第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、四半期連結財務諸表規則)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号)に準拠して作成しております。

なお、要約四半期連結財務諸表の金額については、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

95,862

160,750

営業債権及びその他の債権

 

307,054

268,285

棚卸資産

 

227,606

192,223

契約資産

 

20,280

20,491

未収法人所得税等

 

1,740

2,595

その他の金融資産

 

15,428

9,445

その他の流動資産

 

16,578

15,668

小計

 

684,548

669,457

売却目的で保有する資産

58,232

388,633

流動資産合計

 

742,780

1,058,090

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

496,865

413,854

使用権資産

 

215,020

61,421

のれん及びその他の無形資産

 

434,102

433,865

投資不動産

 

7,779

4,659

持分法で会計処理されている投資

 

10,704

10,488

その他の金融資産

 

90,047

64,650

繰延税金資産

 

88,803

83,436

その他の非流動資産

 

5,429

6,182

非流動資産合計

 

1,348,749

1,078,555

 

 

 

 

資産合計

 

2,091,529

2,136,645

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

336,492

264,298

社債及び借入金

 

232,711

292,286

リース負債

 

34,666

19,060

契約負債

 

10,158

9,223

未払法人所得税等

 

6,159

2,287

その他の金融負債

 

7,646

6,424

引当金

 

1,731

2,218

その他の流動負債

 

85,670

84,286

小計

 

715,233

680,082

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

91,907

356,945

流動負債合計

 

807,140

1,037,027

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

 

363,379

344,808

リース負債

 

201,795

43,801

その他の金融負債

 

31,926

25,286

退職給付に係る負債

 

76,907

83,060

引当金

 

12,335

9,891

繰延税金負債

 

55,200

54,364

その他の非流動負債

 

7,710

8,516

非流動負債合計

 

749,252

569,726

負債合計

 

1,556,392

1,606,753

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

 

68,418

68,418

資本剰余金

 

278,120

278,147

自己株式

 

(48,870)

(48,871)

その他の資本の構成要素

 

(12,709)

(5,021)

利益剰余金

 

217,206

203,439

親会社の所有者に帰属する持分

 

502,165

496,112

非支配持分

 

32,972

33,780

資本合計

 

535,137

529,892

 

 

 

 

負債及び資本合計

 

2,091,529

2,136,645

 

(2)【要約四半期連結純損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結純損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

継続事業

 

 

 

売上収益

363,641

310,458

売上原価

 

(244,780)

(213,771)

売上総利益

 

118,861

96,687

 

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

(108,392)

(99,320)

その他の収益

10

726

792

その他の費用

10

(1,084)

(1,238)

営業利益(損失)

 

10,111

(3,079)

 

 

 

 

金融収益

11

2,033

5,910

金融費用

11

(2,502)

(5,652)

持分法による投資損失

 

(131)

(94)

関連会社に対する持分の処分益

15

10,977

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

20,488

(2,915)

法人所得税費用

 

(6,274)

(1,063)

継続事業からの四半期利益(損失)

 

14,214

(3,978)

 

 

 

 

非継続事業

 

 

 

非継続事業からの四半期利益(損失)

16

(223)

1,532

 

 

 

 

四半期利益(損失)

 

13,991

(2,446)

 

 

 

 

四半期利益(損失)の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

 

 

継続事業

 

14,200

(3,829)

非継続事業

 

(1,312)

110

合計

 

12,888

(3,719)

 

 

 

 

非支配持分

 

 

 

継続事業

 

14

(149)

非継続事業

 

1,089

1,422

合計

 

1,103

1,273

 

 

 

 

四半期利益(損失)

 

13,991

(2,446)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

1株当たり四半期利益(円)

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(損失)

 

 

 

継続事業

12

48.95

(13.20)

非継続事業

12

(4.53)

0.38

合計

12

44.42

(12.82)

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益(損失)

 

 

 

継続事業

12

44.34

(13.20)

非継続事業

12

(4.08)

0.38

合計

12

40.26

(12.82)

 

 

 

 

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

四半期利益(損失)

 

13,991

(2,446)

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品の公正価値の純変動

 

(896)

2,508

確定給付制度の再測定

 

(3,198)

(877)

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

(4,094)

1,631

 

 

 

 

純損益にその後振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

(7,448)

4,533

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分

 

(601)

1,815

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

(3)

(1)

純損益にその後振り替えられる可能性のある項目合計

 

(8,052)

6,347

 

 

 

 

税引後その他の包括利益

 

(12,146)

7,978

 

 

 

 

四半期包括利益

 

1,845

5,532

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

882

4,201

非支配持分

 

963

1,331

四半期包括利益

 

1,845

5,532

 

 

 

 

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品の公正価値の純変動

確定給付

制度の

再測定

在外営業

活動体の

換算差額

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分

2019年4月1日 残高

 

68,418

277,584

(48,899)

12,112

(2,659)

234

会計方針の変更による累積的

影響額

 

会計方針の変更を反映した

2019年4月1日 残高

 

68,418

277,584

(48,899)

12,112

(2,659)

234

四半期利益(損失)

 

その他の包括利益

 

(847)

(3,198)

(7,322)

(575)

四半期包括利益

 

(847)

(3,198)

(7,322)

(575)

自己株式の取得

 

(2)

自己株式の処分

 

株式に基づく報酬取引

 

208

23

配当金

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループへの振替

 

(96)

支配が継続している子会社に対する持分変動

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,198

所有者との取引額等合計

 

208

21

(96)

3,198

2019年6月30日 残高

 

68,418

277,792

(48,878)

11,169

(9,981)

(341)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

利益剰余金

合計

 

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループ

その他

合計

2019年4月1日 残高

 

22

4,749

14,458

222,095

533,656

33,511

567,167

会計方針の変更による累積的

影響額

 

58

58

103

161

会計方針の変更を反映した

2019年4月1日 残高

 

22

4,749

14,458

222,153

533,714

33,614

567,328

四半期利益(損失)

 

12,888

12,888

1,103

13,991

その他の包括利益

 

(61)

(3)

(12,006)

(12,006)

(140)

(12,146)

四半期包括利益

 

(61)

(3)

(12,006)

12,888

882

963

1,845

自己株式の取得

 

(2)

(2)

自己株式の処分

 

株式に基づく報酬取引

 

(356)

(356)

352

227

227

配当金

(10,153)

(10,153)

(1,025)

(11,178)

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループへの振替

 

96

支配が継続している子会社に対する持分変動

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,198

(3,198)

所有者との取引額等合計

 

96

(356)

2,842

(12,999)

(9,928)

(1,025)

(10,953)

2019年6月30日 残高

 

