以下に記載するもの以外については、有価証券を募集により取得させるに当たり、その都度「訂正発行登録書」又は「発行登録追補書類」に記載します。
<株式会社フジクラ第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関する情報>
(訂正前)
未定
(訂正後)
本発行登録の発行予定額のうち、金10,000百万円を社債総額とする株式会社フジクラ第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)(以下「本社債」という。)を、下記の概要にて募集する予定です。
各社債の金額 :金1億円
発行価格 :各社債の金額100円につき金100円
償還期限(予定):2030年3月以降(5年債)(注)
払込期日(予定):2025年3月以降(注)
(注) それぞれの具体的な日付は今後決定する予定です。
(訂正前)
未定
(訂正後)
社債の引受け
本社債を取得させる際の引受金融商品取引業者は、次の者を予定しています。
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引受人の氏名又は名称 |
住所 |
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野村證券株式会社 |
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 |
(注)上記のとおり、元引受契約を締結する金融商品取引業者のうち、主たる者は野村證券株式会社を予定していますが、その他の引受人の氏名又は名称及びその住所並びに各引受人の引受金額、引受けの条件については、利率の決定日に決定する予定であります。
(訂正前)
未定
(訂正後)
本社債の払込金額の総額(未定)円(発行諸費用の概算額は未定)
(訂正前)
設備資金、運転資金、借入金返済資金、社債償還資金、CP償還資金、設備投資資金、関係会社等に対する
投融資資金に充当する予定。
(訂正後)
設備資金、運転資金、借入金返済資金、社債償還資金、CP償還資金、設備投資資金、関係会社等に対する
投融資資金に充当する予定。
なお、本社債の手取金については、全額を後記「募集又は売出しに関する特別記載事項」に記載の適格
クライテリアに該当するプロジェクトのための新規支出またはリファイナンスに充当する予定。
「第一部 証券情報 第2 売出要項」の次に以下の内容を追加します。
<株式会社フジクラ第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関する情報>
当社は、本グリーンボンドの発行にあたり、「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2021」(注1)、「環境省グリーンボンドガイドライン2024年版」(注2)に準拠したグリーンボンド・フレームワーク(以下「本フレームワーク」という。)を策定しております。第三者評価として、株式会社格付投資情報センターより本フレームワークが上記の原則・ガイドラインに適合している旨のセカンドオピニオンを取得しています。
(注1) 「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2021」とは、国際資本市場協会(ICMA)により策定され
ているグリーンボンドの発行に係るガイドラインです。
(注2)「環境省グリーンボンドガイドライン2024年版」とは、グリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、市場関係者の実務担当者がグリーンボンドに関する具体的対応を検討する際に参考とし得る、具体的対応の例や我が国の特性に即した解釈を示すことで、グリーンボンドを国内でさらに普及させることを目的に、環境省が2017年3月に策定・公表し、2020年3月、2022年7月及び2024年11月に改訂したガイドラインをいい、以下「グリーンボンドガイドライン」といいます。
グリーンボンド・フレームワーク
(1)調達資金の使途
グリーンボンドにて調達した資金は、当社及び当社グループの下記の適格クライテリアを満たすプロジェクトのための新規支出またはリファイナンスに充当します。リファイナンスについては調達から遡って2年以内に実施されたプロジェクトを対象とします。
[適格プロジェクト]
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プロジェクト |
ICMAカテゴリー |
適格クライテリア |
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佐倉事業所内SWR®新工場 |
・エネルギー効率 ・再生可能エネルギー ・環境適応製品、環境に配慮した生産技術及びプロセス |
・SWR®製造に特化した新工場における設備投資 - 工場の建設 - SWR®製造にかかる省資源および消費電力削減に資する生産 設備 - 太陽光発電設備 ・再生可能エネルギー由来電力購入 |
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環境に配慮した建築物 |
・グリーンビルディング
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下記いずれかの認証を調達から遡って36ヶ月以内に取得・更新、もしくは今後取得を予定の建物の建設・取得 - CASBEE(自治体版除く):Sランク、Aランク - DBJ Green Building認証:5つ星、4つ星、3つ星 - LEED:Platinum、Gold、Silver - BREEAM:outstanding、excellent、very good |
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・エネルギー効率 |
- ZEB(nearly, ready, orientedを含む) - BEI0.6以下の工場等・事務所等・学校等 - BEI0.7以下のホテル等・百貨店等・病院等・飲食店等・ 集会所等 |
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(2)プロジェクト評価と選定のプロセス
調達資金を充当するプロジェクトは、ファイナンス統括部およびコーポレートコミュニケーション部が適格クライテリアへの適合状況に基づいて選定し、取締役会に報告の上、財務担当役員が最終決定します。
なお、すべての適格候補プロジェクトについて、当社の定める事業導入手順等に従って、環境アセスメントおよびその他の環境影響評価活動等を適切に実施しています。また、環境・社会的リスク低減のために以下について対応していることを確認します。
・国もしくは事業実施の所在地の地方自治体にて求められる環境関連法令等の遵守と、必要に応じた環境への影響調査の実施
・「フジクラグループCSR基本方針」および「フジクラグループ調達基本方針」などに沿った原材料・資材等調達、環境汚染の防止、労働環境・人権への配慮の実施
(3)調達資金の管理
調達資金は、当社のファイナンス統括部が適格プロジェクトへの充当及び管理を行います。なお、本フレームワークにて調達された同額が適格プロジェクトに充当されるよう、定期的に内部管理資料を用いて、追跡、管理します。調達資金が適格プロジェクトに充当されるまでの間は、現金または現金同等物にて運用します。なお、調達資金は発行から2年程度の間に充当を完了する予定です。
(4)レポーティング
当社は適格プロジェクトへの充当状況ならびに環境への効果を当社ウェブサイト・統合報告書のいずれかまたは両方にて報告します。なお、調達資金が充当された後に大きな資金状況の変化が生じた場合は、速やかに公表します。
① 資金充当状況レポーティング
調達資金が全額充当されるまでの間、適格プロジェクトへの充当状況に関する以下の項目について、年次にて実務上可能な範囲でレポーティングする予定です。
・プロジェクトカテゴリー区分ごとの充当額
・未充当額の充当予定時期と未充当期間の運用方法
・新規支出とリファイナンスの割合
②インパクトレポーティング
調達資金が全額充当されるまでの間、適格プロジェクトによる環境への効果に関する以下の項目について、年次にて実務上可能な範囲でレポートする予定です。
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プロジェクト |
ICMAカテゴリー |
レポーティング項目(例) |
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佐倉事業所内SWR®新工場 |
・エネルギー効率
・再生可能エネルギー
・環境適応製品、環境に配慮した生産技術及びプロセス |
WTC®の年間生産重量
SWR®新工場における ・SWR®/WTC®製造時の使用プラスチック削減量および削減率 ・年間CO₂排出削減量 ・従来工場比のエネルギー使用削減量および削減率 ・太陽光発電による年間発電量 ・再生可能エネルギー由来電力購入量 |
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環境に配慮した建築物 |
・グリーンビルディング
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・建物概要 ・取得認証の種類とランク ・年間CO₂排出削減量 |
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・エネルギー効率 |
・建物概要 ・(BELS評価を取得する場合)評価手法基準年度と取得ランク ・年間エネルギー使用削減量もしくは削減率(BEI) ・年間CO₂排出削減量 |
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