契島運輸㈱

 東邦キャリア㈱

 ㈱中国環境分析センター

 CBH Resources Ltd.

従来、連結子会社であったCobar Operations Pty Ltd.、Endeavor Operations Pty Ltd.及びBroken Hill Operations Pty Ltd.(いずれもCBH Resources Ltd.の子会社)は、その全保有株式を譲渡したため、当連結会計年度において連結の範囲から除外しております。

 

(2) 主要な非連結子会社の名称等

主要な非連結子会社

 東邦亜鉛香港有限公司

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社4社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用の関連会社数

0社(前連結会計年度1社)

従来、持分法適用関連会社であったAbra Mining Pty Ltd.は、豪州会社法に基づく任意管理手続(Voluntary Administration)開始に伴い、同社に対する実質的な影響力がなくなったことにより当社の関連会社に該当しなくなったため、当連結会計年度において持分法の適用範囲から除外しております。

 

(2) 持分法を適用していない関連会社のうち、主要な会社等の名称

該当事項はありません。

 

(3) 持分法を適用していない非連結子会社4社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうちCBH Resources Ltd.等5社の決算日は12月31日であります。

連結財務諸表作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に発生した連結会社間の重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。その他の連結子会社の決算日は連結決算日と同一であります。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

② デリバティブ

時価法

③ 棚卸資産

主として商品、製品、半製品、仕掛品及び原材料については先入先出法(一部移動平均法)による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)、貯蔵品については移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

主として定額法によっております。

② 無形固定資産(リース資産を除く)

鉱業権

主として生産高比例法により償却しております。

その他

主として定額法によっております。なお、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

③ リース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

④ 長期前払費用

均等償却をしております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

売上債権・貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 金属鉱業等鉱害防止引当金

金属鉱業等鉱害対策特別措置法に規定する特定施設の使用終了後における鉱害防止費用の支出に備えるため、同法第7条第1項の規定により石油天然ガス・金属鉱物資源機構に積立てることを要する金額相当額を計上しております。

③ 環境対策引当金

「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」により、今後発生が見込まれるPCB廃棄物の処理費用に充てるため、その所要見込額を計上しております。また、土地改良事業に係る費用の支出に充てるため、その所要見込額を計上しております。

④ 関係会社債務保証損失引当金

関係会社の債務保証等に係る損失に備えるため、損失負担見込額を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しております。

③ 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理方法

未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整のうえ、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

④ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

① 製錬

同事業においては主に亜鉛、鉛、銀などの非鉄金属製品の販売を行っております。収益の認識時点については、物品に対する支配が顧客に移転した時点で履行義務が充足されるものであり、引渡し時点で収益を計上しております。これらの製品の販売による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として6ヵ月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

② 環境・リサイクル

同事業においては主に酸化亜鉛などの販売を行っております。収益の認識時点については、物品に対する支配が顧客に移転した時点で履行義務が充足されるものであり、引渡し時点で収益を計上しております。これらの製品の販売による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として6ヵ月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

③ 資源

同事業においては亜鉛精鉱、鉛・銀精鉱の販売を行っております。収益の認識時点については、物品に対する支配が顧客に移転した時点で履行義務が充足されるものであり、引渡し時点で収益を計上しております。これらの製品の販売による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として6ヵ月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

④ 電子部材・機能材料

同事業は電子部品、プレーティング(メッキ)製品、電解鉄、機器部品などの販売を行っております。収益の認識時点については、物品に対する支配が顧客に移転した時点で履行義務が充足されるものであり、引渡し時点で収益を計上しております。なお、一部の製品においては、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、製品の国内の販売において、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。これらの製品の販売による収益は、原則、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。当社グループが支配を獲得していないと判断した有償支給品を使用した製品については、顧客との契約に係る取引価格から有償支給品に係る金額を控除して測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として6ヵ月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

⑤ その他

防音建材製品の販売や、土木・建築・プラントエンジニアリング事業などから構成されます。防音建材製品の収益の認識時点については、物品に対する支配が顧客に移転した時点で履行義務が充足されるものであり、引渡し時点で収益を計上しております。これらの製品の販売による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として6ヵ月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。土木・建築・プラントエンジニアリング事業の収益の認識時点については、履行義務は一定期間にわたり充足される履行義務であり、契約期間にわたる工事の進捗に応じて充足されるものであります。よって同事業においては工事の進捗度に応じて収益を計上しております。なお、進捗度の測定は、発生原価が履行義務の充足における企業の進捗度に寄与及び概ね比例していると考えられることから、発生原価に基づくインプット法によっております。これらの工事による収益は、顧客との請負工事契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は、契約条件に従い、概ね履行義務の進捗に応じて段階的に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

 