57

4,390

5,294

222,042

524,668

33,552

558,220

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品の公正価値の純変動

確定給付

制度の

再測定

在外営業

活動体の

換算差額

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分

2020年4月1日 残高

 

68,418

278,120

(48,870)

6,256

(23,757)

(2,686)

会計方針の変更による累積的

影響額

 

会計方針の変更を反映した

2020年4月1日 残高

 

68,418

278,120

(48,870)

6,256

(23,757)

(2,686)

四半期利益(損失)

 

その他の包括利益

 

2,508

(877)

4,031

1,679

四半期包括利益

 

2,508

(877)

4,031

1,679

自己株式の取得

 

(1)

自己株式の処分

 

(0)

0

株式に基づく報酬取引

 

26

配当金

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループへの振替

 

(10)

支配が継続している子会社に対する持分変動

 

1

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

877

所有者との取引額等合計

 

27

(1)

877

(10)

2020年6月30日 残高

 

68,418

278,147

(48,871)

8,764

(19,726)

(1,017)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

利益剰余金

合計

 

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループ

その他

合計

2020年4月1日 残高

 

3,879

3,599

(12,709)

217,206

502,165

32,972

535,137

会計方針の変更による累積的

影響額

 

会計方針の変更を反映した

2020年4月1日 残高

 

3,879

3,599

(12,709)

217,206

502,165

32,972

535,137

四半期利益(損失)

 

(3,719)

(3,719)

1,273

(2,446)

その他の包括利益

 

580

(1)

7,920

7,920

58

7,978

四半期包括利益

 

580

(1)

7,920

(3,719)

4,201

1,331

5,532

自己株式の取得

 

(1)

(1)

自己株式の処分

 

0

0

株式に基づく報酬取引

 

(1,109)

(1,109)

983

(100)

(100)

配当金

(10,154)

(10,154)

(518)

(10,672)

売却目的保有に分類される非流動資産又は処分グループへの振替

 

10

支配が継続している子会社に対する持分変動

 

1

(5)

(4)

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

877

(877)

所有者との取引額等合計

 

10

(1,109)

(232)

(10,048)

(10,254)

(523)

(10,777)

2020年6月30日 残高

 

4,469

2,489

(5,021)

203,439

496,112

33,780

529,892

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

20,488

(2,915)

非継続事業からの税引前四半期利益

16

384

4,025

税引前四半期利益

 

20,872

1,110

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

 

24,419

24,493

減損損失

 

190

受取利息及び受取配当金

 

(1,203)

(1,167)

支払利息

 

1,772

1,612

持分法による投資損益(益)

 

131

94

関連会社に対する持分の処分益

15

(10,977)

有形固定資産処分損益(益)

 

172

176

営業債権及びその他の債権の増減額(増加)

 

34,023

39,556

棚卸資産の増減額(増加)

 

(12,294)

(6,939)

営業債務及びその他の債務の増減額(減少)

 

(13,959)

(28,069)

退職給付に係る負債の増減額(減少)

 

5,173

5,366

その他

 

(6,397)

9,757

小計

 

41,732

46,179

利息の受取額

 

375

304

配当金の受取額

 

976

925

利息の支払額

 

(1,198)

(1,551)

法人所得税等の支払額

 

(7,312)

(6,357)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

34,573

39,500

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の増減額(増加)

 

347

(524)

有形固定資産の取得による支出

 

(15,323)

(16,752)

有形固定資産の処分による収入

 

258

35

無形資産の取得による支出

 

(2,243)

(2,497)

投資不動産の処分による収入

 

59

子会社の売却による収入

 

1,830

短期貸付金の増減額(増加)

 

(528)

814

長期貸付金による支出

 

(285)

(7)

長期貸付金の回収による収入

 

280

17

投資の取得による支出

 

(27,009)

(16,008)

投資の売却及び償還による収入

15

39,962

16,009

その他

 

(1,368)

(425)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

(5,850)

(17,508)

 

 

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

配当金の支払額

(10,153)

(10,154)

非支配持分への配当金の支払額

 

(1,025)

(518)

短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額(減少)

 

16,247

67,695

長期借入金の調達による収入

 

30,028

長期借入金の返済による支出

 

(47,696)

(23,937)

リース負債の支払額

 

(8,697)

(10,053)

非支配持分からの子会社持分取得による支出

 

(5)

その他

 

(2)

(42)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

(51,326)

53,014

 

 

 

 

現金及び現金同等物の増減額(減少)

 

(22,603)

75,006

現金及び現金同等物の期首残高

 

141,421

95,862

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

(998)

1,627

売却目的保有資産に含まれる現金及び現金同等物の増減額

20

(11,745)

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

117,840

160,750

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 株式会社LIXILグループ(以下、当社)は、日本に所在する株式会社であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、当社グループ)、並びにその関連会社に対する持分により構成されております。当社グループは、注記「5.事業セグメント」に記載のとおり、ウォーターテクノロジー事業、ハウジングテクノロジー事業、ビルディングテクノロジー事業及び住宅・サービス事業等を主要な事業内容とし、関連するサービス等の事業活動を展開しております。

 なお、当社は2020年6月に、従来「流通・小売り事業」に含めていた、当社の子会社である株式会社LIXILビバを売却することを決定したため、要約四半期連結財務諸表の作成上、同社の事業を非継続事業に分類しております。

 

2.作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨

 当社の要約四半期連結財務諸表は四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

なお、当社の要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成されていることから、年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 

(2)要約四半期連結財務諸表の承認

 当社の2020年6月30日に終了する第1四半期の要約四半期連結財務諸表は、2020年8月28日に代表執行役瀬戸欣哉及び最高財務責任者松本佐千夫によって承認されております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

 当社の要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円としております。

 

(4)重要な会計上の見積り及び判断の利用

 要約四半期連結財務諸表の作成において、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定することが義務付けられております。実際の結果は、その性質上、これらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの変更は、見積りが見直された会計期間及び将来の会計期間において影響を与えております。

 見積り及び判断を行った項目のうち、当社の要約四半期連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与えている項目は、原則として前連結会計年度と同様であります。なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、注記「4.追加情報」に記載のとおりであります。

 

(5)組替

 前連結会計年度の第4四半期連結会計期間において、当社の子会社であるPermasteelisa S.p.A.及び同社子会社の事業を非継続事業に分類しております。また、当第1四半期連結会計期間において、当社の子会社である株式会社LIXILビバの事業を非継続事業に分類しております。

 非継続事業に分類した事業に係る損益は、要約四半期連結純損益計算書において継続事業からの利益の後に法人所得税費用控除後の金額で区分表示しております。非継続事業に分類した事業に関して、前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結純損益計算書、前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書並びに関連する要約四半期連結財務諸表注記を一部組み替えて表示しております。なお、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フローは、継続事業及び非継続事業の両事業から発生したキャッシュ・フローの合計額で表示しております。

