第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で国内外ともに第1四半期末にかけて急速に悪化しました。特に中国におきましては、新型コロナウィルス感染症拡大が他地域に先んじて始まったことから、景況悪化の影響を大きく受けました。

 こうしたなか、当社グループは、光製品や電子機器の新製品普及活動、AVコンソール製品などの販促活動を積極的に行うと共に、ITネットワーク関連製品など新規製品の開発活動に取り組んでまいりました。

 この結果、国内向け販売については年度末需要を取込み、前期並みとなりましたが、海外、特に中国での業績が大きく落ち込み、連結売上高は2,756百万円(前年同期比6.3%減)となりました。利益面でも経費縮減に努めておりますものの、減収を受けて営業利益322百万円(前年同期比2.7%減)、経常利益327百万円(前年同期比2.4%減)と減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益では、海外で新型コロナウィルス感染症の法人税減免等もあり238百万円(前年同期比6.6%増)で増益となりました。

 

 また、主なセグメントの業績は、次のとおりであります。

①日本

 日本市場は、第1四半期末にかけて新型コロナウィルス感染症拡大の影響があったものの、年度末需要を取込み、売上高は2,005百万円(前年同期比0.2%減)とわずかな減収にとどまり、販売費及び一般管理費の縮減により、セグメント利益は294百万円(前年同期比0.6%増)となりました。

②米国

 米国市場は、第1四半期末にかけて急速にコロナウィルス感染症拡大の影響が大きくなりましたものの、販促活動の成果が現れ、売上高は217百万円(前年同期比3.4%増)となりました。セグメント利益は、販売費及び一般管理費の縮減により22百万円(前年同期比534.5%増)となりました。

③韓国

 韓国市場は、低迷するなか、新型コロナウィルス感染症拡大の影響も加わり、売上高は193百万円(前年同期比12.4%減)となりました。セグメント利益は、減収となったものの販売費及び一般管理費の縮減により、前年同期の損失計上から0.3百万円の利益計上となりました。

④中国

 中国市場は、第1四半期では都市の完全封鎖など新型コロナウィルス感染症拡大の影響が大きく、売上高は123百万円(前年同期比57.3%減)となりました。セグメント利益におきましても減収に伴い2百万円(前年同期比95.8%減)となりました。

⑤シンガポール

 東南アジア市場が低迷するなか、第1四半期末にかけて新型コロナウィルス感染症拡大の影響が大きくなりましたものの、販促活動の成果が現れ、売上高は86百万円(前年同期比5.0%増)となりました。セグメント利益におきましても増収に伴い7百万円(前年同期比11.7%増)となりました。

 

 当第1四半期末における財政状態につきましては、未収消費税等のその他流動資産の減少や時価評価に伴う投資有価証券評価額低下により、資産合計は前連結会計年度末に比して180百万円減の15,006百万円となりました。負債合計につきましては、賞与引当金が増加したものの、未払法人税等の減少、前受金や預り金などのその他流動負債の減少があり、前連結会計年度に比して81百万円減の1,554百万円となりました。純資産合計につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による増加と期末株主配当による減少の結果、利益剰余金が増加しましたが、その他有価証券評価差額金と為替換算調整勘定の減少により、99百万円減の13,451百万円となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、132百万円であります。
 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。