(6) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理によっております。また、金利スワップについて特例処理の条件を充たしている場合には特例処理を採用しております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

a ヘッジ手段…金属先渡取引

ヘッジ対象…国際相場の影響を受ける原料・製品等

b ヘッジ手段…金利スワップ

ヘッジ対象…借入金利息

c ヘッジ手段…為替予約取引

ヘッジ対象…為替相場の影響を受ける製品

③ ヘッジ方針

原料・製品等の価格変動リスク、金利変動リスク及びキャッシュ・フロー変動リスクの低減のためヘッジを行っております。

④ ヘッジの有効性評価の方法

金属先渡取引及び為替予約取引については、ヘッジ開始時から有効性判定時までの期間において、ヘッジ対象及びヘッジ手段の相場変動の累計を比較する方法等により、ヘッジの有効性を判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略しております。

 

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1.繰延税金資産の回収可能性

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

繰延税金資産(繰延税金負債との相殺前)

1,055

1,095

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。

収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度及び繰戻・繰越期間における課税所得を見積っております。

将来の課税所得の見積りに使用した将来の事業計画の主要な仮定は、金属相場や為替相場といった市況の状況及び販売数量などに関する情報であります。

当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

2.退職給付債務の算定

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

退職給付に係る資産(東邦亜鉛)

1,843

1,982

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループには、確定給付制度を採用している会社が存在します。確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。数理計算上の主要な仮定は、割引率及び年金資産の期待運用収益率であり、割引率は年度末時点における長期国債の利回りを基に決定しております。年金資産の期待運用収益率は保有している年金資産のポートフォリオや過去の運用実績、運用方針及び市場の動向等を基に決定しております。

主要な仮定である割引率及び長期期待運用収益率について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する退職給付に係る資産、退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

3.亜鉛製錬事業における固定資産の減損

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産及び無形固定資産

13,965

4,596

減損損失

7,383

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社の事業用資産の資産グループは、管理会計上の区分ごとにグルーピングしております。減損の兆候がある資産グループについては減損損失を認識するかどうかを判定し、減損損失を認識すべきと判定した場合には帳簿価額を回収可能価額まで減額して減損損失を計上しております。回収可能価額は使用価値又は正味売却価額のいずれか高い方の金額により測定しております。

当連結会計年度において、連結財務諸表「注記事項(連結損益計算書関係)」の※7.に記載のとおり、亜鉛製錬事業に係る固定資産について減損損失(7,383百万円)を計上いたしました。当該損失の測定においては、回収可能価額を正味売却価額により算定しております。その算定における主要な仮定は、不動産については不動産鑑定士による鑑定評価額に基づいており、土地の比準価格、建物の再調達原価、土地及び建物の減価率などであります。また、動産については外部専門家による評価額に基づいており、対象資産における売却見込額であります。

当該見積り及び当該仮定について、将来の市況の変化等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において追加の減損損失(特別損失)が発生する可能性があります。

 

 

(会計方針の変更)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。

法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。

また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

ほか、関連する企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告及び移管指針の改正

 

(1) 概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組の一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 

(2) 適用予定日

2028年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書)

前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「環境対策費」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」に表示していた「環境対策費」557百万円及び「その他」408百万円は、「その他」965百万円として組み替えております。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めておりました「その他の引当金の増減額(△は減少)」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた4,955百万円は、「その他の引当金の増減額(△は減少)」5,333百万円、「その他」△378百万円として組み替えております。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1.受取手形、売掛金及び契約資産のうち顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額、その他流動負債のうち契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 3.(1)契約資産及び契約負債の残高等」に記載しております。

 

※2.非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

投資その他の資産「投資有価証券」

6,947

百万円

1

百万円

投資その他の資産「その他」

7

3

 

 

※3.土地再評価法の適用

「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31日公布法律第34号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(平成11年3月31日改正)に基づき事業用の土地の再評価を行い、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

「土地の再評価に関する法律」及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」に定める再評価の方法については、土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める地方税法(昭和25年法律第226号)第341条第10号の土地課税台帳又は同条第11号の土地補充課税台帳に登録されている価格に合理的な調整を行って算定する方法により算出しております。

再評価を行った年月日・・・2000年3月31日

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

再評価を行った土地の期末における時価が再評価後の帳簿価額を下回った場合の差額

7,480

百万円

1,502

百万円

 

 

※4.担保資産及び担保付債務

(1) 担保に供している資産(工場財団担保)

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

建物及び構築物

3,024

百万円

1,546

百万円

機械装置及び運搬具他

3,897

1,871

土地

11,776

8,737

18,698

12,155

 

(注)上記資産には銀行取引に係る根抵当権(極度額1百万円)が設定されております。

 

(2) 担保付債務

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

1年内返済予定の長期借入金

943

百万円

469

百万円

長期借入金

4,867

4,693

5,810

5,162

 

 

 

5.保証債務

下記の会社について、金融機関等からの借入に対し債務保証を行っております。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

Abra Mining Pty Ltd.

