文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な米国経済及び安定的な中国経済に支えられ、世界経済全体が緩やかな回復基調を維持していることを背景に、企業収益の回復や雇用・所得環境の改善等により、世界経済同様に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の通商・外交政策による貿易摩擦や、最近のユーロ圏での経済成長率鈍化等によって、世界経済の成長にバラツキが見られるようになり、世界的な貿易の収縮や金融市場の変動等、留意が必要な状況となっております。
このような状況のもと、前連結会計年度まで好調であった有機ELやLCDといったフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)製造企業からのアルファフレームシステムの需要に停滞感があるものの、国内外の自動車部品製造企業向け洗浄装置や検査装置といったFA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)の需要は高水準で推移し、受注を確保いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、2,022百万円と前年同四半期と比べ106百万円(5.6%)の増収、営業利益は、142百万円と前年同四半期と比べ80百万円(36.2%)の減益、経常利益は142百万円と前年同四半期と比べ82百万円(36.8%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、94百万円と前年同四半期と比べ57百万円(37.8%)の減益となり、売上高は前年同期を上回り増収となったものの、売上品目の構成変化やFA装置での製作コスト増加等により、各利益は減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
[アルファフレーム部門]
アルファフレーム部門におきましては、設計サポートサービス「カクチャTM」及び組立作業の省力化を可能とする「マーキングシステムTM」を活用し、アルミニウム合金製構造材の付加価値を高めることで、競合他社と差別化を図った提案営業を継続的に展開いたしました。
これによって、一般顧客向けの販売が好調に推移し、特に「カクチャTM」及び「マーキングシステムTM」を活用した案件の売上高が継続的に伸長いたしました。また、FPD製造設備関連企業からの受注は、前連結会計年度の高水準の反動から一服感があるものの、全体的には前連結会計年度と同水準にて推移いたしました。
この結果、当部門の売上高は1,220百万円(前年同四半期比95.1%)となりました。
[装置部門]
装置部門におきましては、引き続き当社グループの技術力を活かした質の高いFA装置の提案活動を推進いたしました。
自動車部品製造企業向け設備として、洗浄装置及び検査装置を中心に継続的な受注を確保いたしました。また、FPD業界向けクリーンブース案件については、好調に推移し、売上高が伸長いたしました。
この結果、当部門の売上高は528百万円(前年同四半期比146.8%)となりました。
[商事部門]
商事部門におきましては、工業用砥石、油脂類等の消耗品関係につきまして、主要顧客からの需要が安定しており、機械設備関係の受注も前連結会計年度と同水準にて推移いたしております。
この結果、当部門の売上高は273百万円(前年同四半期比100.3%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前期末と比べ174百万円減少し、8,211百万円となりました。これは主に、現金及び預金が53百万円、商品および製品が161百万円、原材料及び貯蔵品が75百万円、それぞれ増加した一方で、電子記録債権が287百万円、仕掛品が111百万円、それぞれ減少したことなどによります。
負債は前期末と比べ94百万円減少し、3,660百万円となりました。これは主に、短期借入金が160百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が73百万円、電子記録債務が106百万円、未払法人税等が130百万円、それぞれ減少したことなどによります。
純資産は前期末と比べ80百万円減少し、4,551百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上94百万円があった一方で、配当金の支払い125百万円があったことにより、利益剰余金が30百万円減少したこと、その他有価証券評価差額金が47百万円減少したことなどによります。
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末と比べ53百万円増加し、599百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の61百万円のキャッシュ・インに対し、35百万円のキャッシュ・インとなりました。これは税金等調整前四半期純利益の計上による資金の増加142百万円や売上債権の減少による資金の増加278百万円などの資金の増加があった一方で、たな卸資産の増加による資金の減少126百万円や仕入債務の減少による資金の減少179百万円、並びに法人税等の支払いによる資金の減少177百万円があったことが主な要因であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の43百万円のキャッシュ・アウトに対し、19百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは有形固定資産の取得による支出が16百万円があったことなどが主な要因であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の8百万円のキャッシュ・アウトに対し、38百万円のキャッシュ・インとなりました。これは短期借入金による収入160百万円があった一方で、配当金の支払いによる支出が121百万円あったことが要因であります。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発活動に係る費用の総額は18百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
当第1四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメント名称 |
生産高(千円) |
前年同四半期比(%) |
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アルファフレーム部門 |
1,224,950 |
95.1 |
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装置部門 |
528,394 |
146.8 |
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合計 |
1,753,345 |
106.4 |
(注) 上記の金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメント名称 |
品目 |
仕入高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
商事部門 |
工業用砥石 |
39,848 |
98.9 |
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機械設備 |
99,070 |
102.8 |
|
|
工具・ツール・油脂類 |
96,380 |
91.7 |
|
|
合計 |
235,299 |
97.3 |
|
(注) 上記の金額は仕入価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメント名称 |
受注高(千円) |
前年同四半期比(%) |
受注残高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
アルファフレーム部門 |
1,298,172 |
84.0 |
1,738,440 |
90.4 |
|
装置部門 |
277,873 |
68.2 |
356,442 |
58.4 |
|
商事部門 |
552,680 |
147.9 |
491,867 |
199.0 |
|
合計 |
2,128,727 |
91.5 |
2,586,749 |
93.0 |
(注) 上記の金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメント名称 |
販売高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
アルファフレーム部門 |
1,220,786 |
95.1 |
|
装置部門 |
528,394 |
146.8 |
|
商事部門 |
273,107 |
100.3 |
|
合計 |
2,022,288 |
105.6 |
(注)1. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
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相手先 |
当第1四半期連結累計期間 |
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販売高(千円) |
割合(%) |
前年同四半期比(%) |
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キヤノン株式会社 |
628,553 |
31.1 |
84.9 |
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東レエンジニアリング株式会社 |
288,811 |
14.3 |
241.0 |
2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等の計画はありません。