第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国と中国との間の貿易摩擦による世界経済への影響や中国経済の減速、また、不安定な欧州情勢等、様々な要因によって下振れリスクが高まる先行き不透明な状況が続いております。一方、わが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景に、国内の設備投資は堅調に推移いたしましたが、米中貿易摩擦の影響や地政学的リスクの高まり等によって、製造業等の企業業績への悪影響が顕著化しつつあります。

このような状況のもと、当社ではFA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)及びロボット関連機器等に使用される主力製品「アルファフレームシステム」の売上高が順調に推移しており、また、FA装置において、国内外の自動車部品製造企業向け洗浄装置や検査装置、FPD製造関連企業向けの大型カスタムクリーンブース等の受注を堅調に確保いたしました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、6,442百万円と前年同四半期と比べ448百万円(6.5%)の減収、営業利益は、571百万円と前年同四半期と比べ246百万円(30.2%)の減益、経常利益は568百万円と前年同四半期と比べ252百万円(30.8%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、380百万円と前年同四半期と比べ157百万円(29.3%)の減益となりました。

なお、2018年6月18日及び2019年9月28日に「固定資産の取得に関するお知らせ」として公表した2019年9月完成予定の新愛知事業所(仮称)については、開設に向けて計画通り順調に進めております。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

[アルファフレーム部門]

アルファフレーム部門におきましては、設計サポートサービス「カクチャTM」及び組立作業の省力化を可能とする「マーキングシステムTM」を活用し、アルミニウム合金製構造材の付加価値を高めることで、競合他社と差別化を図る提案営業を引き続き展開いたしました。

ロボットを含む一般のFA設備に対して継続的な投資がなされていることから、一般顧客向けの販売が好調に推移し、特に「カクチャTM」及び「マーキングシステムTM」を活用した案件の売上高は継続的に伸長しております。一方、FPD製造設備関連企業からの受注は、高水準であった前連結会計年度の反動等の影響があり、全体の売上高は前年同四半期を下回る状況となりました。

この結果、当部門の売上高は3,964百万円(前年同四半期比93.5%)となりました。

[装置部門]

装置部門におきましては、引き続き当社グループの技術力を活かした質の高いFA装置の提案活動を推進いたしました。

自動車部品製造企業向け設備として、洗浄装置及び検査装置を中心に継続的な受注確保に加え、組立ラインの受注も確保し、FA装置関連の売上高が伸長いたしました。また、FPD業界向けクリーンブースの受注も順調に推移し、売上高の伸長に寄与いたしました。

この結果、当部門の売上高は1,659百万円(前年同四半期比103.7%)となりました。

[商事部門

商事部門におきましては、工業用砥石、油脂類等の消耗品関係及び工具関係等の受注を、前連結会計年度と同程度の水準で確保いたしました。

機械設備関係については、旺盛な需要が続く機械メーカーの納期の長期化等によって、売上計上時期が第4四半期又は来期へずれ込むという影響もあり、全体の売上高は好調であった前年同四半期を下回る状況となりました。

この結果、当部門の売上高は818百万円(前年同四半期比78.1%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前期末と比べ526百万円減少し、7,859百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が188百万円増加した一方で、現金及び預金が76百万円、電子記録債権が392百万円、仕掛品が151百万円、それぞれ減少したことなどによります。

負債は前期末と比べ594百万円減少し、3,160百万円となりました。これは主に、短期借入金が100百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が518百万円、未払法人税等が177百万円、それぞれ減少したことなどによります。

純資産は、前期末と比べ67百万円増加し、4,699百万円となりました。これは主に、配当金の支払い228百万円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上380百万円があったことにより、利益剰余金が151百万円増加したことや、その他有価証券評価差額金の減少84百万円があったことなどによります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末と比べ76百万円減少し、469百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の407百万円のキャッシュ・インに対し、209百万円のキャッシュ・インとなりました。これは税金等調整前四半期純利益の計上による資金の増加568百万円や売上債権の減少による資金の増加205百万円ならびにたな卸資産の減少による資金の増加136百万円などの資金の増加があった一方で、仕入債務の減少による資金の減少519百万円や法人税等の支払いによる資金の減少339百万円があったことなどが主な要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の786百万円のキャッシュ・アウトに対し、118百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは有形固定資産の取得による支出が99百万円あったことなどが主な要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の610百万円のキャッシュ・インに対し、166百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは短期借入金の純増額が100百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が38百万円、配当金の支払いによる支出が228百万円あったことなどが主な要因であります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発活動に係る費用の総額は51百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(6) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメント名称

生産高(千円)

前年同四半期比(%)

アルファフレーム部門

 3,978,949

 93.5

装置部門

 1,659,036

 103.7

合計

 5,637,985

 96.3

 

 

(注)上記の金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。

 

② 商品仕入実績

当第3四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメント名称

品目

仕入高(千円)

前年同四半期比(%)

商事部門

工業用砥石

 105,226

 97.1

機械設備

 288,564

 64.5

工具・ツール・油脂類

 305,033

 85.9

 合計

 698,825

 76.7

 

 

(注)上記の金額は仕入価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。

 

③ 受注実績

当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメント名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

アルファフレーム部門

 3,533,726

 83.9

1,219,994

 75.2

装置部門

 1,586,967

 110.5

 534,894

 134.2

商事部門

 1,134,495

 83.0

 528,428

 113.9

合計

 6,255,189

 89.2

 2,283,317

 91.9

 

 

(注)上記の金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。

 

④ 販売実績

当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメント名称

販売高(千円)

前年同四半期比(%)

アルファフレーム部門

 3,964,968

 93.5

装置部門

 1,659,036

 103.7

商事部門

 818,361

 78.1

合計

 6,442,365

 93.5

 

 

(注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

当第3四半期連結累計期間

販売高(千円)

割合(%)

前年同四半期比(%)

キヤノン株式会社

 2,129,077

 33.0

 83.0

東レエンジニアリング株式会社

 776,407

 12.1

 95.8

 

 

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(8) 主要な設備

① 主要な設備の状況

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。

 

② 設備の新設、除却等の計画

当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は以下のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手予定年月

完了予定
年月

総額
(千円)

既支払額
(千円)

提出会社

新愛知事業所
(仮称)
(愛知県清須市)

AF部門

装置部門

工場

900,000

31,000

自己資金及び借入金等

平成31年
3月

平成31年
9月

 

  (注)上記の金額に消費税等は含まれておりません。

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。