5,008

百万円

百万円

 

(注)前連結会計年度において、持分法適用関連会社であったAbra Mining Pty Ltd.の債務保証に対し、債務保証損失引当金5,008百万円を計上しております。また、当連結会計年度においては、当社は当該債務保証を履行したことから、保証残高はありません。

 

※6.受取手形割引高等

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

債権流動化に伴う買戻し義務

43

百万円

百万円

 

 

※7.財務制限条項

当社における長期借入金(1年以内返済予定の長期借入金を含む)73,511百万円については、財務制限条項が付されており、次のいずれかの条項に抵触した場合、当該借入金について期限の利益を喪失する可能性があります。なお、当連結会計年度末において、財務制限条項に抵触している事実はありません。

① 2025年3月期以降、当該決算期末日における連結の貸借対照表における純資産の金額が、2024年に取りまとめた事業再生計画上の当該決算期末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額の50%を下回った場合において、当該決算公表後1ヵ月以内に、改善施策について全協定債権者の承認を得られないこと。

② 2025年3月末日を初回とし、各暦月末日における連結の貸借対照表における現金及び預金の合計額に、三菱UFJ銀行との貸出コミットメント契約の未使用貸付極度額を加算した金額を8,500百万円以上に維持すること。

③ 2025年3月期以降、各連結会計年度の連結の損益計算書における経常利益を正の数値に維持し、これを二期連続で損失としないこと。

 

8.貸出コミットメント契約

当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行と貸出コミットメント契約を締結しております。

前連結会計年度末における貸出コミットメント契約については、当連結会計年度において全取引銀行との間で債権者間協定書を締結したことに伴い、終了しております。また、当連結会計年度において三菱UFJ銀行との間で新たに貸出コミットメント契約を締結しております。

これらの契約に基づく連結会計年度末の借入未実行残高は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

貸出コミットメント契約の総額

16,000

百万円

5,000

百万円

借入実行残高

11,000

差引額

5,000

5,000

 

 

9.偶発債務

(非鉄スラグ)

当社安中製錬所が過去に出荷した非鉄スラグ製品の一部において、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過した製品があること並びに当社の管理不足により不適切な使用・混入がなされた可能性のあることが、調査の結果判明いたしました。今後も、当該製品を回収、撤去するための費用負担が発生する可能性がありますが、現時点では連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることは困難であります。

 

 

※10.国庫補助金等による固定資産圧縮記帳額

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

土地

53

百万円

53

百万円

 

 

※11.連結会計年度末日満期手形

連結会計年度末日満期手形の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理しております。

なお、前連結会計年度の末日が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日満期手形を満期日に決済が行われたものとして処理しております。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

受取手形

54

百万円

百万円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2.期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損益(△は益)が売上原価に含まれております。

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

535

百万円

790

百万円

 

 

※3.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

商品及び製品運賃諸掛

3,153

百万円

2,656

百万円

従業員給与及び賞与

1,530

1,302

退職給付費用

750

0

減価償却費

237

128

研究開発費

225

179

貸倒引当金繰入額

0

0

支払手数料

557

1,133

雑費

1,312

1,019

 

 

※4.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

340

百万円

263

百万円

 

 

※5.固定資産売却益の主なものは、建物、車両の売却によるものであります。

 

※6.固定資産除却損の主なものは、建物及び構築物、機械装置及び運搬具の除却及びその撤去費用であります。

 

 

※7.減損損失

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

場所

用途

種類

その他

オーストラリア

ニューサウスウェールズ州

資源事業資産
(ラスプ鉱山資産)

建物及び構築物、機械装置及び運搬具、鉱業権、その他

オーストラリア

ニューサウスウェールズ州

資源事業資産
(探査権)

鉱業権

群馬県安中市

機器部品事業資産

建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他

群馬県藤岡市

プレーティング事業資産

建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他

群馬県藤岡市

ソフトカーム事業資産

建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他

 

当社の資産グループは、事業用資産においては管理会計上の区分ごとに、遊休・休止資産については個別単位でグルーピングしております。

「資源」セグメントにおいて、豪州CBH Resources Ltd.が運営しているラスプ鉱山の今後の中長期事業計画を慎重に検討した結果、次期主力となる鉱体開発の経済性は低く、同鉱体開発を前提とする同鉱山の中長期事業計画は事業性を見込めないとの結論に至り、2024年まででラスプ鉱山を閉山することを意思決定しました。これに伴い、IAS第36号「資産の減損」に基づく減損テストを実施し、資源事業(ラスプ鉱山)に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(21,763百万円)を減損損失として計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物1,056百万円、機械装置及び運搬具4,144百万円、鉱業権14,906百万円並びにその他1,656百万円であります。なお、回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により算定しており、その算定における主要な仮定は見積売却価額であります。

さらに、同セグメントにおいて、探査活動が終了した案件についてその探査権の帳簿価額の全額(127百万円)を減損損失として計上いたしました。その内訳は、鉱業権127百万円であります。なお、回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により算定しており、備忘価額により評価しております。

