第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われていない。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資は緩やかな持ち直しが見られたが、円高の進行や海外経済の不確実性の高まりにより、先行きは不透明な状況で推移した。

電線業界においては、自動車向けは堅調に推移したが、建設・電販向け等を中心に電線全体の需要は減少傾向で推移した。

このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は727億27百万円(前年同四半期対比13.5%減)となった。損益面では、営業利益は10億85百万円(前年同四半期は5億89百万円の営業損失)、経常利益は3億52百万円(前年同四半期は14億35百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億84百万円(前年同四半期は17億63百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。

セグメント別の業績は次のとおりである。

なお、前第3四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間より報告セグメントの区分をそれぞれ変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較している。

(電線線材事業)

固定費削減等による改善はあったが、国内建設・電販向け需要が減少し国内銅価格も下落したことから、売上高は325億20百万円(前年同四半期対比18.5%減)、営業利益は4億66百万円(前年同四半期対比2.8%減)となった。

(電力システム事業)

輸出向けは低調だったが、国内向け需要が底堅く推移し、前年度に実施した子会社統合等の効果もあり、売上高は109億33百万円(前年同四半期対比2.6%増)、営業利益は1億69百万円(前年同四半期は7億22百万円の営業損失)となった。

(巻線事業)

中国現地法人では厳しい状況が継続しているものの改善傾向にあり、国内需要が下支えしたことから、売上高は97億88百万円(前年同四半期対比12.7%減)、営業利益は61百万円(前年同四半期は71百万円の営業損失)となった。

(コミュニケーションシステム事業)

国内の通信ケーブル需要は低調だったものの、固定費削減等の影響により、売上高は94億10百万円(前年同四半期対比6.2%減)、営業利益は2億37百万円(前年同四半期は62百万円の営業損失)となった。

(デバイス事業)

複写機用ローラ等の精密デバイスは低調だったが、建築用免震装置やワイヤハーネスが固定費削減等により改善したことから、売上高は91億92百万円(前年同四半期対比17.6%減)、営業利益は3億41百万円(前年同四半期は89百万円の営業損失)となった。

(その他)

売上高は8億82百万円(前年同四半期対比21.1%減)、営業損失は1億90百万円(前年同四半期は2億29百万円の営業損失)となった。

(注) 上記、セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高または振替高を含めていない。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,126億8百万円(前連結会計年度末総資産1,230億69百万円)で、主に受取手形及び売掛金が減少したため、前連結会計年度末より104億60百万円減少している。

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は877億25百万円(前連結会計年度末負債合計973億44百万円)で、主に支払手形及び買掛金および長期借入金が減少したため、前連結会計年度末より96億19百万円減少している。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は248億82百万円(前連結会計年度末純資産257億24百万円)で、前連結会計年度末より8億41百万円減少している。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、44億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億63百万円減少している。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は、41億5百万円(前第2四半期連結累計期間は10億62百万円の資金の増加)となった。

これは、主に減価償却費を14億35百万円計上し、売上債権の減少45億46百万円、仕入債務の減少37億19百万円、たな卸資産の減少22億22百万円があったこと等によるものである。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は、7億86百万円(前第2四半期連結累計期間は25億66百万円の資金の減少)となった。

これは、主に有形固定資産の取得による支出14億71百万円、投資有価証券の売却による収入5億15百万円があったこと等によるものである。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動による資金の減少は、45億67百万円(前第2四半期連結累計期間は1億74百万円の資金の減少)となった。

これは、主に借入金が47億24百万円減少したこと等によるものである。

 

(4) 事業上および財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はない。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、5億10百万円である。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。