 

3.重要な会計方針

 当社の要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一であります。

 また、要約四半期連結純損益計算書の作成において、法人所得税費用は見積年次実効税率を基に算定しております。

 

4.追加情報

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて

 

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済及び社会活動が急激に停滞したことに伴い、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績に与える影響についてもより顕著となりました。

 

国内事業においては、生産・物流・調達などのサプライチェーンは概ね通常通り稼働しているものの、販売面においては、社会的距離の確保が必要とされる環境の中でどうしても居住中の住宅での施工が避けられないリフォーム向け商品の受注の落ち込みが大きいことなどに加え、当社ショールームへの来場者を制限せざるをえなかったことによる成約率の伸び悩みなどもあり、2020年4月~6月累計の国内拠点における売上収益は前年同期比12%の減少となりました。また、足元の7月度についても出荷状況の動向から概ね前年同期比15%ほどの減少を見込んでおり、上半期は引き続き厳しい状況が続くものと予想しております。

 

海外事業においては、ロックダウン(都市封鎖)も徐々に解除され、各地域における経済活動も段階的に再開の方向に向かっております。そのような状況の中で、2020年4月~6月累計の海外拠点における売上収益は全体では前年同期比22%の減少となっておりますが、地域ごとにばらつきがみられ、6月度においては現地通貨ベースで北米地域及び欧州・中東・アフリカ地域については前年同期比でプラスに転じたものの、中国地域は減少、とりわけアジア太平洋地域については概ね30%を超える減少と厳しい状況となっております。なお、足元の7月度においては、回復が著しい北米地域及び欧州・中東・アフリカ地域を中心に更に良化をみせ、海外拠点全体でも前年同期比でプラスに転じるものと見込んでおります。

 

上記のような足元の状況を踏まえ、国内・海外のいずれにおいても、新型コロナウイルス感染症拡大に関連した様々な社会的・経済的影響が与える今後の当社グループの業績への影響を注視する必要があります。

 

このような状況の中、新型コロナウイルス感染症の影響については会計上の見積りの参考となる前例がなく、今後の広がり方や収束時期等について統一的な見解がないため、今後の当社グループ業績への影響を予測することは極めて困難ではありますが、前連結会計年度と同様にある一定の仮定を置いた上で、繰延税金資産の回収可能性の判断や、のれん及び固定資産の減損テストの判定などの会計上の見積りを実施し、会計処理に反映しております。

一定の仮定としては、国内及び海外の大半の地域の事業は当連結会計年度の下半期のうちに新型コロナウイルス感染症拡大前の事業計画の水準まで業績の回復がみられるものとしておりますが、海外の一部地域の事業においては回復まで1年から3年の期間を要するものと想定しております。なお、一定の仮定を置くにあたっては、第1四半期連結累計期間において想定の範囲を超える事象は生じていないことから、前連結会計年度の有価証券報告書にて「(追加情報)」として開示しました内容から重要な変更はありません。

 

なお、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動への影響については不確定要素が多く、上記の仮定に状況変化が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。

 

5.事業セグメント

(1)報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、「ウォーターテクノロジー事業」、「ハウジングテクノロジー事業」、「ビルディングテクノロジー事業」及び「住宅・サービス事業等」の4区分を報告セグメントとし、報告セグメントごとの業績を執行役会又は取締役会に報告して業績管理するなどのセグメント別経営を行っております。

「ウォーターテクノロジー事業」は衛生設備、水栓金具、バスルーム、システムキッチン等を、「ハウジングテクノロジー事業」はサッシ、ドア、シャッター、内装建材類等を、「ビルディングテクノロジー事業」はカーテンウォール等を製造及び販売しております。「住宅・サービス事業等」は住宅ソリューションの提供、不動産の販売・管理等を行っております。

なお、従来「ウォーターテクノロジー事業」に分類していた一部の国内子会社において、前連結会計年度の第2四半期連結累計期間から、「ハウジングテクノロジー事業」の重要性が生じたため、当該国内子会社の報告セグメントを「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」とに分けて表示しております。

また、注記「16.非継続事業」に記載のとおり、当社の連結子会社である株式会社LIXILが保有するPermasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)の発行済株式のすべてを売却する株式譲渡契約を締結したことから、要約四半期連結純損益計算書の作成上、当第1四半期連結累計期間のペルマスティリーザ社及び同社子会社の売上収益及び損益等を非継続事業に分類するとともに、前第1四半期連結累計期間のペルマスティリーザ社及び同社子会社の売上収益及び損益等についても、非継続事業として組み替えて表示しております。このため、前第1四半期連結累計期間の報告セグメントごとの売上収益、利益及びその他の項目に関する情報は、従来ビルディングテクノロジー事業に含めていたペルマスティリーザ社及び同社子会社の売上収益及びセグメント損益を非継続事業に組み替えております。

注記「16.非継続事業」に記載のとおり、当社が保有する株式会社LIXILビバ(以下、LIXILビバ)の株式のすべてを売却すること等に関する覚書を締結したことから、要約四半期連結純損益計算書の作成上、当第1四半期連結累計期間のLIXILビバの売上収益及び損益等を非継続事業に分類するとともに、前第1四半期連結累計期間のLIXILビバの売上収益及び損益等についても、非継続事業として組み替えて表示しております。このため、前第1四半期連結累計期間の報告セグメントごとの売上収益、利益及びその他の項目に関する情報は、従来流通・小売り事業に含めていたLIXILビバの売上収益及びセグメント損益を非継続事業に組み替えております。

 

(2)報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失の算定方法

報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要な会計方針」において記載されている当社グループの会計方針と同一であります。

また、報告セグメントの損益は事業損益を使用しており、セグメント間の内部売上収益又は振替高は市場価格等に基づいております。

 

(3)報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失に関する情報

 

 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ウォーター

テクノロジー

事業

ハウジング

テクノロジー

事業

ビルディング

テクノロジー

事業

住宅・

サービス

事業等

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益(注)3

192,910

134,394

23,852

12,485

セグメント間の内部売上収益又は振替高

3,432

1,401

17

589

196,342

135,795

23,869

13,074

セグメント利益(損失)(注)1

13,426

7,456

(1,351)

917

その他の収益

 

 

 

 

その他の費用

 

 

 

 

営業利益(損失)

 

 

 

 

金融収益

 

 

 

 

金融費用

 

 

 

 

持分法による投資損失

 

 

 

 

関連会社に対する持分の処分益

 

 

 

 

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

合計

調整額

(注)2

連結

 

売上収益

 

 

 