また、「電子部材・機能材料」及び「その他」セグメントの一部の事業において、事業の撤退を決定したことから使用が見込まれなくなった固定資産につき、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(205百万円)を減損損失として計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物22百万円、機械装置及び運搬具171百万円並びにその他11百万円であります。なお、回収可能価額は正味売却価額により算定しており、備忘価額により評価しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

場所

用途

種類

その他

群馬県安中市

亜鉛製錬事業資産

建物及び構築物、機械装置及び運搬具、土地、その他

群馬県藤岡市

電子部品事業資産

機械装置及び運搬具、建設仮勘定、その他

 

当社の資産グループは、事業用資産においては管理会計上の区分ごとに、遊休・休止資産については個別単位でグルーピングしております。

「製錬」セグメントにおいて、当社の事業再生計画の一環として、高コストな事業構造となっている亜鉛製錬事業の主要設備を停止し、各種メタルの製品加工業及び亜鉛ダスト処理を中心とした金属リサイクル事業へ再編することを、2024年12月18日開催の取締役会において意思決定しました。これに伴い、亜鉛製錬事業に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(7,383百万円)を減損損失として計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物1,827百万円、機械装置及び運搬具2,120百万円、土地3,273百万円並びにその他161百万円であります。なお、回収可能価額は正味売却価額により算定しており、不動産については不動産鑑定士による鑑定評価額、動産については外部専門家による評価額に基づいた売却見込額であります。

また、「電子部材・機能材料」セグメントにおける製造設備の一部について、遊休・休止資産となっており今後の稼働も見込めないことから、当該固定資産にかかる帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(295百万円)を減損損失として計上いたしました。その内訳は、機械装置及び運搬具68百万円、建設仮勘定224百万円並びにその他1百万円であります。なお、回収可能価額は正味売却価額により算定しており、備忘価額により評価しております。

 

※8.事業再編損は、当社の亜鉛製錬事業の再編による希望退職制度の実施に伴う割増退職金や再就職支援費用等を計上したことによるものであります。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1.その他の包括利益に係る組替調整額

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

323

百万円

△10

百万円

組替調整額

△633

 

△211

 

△309

 

△222

 

繰延ヘッジ損益:

 

 

 

 

当期発生額

△1,832

 

△5,083

 

組替調整額

1,058

 

6,033

 

△773

 

949

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

271

 

521

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

968

 

112

 

組替調整額

△112

 

△184

 

855

 

△71

 

法人税等及び税効果調整前合計

44

 

1,177

 

法人税等及び税効果額

△382

 

153

 

その他の包括利益合計

△337

 

1,330

 

 

 

※2.その他の包括利益に係る法人税等及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

△309

百万円

△222

百万円

法人税等及び税効果額

108

 

52

 

法人税等及び税効果調整後

△201

 

△170

 

繰延ヘッジ損益:

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

△773

 

949

 

法人税等及び税効果額

△229

 

190

 

法人税等及び税効果調整後

△1,002

 

1,140

 

土地再評価差額金:

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

 

 

法人税等及び税効果額

 

△99

 

法人税等及び税効果調整後

 

△99

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

271

 

521

 

法人税等及び税効果額

 

 

法人税等及び税効果調整後

271

 

521

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

855

 

△71

 

法人税等及び税効果額

△262

 

10

 

法人税等及び税効果調整後

593

 

△60

 

その他の包括利益合計

 

 

 

 

法人税等及び税効果調整前

44

 

1,177

 

法人税等及び税効果額

△382

 

153

 

法人税等及び税効果調整後

△337

 

1,330

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(千株)

当連結会計年度増加
株式数(千株)

当連結会計年度減少
株式数(千株)

当連結会計年度末
株式数(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

13,585

13,585

合計

13,585

13,585

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

7

8

△8

7

合計

7

8

△8

7

 

(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加8千株は、単元未満株式の買取りによる増加0千株及び会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づく自己株式の取得による増加8千株であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の減少8千株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分によるものであります。

 

2.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月29日
定時株主総会

普通株式

1,018

75

2023年3月31日

2023年6月30日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(千株)

当連結会計年度増加
株式数(千株)

当連結会計年度減少
株式数(千株)

当連結会計年度末
株式数(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

13,585

13,585

A種優先株式(注)2

3,000

3,000

B種劣後株式(注)3

17,537

17,537

合計

13,585

20,537

34,122

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)1

7

0

7

合計

7

0

7

 

(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。

2.A種優先株式の発行済株式総数の増加3,000千株は、第三者割当による新株発行による増加であります。

3.B種劣後株式の発行済株式総数の増加17,537千株は、第三者割当による新株発行による増加であります。

 

2.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

該当事項はありません。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

現金及び預金勘定

13,409

百万円

20,979

百万円

現金及び現金同等物

13,409

20,979

 

 

※2.当連結会計年度に株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳

株式の売却によりエンデバー鉱山操業子会社(Cobar Operations Pty Ltd.及びEndeavor Operations Pty Ltd.)及びラスプ鉱山操業子会社(Broken Hill Operations Pty Ltd.)が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の主な資産及び負債の内訳並びに株式の売却価額と売却による支出は次のとおりであります。

