第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当社グループの経営成績は、世界的な半導体不足の影響や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による一部拠点の操業度の低下等の影響はあるものの、各国のデータセンタ、FTTxに対応した需要が高いこと、事業構造改善効果や品種構成が良化したこと等により営業利益及び経常利益並びに親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となりました。

 このような状況のもと当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は4,958億円(前年同四半期比3.7%増)、営業利益は279億円(同61.4%増)、経常利益は255億円(同89.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は262億円(同538.8%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
 当社は2021年4月1日に組織改編を行い、従来のカンパニー制から事業部門制に移行いたしました。これにより報告セグメントの名称を変更しておりますが、報告セグメントの区分に変更はありません。

 

[エネルギー・情報通信事業部門]

 各国のデータセンタ、FTTxに対応した需要が引き続き高いこと等により、売上高は前年同四半期比14.7%増の2,586億円、営業利益は同44.4%増の175億円となりました。

 

[電子電装・コネクタ事業部門]

(エレクトロニクス事業部門)

 採算重視の受注戦略を進めたことにより、売上高は前年同四半期比11.1%減の1,362億円となった一方、営業利益は事業構造改革効果や品種構成が良化したこと等により、同141.5%増の110億円となりました。

 

(自動車事業部門)

 前年同四半期の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による大幅な減収から回復し、売上高は前年同四半期比1.5%増の887億円となった一方、営業利益は当四半期における半導体不足、新型コロナウイルス感染症感染拡大による一部拠点の操業度の低下や物流費の高騰等の影響も大きく、営業損失は42億円(前年同四半期は営業損失32億円)となりました。

 

[不動産事業部門]

 売上高は前年同四半期比0.1%増の82億円となった一方、営業利益は修繕費の増加等により同0.8%減の38億円となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し、212億円増加の5,903億円となりました。これは主に、投資の選択と集中により固定資産が減少した一方で、銅価上昇及び、エネルギー・情報通信事業部門における需要増により流動資産が増加したことによるものです。

 負債の部は、前連結会計年度末と比較し、119億円減少の3,727億円となりました。これは主に、投資の見直しや関係会社株式等の売却により有利子負債が減少したことによるものです。

 純資産の部は、前連結会計年度末と比較し、331億円増加の2,176億円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は122億円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。