外部顧客への売上収益(注)3

363,641

363,641

セグメント間の内部売上収益又は振替高

5,439

(5,439)

369,080

(5,439)

363,641

セグメント利益(損失)(注)1

20,448

(9,979)

10,469

その他の収益

 

 

726

その他の費用

 

 

(1,084)

営業利益(損失)

 

 

10,111

金融収益

 

 

2,033

金融費用

 

 

(2,502)

持分法による投資損失

 

 

(131)

関連会社に対する持分の処分益

 

 

10,977

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

 

20,488

(注)1.セグメント利益(損失)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した金額である事業損益を使用しております。

2.セグメント利益(損失)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主として当社及び当社の連結子会社である株式会社LIXILの人事、総務、経理等の管理部門に係る費用であります。

3.株式会社LIXILビバに対する売上収益は、従来、「セグメント間の内部売上収益又は振替高」に含まれていましたが、今後の継続事業への影響を反映するようにするため、「外部顧客への売上収益」に含めた上で、非継続事業の損益から相殺消去する方法に変更しております。なお、「外部顧客への売上収益」に含まれている株式会社LIXILビバに対する売上収益は、ウォーターテクノロジー事業で480百万円、ハウジングテクノロジー事業で756百万円であります。

 

 

 

 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ウォーター

テクノロジー

事業

ハウジング

テクノロジー

事業

ビルディング

テクノロジー

事業

住宅・

サービス

事業等

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益(注)3

162,162

116,162

21,282

10,852

セグメント間の内部売上収益又は振替高

3,302

1,162

13

410

165,464

117,324

21,295

11,262

セグメント利益(損失)(注)1

3,001

5,227

(896)

435

その他の収益

 

 

 

 

その他の費用

 

 

 

 

営業利益(損失)

 

 

 

 

金融収益

 

 

 

 

金融費用

 

 

 

 

持分法による投資損失

 

 

 

 

関連会社に対する持分の処分益

 

 

 

 

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

合計

調整額

(注)2

連結

 

売上収益

 

 

 

外部顧客への売上収益(注)3

310,458

310,458

セグメント間の内部売上収益又は振替高

4,887

(4,887)

315,345

(4,887)

310,458

セグメント利益(損失)(注)1

7,767

(10,400)

(2,633)

その他の収益

 

 

792

その他の費用

 

 

(1,238)

営業利益(損失)

 

 

(3,079)

金融収益

 

 

5,910

金融費用

 

 

(5,652)

持分法による投資損失

 

 

(94)

関連会社に対する持分の処分益

 

 

継続事業からの税引前四半期利益(損失)

 

 

(2,915)

(注)1.セグメント利益(損失)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した金額である事業損益を使用しております。

2.セグメント利益(損失)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主として当社及び当社の連結子会社である株式会社LIXILの人事、総務、経理等の管理部門に係る費用であります。

3.株式会社LIXILビバに対する売上収益は、従来、「セグメント間の内部売上収益又は振替高」に含まれていましたが、今後の継続事業への影響を反映するようにするため、「外部顧客への売上収益」に含めた上で、非継続事業の損益から相殺消去する方法に変更しております。なお、「外部顧客への売上収益」に含まれている株式会社LIXILビバに対する売上収益は、ウォーターテクノロジー事業で363百万円、ハウジングテクノロジー事業で480百万円であります。

 

6.売却目的で保有する資産及び直接関連する負債

 売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

売却目的で保有する資産

 

 

現金及び現金同等物

1,301

営業債権及びその他の債権

2,108

棚卸資産

611

有形固定資産

310

非継続事業を構成する資産

53,473

388,633

その他

429

合計

58,232

388,633

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

 

営業債務及びその他の債務

878

その他の流動負債

41

退職給付に係る負債

359

非継続事業を構成する負債

89,876

356,945

その他

753

合計

91,907

356,945

 

 前連結会計年度において、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、LIXIL Korea Inc.に係るもの、及び、非継続事業に分類したPermasteelisa S.p.A.及び同社子会社に係るものであります。また、当第1四半期連結会計期間において、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債に分類したものは、非継続事業に分類したPermasteelisa S.p.A.及び同社子会社並びに株式会社LIXILビバに係るものであります。非継続事業の概要及び非継続事業を構成する資産及び負債の主な内訳は、注記「16.非継続事業」に記載のとおりであります。

 

7.有形固定資産

有形固定資産の取得及び処分の金額は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

有形固定資産の取得

10,721

9,530

有形固定資産の処分

329

203

 

上記のほか、当第1四半期連結会計期間において、株式会社LIXILビバに係る有形固定資産を売却目的で保有する資産に分類しております。なお、分類時の有形固定資産の帳簿価額は81,833百万円であります。

 

8.配当金

 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

    配当金の支払額の内訳は、次のとおりであります。

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たりの配当額

(円)

基準日

効力発生日

2019年5月28日

取締役会

普通株式

10,153

35

2019年3月31日

2019年6月26日

 

 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

    配当金の支払額の内訳は、次のとおりであります。

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たりの配当額

(円)

基準日

効力発生日

2020年6月5日

取締役会

普通株式

10,154

35

2020年3月31日

2020年6月30日

 

(注)配当金の総額は、配当決議金額から、持分法適用関連会社が保有する当社株式に係る配当金の持分相当額を控除した金額であります。

 

9.売上収益

分解した売上収益とセグメント収益の関連は、次のとおりであります。

 

 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

連結

 

ウォーター

テクノロジー事業

ハウジング

テクノロジー事業

ビルディング

テクノロジー事業

住宅・サービス

事業等

日本

100,051

129,654

22,904

12,485

265,094

アジア

26,215

4,397

947

31,559

欧州

29,171

29,171

北米

33,178

1

33,179

その他

4,295

343

4,638

合計

192,910

134,394

23,852

12,485

363,641

 

 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

連結

 

ウォーター

テクノロジー事業

ハウジング

テクノロジー事業

ビルディング

テクノロジー事業

住宅・サービス

事業等

日本

88,647

112,871

21,013

10,852

233,383

アジア

19,850

3,155

269

23,274

欧州

22,352

5

22,357

北米

27,840

27,840

その他

3,473

131

3,604

合計

162,162

116,162

21,282

10,852

310,458

 

(注)1.グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。

2.売上収益は顧客の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。

3.北米地域における業績管理単位を見直したことに伴い、北米に属する国の範囲を一部変更しております。

4.アジア、欧州及び北米の区分に属する主な国又は地域は、次のとおりであります。

・アジア:中国、タイ、ベトナム

・欧州:ドイツ、フランス、オランダ

・北米:アメリカ、カナダ、メキシコ

 