 

流動資産

2,475

百万円

固定資産

3,794

 〃

流動負債

△2,785

 〃

固定負債

△4,875

 〃

株式売却に伴う付随費用

150

 〃

関係会社株式売却益

1,949

 〃

関係会社株式売却損

△682

 〃

株式の売却価額

27

 〃

対価として受け取った有価証券

△27

 〃

株式売却に伴う付随費用

△150

 〃

現金及び現金同等物

△80

 〃

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出

△231

 〃

 

 

(リース取引関係)

ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

有形固定資産

主として、製錬事業における貯蔵設備(構築物)であります。

② リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

(減損損失について)

リース資産に配分された減損損失はありません。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、事業計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入及びコマーシャル・ペーパーの発行により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行っておりません。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金並びに電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されています。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、適宜先物為替予約を利用してヘッジしております。

投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式及び債券であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが2ヵ月以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、適宜先物為替予約を利用してヘッジしております。

また、製錬事業等に係る営業債権債務は、LME(ロンドン金属取引所)の価格変動リスクに晒されておりますが、適宜金属先渡取引を利用してヘッジしております。

借入金は、主に運転資金(主として短期)及び設備投資(長期)に係る資金調達を目的としたものです。このうち一部は、金利の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。返済日は決算日後、最長で5年後であります。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引等、製錬事業等に係る営業債権債務のLME(ロンドン金属取引所)の価格変動リスクに対するヘッジを目的とした金属先渡取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、社内規程に従い、営業債権について、各事業部門における営業部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の社内規程に準じて、同様の管理を行っております。

デリバティブ取引については、取引相手先を高格付を有する金融機関等に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。

② 市場リスク(為替、商品価格並びに金利等の変動リスク)の管理

当社は、外貨建ての営業債権債務について、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、適宜先物為替予約等を利用してヘッジしております。また、当社は、製錬事業等に係る営業債権債務のLME(ロンドン金属取引所)の価格変動リスクを抑制するために、適宜金属先渡取引を利用しております。また、当社は、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、適宜金利スワップ取引を利用しております。

投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、市況や発行体との関係等を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

デリバティブ取引の執行・管理については、取締役を含む財務スタッフ及び各事業部でリスクを管理しており、経営陣へも取引の都度及び定期的に報告することでリスク管理に万全を期しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署及び関係会社からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2024年3月31日

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1)投資有価証券 (*2)

387

387

 資産計

387

387

(1)長期借入金 (*3)

25,068

24,902

△165

 負債計

25,068

24,902

△165

 デリバティブ取引 (*4)

(1,540)

(1,540)

 

(*1) 「現金及び預金」「受取手形、売掛金及び契約資産」「電子記録債権」「支払手形及び買掛金」「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2) 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

2024年3月31日

非上場株式

693

 

(*3) 1年内返済予定の長期借入金については、長期借入金に含めております。

(*4) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1)投資有価証券 (*2)

83

83

 資産計

83

83

(1)長期借入金 (*3)

73,511

73,447

△63

 負債計

73,511

73,447

△63

 デリバティブ取引 (*4)

(578)

(578)

 

(*1) 「現金及び預金」「受取手形、売掛金及び契約資産」「電子記録債権」「支払手形及び買掛金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2) 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

区分

当連結会計年度

2025年3月31日

非上場株式

73

 

(*3) 1年内返済予定の長期借入金については、長期借入金に含めております。

(*4) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

 

 

(注)1.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

13,402

受取手形

343

売掛金

15,158

電子記録債権

803

合計

29,708

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

20,974

受取手形

150

売掛金

9,666

電子記録債権

499

合計

31,290

 

 

2.長期借入金及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

50,727

長期借入金

7,843

11,620

2,623

943

363

1,675

合計

58,570

11,620

2,623

943

363

1,675

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

長期借入金

11,010

943

943

363

60,251

合計

11,010

943

943

363

60,251

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2024年3月31日

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

387

387

デリバティブ取引

 

 

 

 

 商品関連

8

8

資産計

387

8

396

デリバティブ取引

 

 

 

 

 商品関連

△1,549

△1,549

負債計

△1,549

△1,549

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

83

83

デリバティブ取引

 

 

 

 

 商品関連

資産計

83

83

デリバティブ取引

 

 

 

 

 商品関連

△578

△578

負債計

△578

△578

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年3月31日

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

24,902

24,902

負債計

24,902

24,902

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

73,447

73,447

負債計

73,447

73,447

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

 上場株式の時価は取引所の価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

デリバティブ取引

商品関連

これらの時価については、取引先等から提示された価格等に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

長期借入金

 これらの時価は、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2024年3月31日

 

種類

連結貸借対照表計上額(百万円)

取得原価

(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

258

87

170

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

258

87

170

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

129

77

51

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

129

77

51

合計

387

165

222

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額693百万円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

種類

連結貸借対照表計上額(百万円)

取得原価

(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

83

31

51

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

83

31

51

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

合計

83

31

51

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額73百万円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額

(百万円)

売却損の合計額

(百万円)

(1) 株式

955

636

△2

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

合計

955

636

△2

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額

(百万円)

売却損の合計額

(百万円)

(1) 株式

1,560

989

△213

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

合計

1,560

989

△213

 

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

 商品関連

前連結会計年度(2024年3月31日

区分

取引の種類

契約額等
(百万円)

契約額等の
うち1年超
(百万円)

時価
(百万円)

評価損益
(百万円)

市場取引以外の取引

金属先渡取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

 金属価格

152

△12

△12

 買建

 

 

 

 

 金属価格

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

区分

取引の種類

契約額等
(百万円)

契約額等の
うち1年超
(百万円)

時価
(百万円)

評価損益
(百万円)

市場取引以外の取引

金属先渡取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

 金属価格

 買建

 

 

 

 

 金属価格

 

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

 商品関連

前連結会計年度(2024年3月31日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等の

うち1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

金属先渡取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

 金属価格

原料・製品等

24,574

△1,648

 買建

 

 

 

 

 金属価格

原料・製品等

3,450

120

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等の

うち1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

金属先渡取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

 金属価格

原料・製品等

18,697

△580

 買建

 

 

 

 

 金属価格

原料・製品等

4,406

1

 

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。

なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3) に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

退職給付債務の期首残高

3,962

百万円

3,959

百万円

 勤務費用

281

 〃

269

 〃

 利息費用

12

 〃

23

 〃

 数理計算上の差異の発生額

△97

 〃

△219

 〃

 退職給付の支払額

△199

 〃

△490

 〃

退職給付債務の期末残高

3,959

 〃

3,541

 〃

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3) に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

年金資産の期首残高

4,825

百万円

5,803

百万円

 期待運用収益

96

 〃

116

 〃

 数理計算上の差異の発生額

870

 〃

△107

 〃

 事業主からの拠出額

210

 〃

202

 〃

 退職給付の支払額

△199

 〃

△490

 〃

年金資産の期末残高

5,803

 〃

5,524

 〃

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

退職給付に係る負債の期首残高

124

百万円

116

百万円

 退職給付費用

23

 〃

11

 〃

 退職給付の支払額

△30

 〃

△21

 〃

退職給付に係る負債の期末残高

116

 〃

106

 〃

 

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

積立型制度の退職給付債務

3,959

百万円

3,541

百万円

年金資産

△5,803

 〃

△5,524

 〃

 

△1,843

 〃

△1,982

 〃

非積立型制度の退職給付債務

116

 〃

106

 〃

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△1,727

 〃

△1,875

 〃

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

116

 〃

106

 〃

退職給付に係る資産

△1,843

 〃

△1,982

 〃

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△1,727

 〃

△1,875

 〃

 

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

勤務費用(従業員拠出額を除く)

278

百万円

266

百万円

利息費用

12

 〃

23

 〃

期待運用収益

△96

 〃

△116

 〃

数理計算上の差異の費用処理額

△112

 〃

△184

 〃

過去勤務費用の費用処理額

 〃

 〃

簡便法で計算した退職給付費用

23

 〃

11

 〃

確定給付制度に係る退職給付費用

105

 〃

1

 〃

 

(注)上記の退職給付費用以外に、当連結会計年度は割増退職金等292百万円を特別損失の事業再編損に含めて計上しております。

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

数理計算上の差異

855

百万円

△71

百万円

過去勤務費用

 〃

 〃

  合 計

855

 〃

△71

 〃

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

未認識数理計算上の差異

1,506

百万円

1,435

百万円

未認識過去勤務費用

 〃

 〃

  合 計

1,506

 〃

1,435

 〃

 

 

 

(8) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

債券

38

41

株式

51

49

生命保険一般勘定

9

8

その他

2

2

  合 計

100

100

 

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

割引率

0.6

1.3

長期期待運用収益率

2.0

2.0

一時金選択率

100.0

100.0

 

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度35百万円、当連結会計年度33百万円であります。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

 

当連結会計年度
(2025年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金 (注)2

4,473

百万円

 

29,673

百万円

資産除去債務

1,380

 

9

減価償却超過額

7,484

 

68

繰延ヘッジ損益

507

 

177

その他

6,668

 

9,226

繰延税金資産小計

20,514

 

39,153

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)2

△4,473

 

△29,673

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△14,986

 

△8,385

評価性引当額小計 (注)1

△19,459

 

△38,058

繰延税金資産合計

1,055

 

1,095

繰延税金負債

 

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△52

 

△0

海外子会社の減価償却不足額

△233

 

0

棚卸資産

△316

 

△0

退職給付に係る資産

△564

 

△623

繰延ヘッジ損益

△36

 

その他

△251

 