10.その他の収益及びその他の費用

(1)その他の収益

その他の収益の内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

有形固定資産処分益

21

3

投資不動産処分益

32

その他

673

789

合計

726

792

 

(2)その他の費用

その他の費用の内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

有形固定資産処分損

191

192

減損損失

190

子会社売却損

229

その他

893

627

合計

1,084

1,238

 

11.金融収益及び金融費用

(1)金融収益

金融収益の内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

受取利息

 

 

償却原価で測定する金融資産

230

237

受取配当金

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

845

802

デリバティブ評価益

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融商品

952

為替差益(注)

4,871

その他

6

0

 合計

2,033

5,910

 

(2)金融費用

金融費用の内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

支払利息

 

 

償却原価で測定する金融負債(注)

1,233

1,067

デリバティブ評価損

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融商品

4,584

為替差損(注)

1,258

その他

11

1

 合計

2,502

5,652

 

(注)当社は一部の借入金に係る金利スワップ契約及び金利通貨スワップ契約について、ヘッジ会計を適用しております。この評価差額について、資本から純損益に振り替えられた金額は、為替差損益及び支払利息に含めております。

 

12.1株当たり利益(親会社の所有者に帰属)

 

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年6月30日)

親会社の所有者に帰属する継続事業からの四半期利益(損失)

14,200

百万円

(3,829)

百万円

親会社の所有者に帰属する非継続事業からの四半期利益(損失)

(1,312)

百万円

110

百万円

親会社の所有者に帰属する四半期利益(損失)

12,888

百万円

(3,719)

百万円

希薄化に伴う継続事業に係る四半期利益調整額

60

百万円

百万円

希薄化に伴う非継続事業に係る四半期利益調整額

百万円

百万円

希薄化後四半期利益(損失)

12,948

百万円

(3,719)

百万円

発行済普通株式の加重平均株式数

290,102,189

290,102,787

希薄化に伴う普通株式増加数

 

 

 

 

 ストック・オプションによる増加

 転換社債型新株予約権付社債による増加

31,515,607

希薄化後の普通株式の加重平均株式数

321,617,796

290,102,787

基本的1株当たり四半期利益(損失)

 

 

 

 

 継続事業

48.95

(13.20)

 非継続事業

(4.53)

0.38

 合計

44.42

(12.82)

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益(損失)(注)

 

 

 

 

 継続事業

44.34

(13.20)

 非継続事業

(4.08)

0.38

 合計

40.26

(12.82)

希薄化効果を有しないために希薄化後1株当たり四半期利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

第5回新株予約権  2,079千株

第7回新株予約権  2,530千株

第8回新株予約権     41千株

第9回新株予約権    300千株

(株式の種類は普通株式)

第7回新株予約権  2,157千株

第8回新株予約権     41千株

第9回新株予約権    300千株

2022年満期ユーロ円建転換社

債型新株予約権付社債

                 16,015千株

(株式の種類は普通株式)

 

 

 

(注)当第1四半期連結累計期間における希薄化後1株当たり四半期損失については、ストック・オプションの行使及び転換社債型新株予約権付社債の転換が1株当たり四半期損失を減少させるため、潜在株式は希薄化効果を有しておりません。

 

13.金融商品

(1)公正価値の測定方法

資本性金融商品

市場性のある株式は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場株式は、類似公開会社比較法、割引キャッシュ・フロー法等の評価技法により算定しております。算定に使用する相場価格や割引率等のインプットのうち、すべての重要なインプットが観察可能である場合はレベル2に分類し、重要な観察可能でないインプットを含む場合にはレベル3に分類しております。

その他の金融資産、

社債及び借入金、

その他の金融負債

取引先又は当社グループの信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値により算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。重要な観察可能でないインプットを含む場合にはレベル3に分類しております。

デリバティブ

取引金融機関及び評価機関から提示された割引キャッシュ・フロー法等の評価技法を使用して算定された価額等に基づいております。算定に使用する外国為替レートや割引率等のインプットのうち、すべての重要なインプットが観察可能である場合はレベル2に分類し、重要な観察可能でないインプットを含む場合にはレベル3に分類しております。

 

(2)公正価値ヒエラルキー

 公正価値のヒエラルキーは、次のように区分しております。なお、レベル間の振替は、四半期連結会計期間末日に発生したものとして認識しております。

レベル1

企業が測定日現在でアクセスできる同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)相場価格により測定された公正価値

レベル2

資産又は負債について直接又は間接に観察可能なインプットのうち、レベル1に含まれる相場価格以外により算出された公正価値

レベル3

資産又は負債についての観察可能でないインプットにより算出された公正価値

 

(3)金融商品の帳簿価額及び公正価値

 要約四半期連結財政状態計算書において、経常的に公正価値で測定されないが、公正価値の開示が要求される金融商品の帳簿価額と公正価値は、次のとおりであります。

 

 前連結会計年度(2020年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

  その他の金融資産

57,304

53,283

5,219

58,502

負債

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

  社債及び借入金

596,091

596,995

596,995

  その他の金融負債

34,825

35,133

35,133

 

 

 

 

 

 

 当第1四半期連結会計期間(2020年6月30日)

 

 

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

  その他の金融資産

26,496

20,739

5,236

25,975

負債

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

  社債及び借入金

637,094

637,707

637,707

  その他の金融負債

27,876

27,528

27,528

(注)要約四半期連結財政状態計算書に認識される金融商品の帳簿価額が公正価値と極めて近似しているものは含めておりません。

 

(4)要約四半期連結財政状態計算書において認識された公正価値の算定

 要約四半期連結財政状態計算書において、経常的に公正価値で測定されている資産及び負債の公正価値の内訳は、次のとおりであります。なお、レベル3に分類された金融商品について、当第1四半期連結累計期間においては、重要な変動は生じておりません。

 

 前連結会計年度(2020年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  資本性金融商品

36,656

5,665

42,321

  デリバティブ資産

1,346

1,346

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  デリバティブ資産

4,503

4,503

 合計

36,656

5,849

5,665

48,170

負債

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

  デリバティブ負債

4,709

4,709

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

  デリバティブ負債

38

38

 合計

4,747

4,747

 

 当第1四半期連結会計期間(2020年6月30日)

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  資本性金融商品

40,479

5,643

46,122

  デリバティブ資産

1,346

1,346

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  デリバティブ資産

131

131

 合計

40,479

1,477

5,643

47,599

負債

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

  デリバティブ負債

2,353

2,353

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

  デリバティブ負債

1,481

1,481

 合計

3,834

3,834

(注)1.資本性金融商品及びデリバティブ資産は、要約四半期連結財政状態計算書におけるその他の金融資産に計上しております。

2.デリバティブ負債は、要約四半期連結財政状態計算書におけるその他の金融負債に計上しております。

 