△31

繰延税金負債合計

△1,455

 

△654

繰延税金資産の純額

△399

 

440

繰延税金負債

 

 

 

 

 

再評価に係る繰延税金負債

△4,173

 

△3,314

 

 

(注)1.当社において発生した税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額25,200百万円が増加、減価償却費超過額に係る評価性引当額7,416百万円が減少したこと等により、評価性引当額が18,599百万円増加しております。

 

2.税務上の繰越欠損金及び繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金
(a)

4,473

4,473

百万円

評価性引当額

△4,473

△4,473

百万円

繰延税金資産

百万円

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2025年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金
(b)

29,673

29,673

百万円

評価性引当額

△29,673

△29,673

百万円

繰延税金資産

百万円

 

(b) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前連結会計年度及び当連結会計年度ともに、税金等調整前当期純損失であるため、記載を省略しております。

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

税法の改正に伴い、2026年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。

この税率の変更により、繰延税金資産(繰延税金負債の控除後)の金額は13百万円減少し、法人税等調整額が2百万円増加し、退職給付に係る調整累計額が11百万円減少しております。

また、再評価に係る繰延税金負債は99百万円増加し、土地再評価差額金が99百万円減少しております。

 

 

(企業結合等関係)

事業分離

(連結子会社(エンデバー鉱山操業子会社)の譲渡)

当社は、2024年7月31日付で連結子会社である豪州CBH Resources Ltd.の100%子会社でありエンデバー鉱山操業子会社であるCobar Operations Pty Ltd.及びEndeavor Operations Pty Ltd.の全保有株式を譲渡いたしました。

 

1.事業分離の概要
(1) 分離先企業の名称

Cobar Metals Pty Ltd.(豪州証券取引所の上場会社であるPolymetals Resources Ltd.の100%子会社)

 

(2) 分離した事業の内容

当社の資源事業(エンデバー鉱山)

 

(3) 事業分離を行った主な理由

豪州エンデバー鉱山については、鉱山ポートフォリオの見直しの一環として2020年初から休山に移行しておりました。今回の譲渡により、当社は、現在差し入れている環境保証を譲渡後も引き続き2年間継続しますが、譲渡時点に差し入れている環境保証の金額が上限となり、本取引によって同鉱山の管理義務及び閉山時に当社自らが実質的に原状回復を行う義務自体から解放され、将来の追加負担の可能性を抑制することができることになります。当社における資源事業からの早期撤退方針に資するものであることから、本取引を実施いたしました。

なお、エンデバー鉱山は分離先企業の下で再開発が行われることになります。

 

(4) 事業分離日

2024年7月31日

 

(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項

受取対価を分離先企業の親会社であるPolymetals Resources Ltd.の株式とする株式譲渡(なお、本株式の受領によって同社は当社の関係会社には該当いたしません。)

 

2.実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額

関係会社株式売却益      1,949百万円

 

(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳

流動資産

428

百万円

固定資産

1,223

 〃

資産合計

1,652

 〃

流動負債

619

 〃

固定負債

2,967

 〃

負債合計

3,586

 〃

 

 

(3) 会計処理

移転した資源事業に関する投資は清算されたものとみて、移転したことにより受け取った対価となる財の時価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を移転損益として認識しております。

 

3.分離した事業が含まれていた報告セグメント

資源セグメント

 

 

4.当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額

売上高

百万円

経常損失

201

百万円

 

 

(連結子会社(ラスプ鉱山操業子会社)の譲渡)

当社は、2024年10月31日付で連結子会社である豪州CBH Resources Ltd.の100%子会社でありラスプ鉱山操業子会社であるBroken Hill Operations Pty Ltd.の全保有株式を譲渡いたしました。

 

1.事業分離の概要
(1) 分離先企業の名称

Broken Hill Mines Pty Ltd.

 

(2) 分離した事業の内容

当社の資源事業(ラスプ鉱山)

 

(3) 事業分離を行った主な理由

豪州ラスプ鉱山については、2023年11月において、今後の中長期事業計画を慎重に検討した結果、次期主力となる鉱体開発の経済性は低く、同鉱体開発を前提とする同鉱山の中長期事業計画は事業性を見込めないとの結論に至り、2024年までで閉山することを意思決定しました。その後、当社による閉山の検討とあわせて同鉱山の売却可能性についても模索していたところ、分離先企業より提案を受け、社内で検討を進めた結果、当社自らが閉山時における原状回復やその管理を行うことに比較して中長期的な経済合理性が認められることや、当社における資源事業からの早期撤退方針に資するものであることから、本取引を実施いたしました。

なお、ラスプ鉱山は分離先企業の下で操業が継続されることになります。

 

(4) 事業分離日

2024年10月31日

 

(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項

受取対価を現金とする株式譲渡

 

2.実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額

関係会社株式売却損       682百万円

 

(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳

流動資産

2,046

百万円

固定資産

2,570

 〃

資産合計

4,617

 〃

流動負債

2,165

 〃

固定負債

1,908

 〃

負債合計

4,073

 〃

 

 

(3) 会計処理

移転した資源事業に関する投資は清算されたものとみて、移転したことにより受け取った対価となる財の時価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を移転損益として認識しております。

 

3.分離した事業が含まれていた報告セグメント

資源セグメント

 

4.当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額

売上高

6,431

百万円

経常利益

1,616

百万円

 

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

1.当該資産除去債務の概要

主に事務所の不動産賃貸契約に伴う原状回復義務等であります。

 

2.当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から5年~33年と見積り、割引率は0.3~2.1%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

3.当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日

期首残高

4,267

百万円

4,798

百万円

有形固定資産の取得に伴う増加

21

見積りの変更による増加額

187

206

時の経過による調整額

4

0

資産除去債務の履行による減少額

△15

△26

連結除外による減少額

△5,120

その他増減額(△は減少)

355

149

期末残高

4,798

百万円

29

百万円

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)

合計

製錬

環境・リサイクル

資源

電子部材・機能材料

亜鉛製品

31,628

31,628

31,628

鉛製品

29,048

29,048

29,048

電気銀

30,735

30,735

30,735

硫酸

1,366

1,366

1,366

環境・リサイクル製品

5,383

5,383

5,383

鉱石販売等

8,365

8,365

8,365

電子部品

2,242

2,242

2,242

電解鉄

1,407

1,407

1,407

防音建材

1,449

1,449

土木・建築・プラントエンジニアリング

1,753

1,753

その他

14,805

1,432

16,238

2,075

18,313

顧客との契約から生じる収益

107,583

5,383

8,365

5,082

126,414

5,277

131,692

その他の収益

△1,836

△46

994

△888

△888

外部顧客への売上高

105,747

5,336

9,359

5,082

125,525

5,277

130,803

 

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。

2.その他の収益は、「金融商品に関する会計基準」に基づくデリバティブ取引により生じる収益等が含まれております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)

合計

製錬

環境・リサイクル

資源

電子部材・機能材料

亜鉛製品

29,077

29,077

29,077

鉛製品

32,298

32,298

32,298

電気銀

37,419

37,419

37,419

硫酸

1,147

1,147

1,147

環境・リサイクル製品

6,189

6,189

6,189

鉱石販売等

6,489

6,489

6,489

電子部品

1,741

1,741

1,741

電解鉄

1,750

1,750

1,750

防音建材

84

84

土木・建築・プラントエンジニアリング

1,917

1,917

その他

11,094

1,109

12,204

1,852

14,056

顧客との契約から生じる収益

111,037

6,189

6,489

4,601

128,318

3,854

132,172

その他の収益

△6,068

164

△0

△5,904

△5,904

外部顧客への売上高

104,968

6,353

6,489

4,601

122,413

3,854

126,267

 

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、防音建材、土木・建築・プラントエンジニアリング、運輸、環境分析等を含んでおります。

2.その他の収益は、「金融商品に関する会計基準」に基づくデリバティブ取引により生じる収益等が含まれております。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

2024年3月31日

当連結会計年度

2025年3月31日

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

 

 

受取手形

427

343

電子記録債権

938

803

売掛金

15,667

15,011

 

17,033

16,158

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

 

 

受取手形

343

150

電子記録債権

803

499

売掛金

15,011

9,616

 

16,158

10,266

契約資産(期首残高)

33

147

契約資産(期末残高)

147

50

契約負債(期首残高)

83

116

契約負債(期末残高)

116

262

 

契約資産は、土木・建築・プラントエンジニアリング事業における顧客との工事請負契約について、当連結会計年度末日時点で一定期間にわたる収益を認識したものの、未請求の連結子会社の権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。当該工事請負契約に関する対価は、契約条件に従い、概ね履行義務の進捗に応じて段階的に受領しております。

契約負債は、主に各事業における販売に対する前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

前連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は75百万円であります。また、過去の期間に充足した履行義務から、前連結会計年度に認識した収益の額(主に、取引価格の変動)には重要性はありません。

当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は106百万円であります。また、過去の期間に充足した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益の額(主に、取引価格の変動)には重要性はありません。

 

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約について注記の対象に含めておりません。当該履行義務は、土木・建築・プラントエンジニアリング事業における請負工事に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

2024年3月31日

当連結会計年度

2025年3月31日

1年以内

887

1,020

1年超2年以内

127

176

合計

1,015

1,196

 

前連結会計年度末において、請負工事に係る残存履行義務に配分した取引価格の総額は1,015百万円です。当社は、当該残存履行義務について、当該工事が完成するにつれて、今後22ヵ月の間で収益を認識することを見込んでおります。

当連結会計年度末において、請負工事に係る残存履行義務に配分した取引価格の総額は1,196百万円です。当社は、当該残存履行義務について、当該工事が完成するにつれて、今後15ヵ月の間で収益を認識することを見込んでおります。