14.偶発債務

当社グループは、次のとおり保証を行っております。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

契約履行保証に対する債務保証(注)1

93,182

84,356

受注工事に係る訴訟等に関する請求金額(注)2

5,908

5,688

取引先に対する営業保証等の債務保証(注)3

3,058

3,089

(注)1.Permasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)及びその子会社の主に受注工事に係る契約履行義務等が債務保証の対象となっており、同社及びその子会社が営業上の契約履行義務等を履行できない場合、当該債務を負担する必要があります。

2.ペルマスティリーザ社及びその子会社は、受注工事に係る複数の訴訟や訴訟に至らないクレームを受けております。上記の金額は、当該訴訟やクレームに関連して、ペルマスティリーザ社及びその子会社が請求を受けている金額であります。これらの請求に対しては、争うもしくは見解を主張していく方針であるため、訴訟や協議の結果によっては、損失が一切発生しない可能性もありますが、その確証はなく、現時点においてその影響額は未確定であります。また、訴訟や請求の結果を現時点で予測することは不可能であります。なお、訴訟に係る詳細な開示は、訴訟に重要な影響を及ぼす可能性があるため、行わないこととしております。加えて、損害賠償金の支払が予想される訴訟に関しては引当金を計上済みであり、当該引当金は上記の金額に含んでおりません。

なお、当社は、2020年5月1日開催の取締役会において、ペルマスティリーザ社の発行済株式の100%を譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結いたしました。株式譲渡日以降は、上記のペルマスティリーザ社及びその子会社に係る偶発債務は消滅するものの、新たな偶発債務(補償)が生じます。株式譲渡日以降の新たな偶発債務の内容は、注記「16.非継続事業」に記載のとおりであります。

3.営業上の取引先に対する営業保証等が債務保証の対象となっており、取引先が支払義務を履行できない場合、当該債務を負担する必要があります。

 

15.子会社及び関連会社等

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

  株式会社建デポの株式譲渡について

(1) 株式譲渡の理由

 株式会社建デポは、プロ顧客向けの会員制建築資材卸売店舗「建デポ」を、首都圏を中心に展開しております。当社グループは「建デポ」事業を2009年に開始し、2015年には当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、LIXIL)から建デポ事業部を分社化して株式会社建デポを設立の上、事業会社への成長支援や大企業グループからの独立支援の実績を豊富に有するユニゾン・キャピタル株式会社が運用する、又はアドバイザーを務めるファンド(以下、ユニゾン・キャピタル)の資本参加により、株式会社建デポは当社の持分法適用関連会社となりました。

 LIXILは、ユニゾン・キャピタルとの協議の結果、LIXILが保有する株式会社建デポの全株式を譲渡することを決定いたしました。当社グループは、経営の効率化を図り、また財務体質を強化するため、全領域において事業ポートフォリオの最適化を図っております。本株式譲渡は、事業構造の簡素化を進め、さらなるシナジー創出と効率化を目指す当社の取り組みに合致するものであります。

 

(2) 譲渡した相手会社の名称及び株式譲渡日

譲渡した相手会社の名称

コーナン商事株式会社

株式譲渡日

2019年6月3日

 

(3) 関連会社の名称、事業内容及び当該関連会社が含まれているセグメントの名称

関連会社の名称

株式会社建デポ

事業内容

会員制建築資材卸売店舗「建デポ」の運営

セグメントの名称

流通・小売り事業

 

(4) 売却する株式の数、売却後の持分比率、売却価額及び売却損益

売却前の所有株式数

普通株式  :21,698,181株(議決権保有比率 34%)

A種類株式 :36,001,819株

売却する株式数

普通株式  :21,698,181株(議決権保有比率 34%)

A種類株式 :36,001,819株

売却後の持分比率

-%

売却価額

12,938百万円

売却損益

要約四半期連結純損益計算書において、10,977百万円の関連会社に対する持分の処分益を計上しております。

 

16.非継続事業

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

(1) Permasteelisa S.p.A.の株式譲渡について

 当社は、2020年5月1日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が保有するPermasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)の発行済株式の100%を、Atlas Holdings LLC(以下、Atlas社)に譲渡することを決定し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、本株式譲渡は、関係国の規制当局の許可が得られることを条件としております。当社は、関係国の規制当局の許可が得られる可能性が高いと判断していることから、当社の要約四半期連結財務諸表上、当該許可が得られることを前提に、ペルマスティリーザ社及び同社子会社の事業を非継続事業に分類しております。

 

① 株式譲渡の理由

 LIXILグループ(以下、当社グループ)は、世界中の人々のより豊かで快適な暮らしの実現に貢献し、持続的な競争力と成長を実現するとともに、起業家精神にあふれた企業となることを目指しております。これを達成するため、当社グループでは、迅速な意思決定ができる機動的な組織への変革を進めるとともに、将来成長と財務体質の強化をめざし、基幹事業への専念および事業間シナジーの拡大によって、生産性と効率性の向上に努めております。

 今回の株式譲渡は、こうした事業構造の簡素化と、更なるシナジーの創出および効率化を目指す当社グループの取り組みに合致するものです。

 ペルマスティリーザ社は、カーテンウォールやインテリアに係るエンジニアリング、プロジェクト管理、製造、工事において世界トップクラスの企業であります。特に、ハイエンドのカーテンウォールを事業の中核と位置付け、欧州、アジア、北米を含めた世界各国の市場において確固たる地位を築いております。

 しかしながら、近年では、その世界的なブランド力にも関わらず、ペルマスティリーザ社は事業運営上、財務上の問題を抱えていたため、当社グループと共に、成長と経営の安定性を回復させるべく、包括的な再生計画に取り組んでおりました。

 ペルマスティリーザ社の事業は、経営サイクル等の面で、当社グループの基幹事業と多くの違いがあります。それゆえ、同社の株式を譲渡することにより、当社グループは、基幹事業に経営資源を集中投資して事業間シナジーを促進し、新規事業や利益成長の高い事業にも投資できるようになり、経営の効率化と、基幹事業とは異なるリスクを低減できることが期待されます。

 これらの理由から、当社は、世界各地で製造・物流・建設など様々な事業を多角的に運営する米国のAtlas社に、ペルマスティリーザ社の全株式を譲渡する契約を締結いたしました。

 

② 譲渡する相手会社の名称及び株式譲渡の時期

譲渡する相手会社の名称

Atlas Holdings LLC

株式譲渡の時期

株式譲渡は、関係国の規制当局の許可が得られた後、速やかに実行いたします。

 

③ 子会社の名称、事業内容及び当該子会社が含まれていたセグメントの名称

子会社の名称

Permasteelisa S.p.A.

事業内容

カーテンウォール、インテリアの製造販売

セグメントの名称

ビルディングテクノロジー事業

 

④ 売却する株式の数、売却後の持分比率、売却価額及び売却後の当社グループとの関係

売却前の所有株式数

25,613,544株(持分比率:100%)

売却する株式数

25,613,544株

売却後の所有株式数

    株(持分比率: %)

売却価額

売却先の強い意向により非開示とさせていただきますが、価額は公正なプロセスを経て相手先との交渉により決定しております。

 

 

売却後の当社グループとの関係

・株式譲渡日までに発生しているペルマスティリーザ社の一定の係争事件について、株式譲渡日以降にペルマスティリーザ社が損失を被った場合、当社グループは当該損失を補償する義務があります。当該補償の金額は、最大約33百万ユーロ(約4,000百万円)であります。

株式譲渡日以降にペルマスティリーザ社で再生計画が実行された場合、その実行に当たって生じた費用のうち、当社グループが再生計画の実行に必要な費用として認めるものについては、当社グループは当該費用を補償する義務があります。当該補償の金額は、最大約64百万ユーロ(約7,800百万円)であります。

当社グループは、株式譲渡の直前において一定の資金を拠出いたしますが、当該拠出額のうち、最大100百万ユーロ(約12,100百万円)については、株式譲渡日から翌事業年度末までの間のペルマスティリーザ社のキャッシュ・フローの状況に応じて、返還されることとなります。

 

⑤ 非継続事業を構成する資産及び負債

非継続事業を構成する資産及び負債の主な内訳は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

非継続事業を構成する資産

 

 

現金及び現金同等物

6,990

9,923

営業債権及びその他の債権

19,865

16,638

棚卸資産

2,170

2,939

契約資産

13,726

12,849

その他の金融資産(流動)

3,007

2,853

その他の流動資産

4,825

3,655

繰延税金資産

2,864

2,827

その他

26

34

合計

53,473

51,718

非継続事業を構成する負債

 

 

営業債務及びその他の債務

30,776

27,547

リース負債(流動)

1,694

1,505

契約負債

37,715

37,518

その他の金融負債(流動)

1,601

462

引当金(流動)

5,435

5,559

その他の流動負債

1,783

2,261

リース負債(非流動)

2,972

3,477

退職給付に係る負債

3,633

3,666

引当金(非流動)

1,929

1,905

繰延税金負債

1,670

1,741

その他

668

730

合計

89,876

86,371

 

⑥ 非継続事業からの損益

非継続事業からの損益は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

売上収益

37,261

22,823

その他の損益

(39,791)

(23,469)

非継続事業からの税引前四半期損失

(2,530)

(646)

 

 

 

法人所得税費用

5

(156)

 

 

 

非継続事業からの四半期損失

(2,525)

(802)

 

⑦ 非継続事業から生じたキャッシュ・フロー

非継続事業から生じたキャッシュ・フローは、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(7,534)

727

投資活動によるキャッシュ・フロー

(39)

(343)

財務活動によるキャッシュ・フロー

3,758

(542)

合計

(3,815)

(158)

 

(2) 株式会社LIXILビバの株式譲渡について

 当社は、2020年6月9日開催の取締役会での決定に基づき、アークランドサカモト株式会社(以下、アークランドサカモト社)及び当社の連結子会社である株式会社LIXILビバ(以下、LIXILビバ)との間で、LIXILビバの普通株式に対しアークランドサカモト社が実施する現金対価の公開買付け(以下、本公開買付け)並びに本公開買付けの成立を条件とするLIXILビバの普通株式の株式併合及びLIXILビバの自己株式取得による当社保有のLIXILビバの全普通株式のLIXILビバへの譲渡(以下、本株式譲渡)を通じた、アークランドサカモト社によるLIXILビバの完全子会社化、その他これらに付随又は関連する取引等(総称して以下、本取引)に関する覚書(以下、覚書)を締結すると共に、アークランドサカモト社との間で本取引に関する合意書(以下、合意書)を締結いたしました。

 

① 株式譲渡の理由

 当社グループは、起業家精神にあふれた組織を構築し、持続的な競争力と成長の実現を通じて、世界中の人々のより豊かで快適な暮らしの実現に貢献することを目指しております。これを達成するため、当社グループでは、ガバナンスの強化、生産性と効率性の向上を図るため基幹事業への専念と事業間シナジーの推進、将来成長と財務体質の強化を図るための事業ポートフォリオの最適化など、事業運営における様々な変革を進めております。

 本株式譲渡は、こうした事業構造の簡素化と組織の統合を進めることで、更なるシナジーの創出及び効率化を目指す当社グループの取り組みに合致するものです。

 LIXILビバは、ホームセンターで「住生活」に関するあらゆる商品・資材・各種工事やサービスを提供している企業です。特に、大きな売場面積で、リフォームに必要な多種多様な商品の在庫を常時確保することで、プロ事業者のワンストップ仕入を可能としている点が強みであり、業界内で確固たる地位を築いております。しかしながら、日本の人口減少に伴う客数の減少や、ドラッグストアやEコマースの台頭等、競争環境の激化や消費者行動の変化といった外部環境のリスクが課題となっております。

 LIXILビバの事業は、流通・小売り事業であり、当社グループが注力する基幹事業とは異なっております。それゆえ、同社の株式を譲渡することにより、当社グループは、基幹事業に経営資源を集中投資して事業間シナジーを促進し、新規事業や利益成長の高い事業にも投資できるようになり、経営の効率化を図ることが期待されます。また、既にLIXILビバは事業面においては当社グループから独立しておりますが、本株式譲渡を通じ、資本関係においても独立することにより、当社グループはこれまで以上に高い独立性を持つサプライヤーとして、当社グループの重要な顧客である多くのホームセンター小売事業者とのビジネス上の関係を更に発展させることが期待されます。

 

② 本公開買付けの概要及び株式譲渡の方法

 当社は、当社、LIXILビバ及びLIXILビバの少数株主にとって最適なLIXILビバ普通株式の譲渡先を選定すべく、幅広い候補先を招聘した入札プロセスを実施し、各候補先から提示された条件等を総合的に慎重に検討した結果、当社の経済価値最大化の観点のみならず、本取引に必要な資金調達をはじめとする本取引執行の確実性の観点等においても優れたアークランドサカモト社が最適な売却先であるとの結論に至りました。また、LIXILビバにおいても株式価値評価額、本取引実施後の事業戦略の方向性等を総合的に慎重に検討した結果、アークランドサカモト社の提案が最善であるとの結論に至ったとのことです。その後、LIXILビバとの3社で協議を進め、当社は、2020年6月9日開催の取締役会で、本株式譲渡を通じ当社が保有するLIXILビバの全ての普通株式をLIXILビバへ譲渡することを決定し、同日付で、覚書及び合意書を締結いたしました。

本取引は、

(a) 本公開買付け、及び、本公開買付けが成立した場合であって、公開買付者(アークランドサカモト社)が本公開買付けにおいて、LIXILビバ株式の全て(ただし、公開買付者が所有するLIXILビバ株式、当社が所有する本不応募株式及びLIXILビバが所有する自己株式を除きます。)を取得できなかった場合にLIXILビバが行う株式併合(以下、本株式併合)を通じて、LIXILビバの株主を当社及び公開買付者のみとすること、

(b) 下記(c)に定義するLIXILビバ自己株式取得を実行するための資金及び分配可能額を確保することを目的として、(i) 公開買付者がLIXILビバに対し、LIXILビバ自己株式取得に係る対価に充てる資金を提供すること、及び (ii) LIXILビバにおいて、会社法第447条第1項及び第448条第1項に基づくLIXILビバの資本金、資本準備金及び利益準備金の額の減少((注)、以下、本減資等)を行うこと、並びに

(c) 本公開買付けの成立及び本株式併合の効力発生を条件としてLIXILビバによって実施される当社が所有する本不応募株式の自己株式取得

から構成され、最終的に、公開買付者がLIXILビバを完全子会社化することを企図しているものであります。

 なお、本公開買付けは成立しており、その概要は、次のとおりであります。また、本公開買付けの成立に伴い、当社及びアークランドサカモト社の2社で、LIXILビバの発行済株式総数(2020年6月30日時点)の90.83%を保有することとなります。

買付等を行う株券等の種類

株式会社LIXILビバ普通株式

買付期間

2020年6月10日(水)から2020年7月21日(火)まで(30営業日)

買付等の価格

普通株式1株につき2,600円

買付株券等の数

買付数 16,668,266株

決済の開始日

2020年7月30日(木)

(注)本減資等においては、LIXILビバの資本金、資本準備金及び利益準備金の額を減少し、その他資本剰余金又はその他利益剰余金へ振り替える予定です。

 

③ 譲渡する相手会社の名称及び株式譲渡の時期

譲渡する相手会社の名称

株式会社LIXILビバ

株式譲渡の時期

本公開買付けは、2020年7月21日をもって終了し、成立しております。

なお、LIXILビバは、2020年9月17日開催予定の臨時株主総会において、株式併合や本減資等に関する議案を付議する予定であります。

株式譲渡は、LIXILビバによる株式併合や減資等の一連の手続(効力発生日(予定):2020年10月22日)が実施された後、2020年11月の実行を予定しております。

 

④ 子会社の名称、事業内容及び当該子会社が含まれていたセグメントの名称

子会社の名称

株式会社LIXILビバ

事業内容

ホームセンター事業、リフォーム事業、ヴィシーズ事業、デベロッパー事業

セグメントの名称

流通・小売り事業

 

⑤ 売却する株式の数、売却後の持分比率、売却価額及び売却損益

売却前の所有株式数

23,367,300株(持分比率:53%)

売却する株式数

23,367,300株

売却後の持分比率

        -株(持分比率:-%)

売却価額

56,619百万円

売却損益

売却益を見込んでおりますが、売却損益は株式譲渡時におけるLIXILビバの純資産の金額によって変動するため、現時点では未定であります。

 

⑥ 非継続事業を構成する資産及び負債

非継続事業を構成する資産及び負債の主な内訳は、次のとおりであります。なお、LIXILビバに関連する非支配持分の残高は、30,534百万円であります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

当第1四半期

連結会計期間

(2020年6月30日)

 

当第1四半期

連結会計期間

(2020年6月30日)

非継続事業を構成する資産

 

非継続事業を構成する負債

 

現金及び現金同等物

8,812

営業債務及びその他の債務

40,734

営業債権及びその他の債権

4,951

社債及び借入金(流動)

4,000

棚卸資産

42,779

リース負債(流動)

15,671

その他の金融資産(流動)

1,515

契約負債

1,640

その他の流動資産

510

未払法人所得税等

1,503

有形固定資産

81,833

その他の流動負債

5,744

使用権資産

157,385

社債及び借入金(非流動)

30,000

のれん及びその他の無形資産

2,360

リース負債(非流動)

160,474

投資不動産

3,060

その他の金融負債(非流動)

7,213

その他の金融資産(非流動)

28,692

引当金(非流動)

2,326

繰延税金資産

2,252

その他の非流動負債

1,077

その他の非流動資産

2,543

その他

192

その他

223

 

 

合計

336,915

合計

270,574

 

(注)前連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されているLIXILビバに関連する資産及び負債の主な内訳は、次のとおりであります。なお、LIXILビバに関連する非支配持分の残高は、29,526百万円であります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

資産

 

負債

 

現金及び現金同等物

10,027

営業債務及びその他の債務

42,550

営業債権及びその他の債権

4,470

社債及び借入金(流動)

4,000

棚卸資産

42,760

リース負債(流動)

15,593

その他の金融資産(流動)

1,539

契約負債

1,469

その他の流動資産

416

未払法人所得税等

1,455

有形固定資産

80,426

その他の流動負債

4,599

使用権資産

154,377

社債及び借入金(非流動)

30,000

のれん及びその他の無形資産

2,104

リース負債(非流動)

158,580

投資不動産

3,082

その他の金融負債(非流動)

6,958

その他の金融資産(非流動)

28,801

引当金(非流動)

2,384

繰延税金資産

2,241

その他の非流動負債

1,081

その他の非流動資産

2,539

その他

180

その他

169

 

 

合計

332,951

合計

268,849

 

⑦ 非継続事業からの損益

非継続事業からの損益は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

売上収益

44,399

48,421

その他の損益

(41,485)

(43,750)

非継続事業からの税引前四半期利益

2,914

4,671

 

 

 

法人所得税費用

(612)

(2,337)

 

 

 

非継続事業からの四半期利益

2,302

2,334

 

⑧ 非継続事業から生じたキャッシュ・フロー

非継続事業から生じたキャッシュ・フローは、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

7,165

8,298

投資活動によるキャッシュ・フロー

(4,944)

(4,458)

財務活動によるキャッシュ・フロー

(4,495)

(4,534)

合計

(2,274)

(694)

 

 

2【その他】

2020年6月5日開催の取締役会において、2020年3月31日の株主名簿に記載又は記録されている株主に対して行う期末配当につき、次のとおり決議いたしました。

期末配当金総額

10,153,621,030円

1株当たり期末配当金

35円

支払請求の効力発生日及び支払開始日

2020年6月30日