当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあり、個人消費は弱い動きとなりました。輸出の増勢の鈍化や、生産活動に一部弱さが見られるなど、持ち直しの動きが弱まりました。
海外経済は、同感染症の影響により一部で依然として厳しい状況にありますが、持ち直しております。アジア地域において中国では回復の動きがこのところ鈍化しましたが、米国では個人消費や設備投資の増加から着実に持ち直しております。欧州についても景気は依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しております。
当社グループを取り巻くエレクトロニクス業界におきましては、半導体関連の設備投資は引き続き活発な動きがみられました。車載市場や産業機器市場は堅調に推移したものの、半導体や部材の調達難が先行きを不透明にしております。
このような環境の下、売上高は139億98百万円(前年同期比32.1%増)となりました。売上高が増加したことにより、営業利益は11億3百万円(同48.7%増)となりました。経常利益は10億62百万円(同44.1% 増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は7億47百万円(同35.4%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高及び売上原価は1億2百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響はありません。詳細は、「注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
主なセグメント別の業績は、次のとおりです。
(電線・加工品)
車載用ケーブルの売上は需要の回復、搭載車種の増加から新型コロナウイルス感染拡大以前の水準を上回りました。また、エネルギー産業関連ケーブルは北米市場において売上が堅調に増加しました。半導体検査装置用ケーブルは引続き売上が堅調に増加し、その他ケーブル全般の売上も大きく伸長しました。以上により、売上高は123億38百万円(前年同期比43.9%増)となりました。銅価格等の原材料高による影響はありましたが、需要回復による売上の増加等により、セグメント利益は12億58百万円(同81.0%増)となりました。
(電子・医療部品)
医療用特殊チューブは新型コロナウイルス感染症による当該製品を使用する症例数減少の影響もあり売上が微減となりました。ネットワーク機器は専門用途品へのシフトを進め汎用品の整理を行ったことにより売上が減少しました。以上により、売上高は16億14百万円(前年同期比17.3%減)となりました。売上の減少等によりセグメント利益は2億36百万円(同34.8%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ13億61百万円増加し、385億45百万円となりました。主な増加は、原材料及び貯蔵品5億19百万円、受取手形、売掛金及び契約資産4億96百万円、商品及び製品3億3百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ5億79百万円増加し、102億79百万円となりました。主な増加は、支払手形及び買掛金3億48百万円、賞与引当金1億51百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ7億81百万円増加し、282億66百万円となりました。主な増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益7億47百万円、為替換算調整勘定1億22百万円であり、主な減少は、利益剰余金の配当1億82百万円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億76百万円増加し、74億11百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億91百万円の資金の獲得(前年同期は12億95百万円の資金の獲得)となりました。主な増加は、税金等調整前四半期純利益が10億62百万円、減価償却費が6億25百万円であり、主な減少は、棚卸資産の増加8億26百万円、売上債権の増加額4億10百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、18百万円の資金の支出(同22億60百万円の資金の支出)となりました。主な支出は、定期預金の預入による支出が8億4百万円、有形固定資産の取得による支出が4億98百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1億37百万円の資金の支出(同64百万円の資金の獲得)となりました。主な増加は、長期借入れによる収入が9億円、主な支出は、長期借入金の返済による支出が8億65百万円、配当金の支払額が1億82百万円であります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は80百万円であります。電線・加工品事業における研究開発費は51百万円であり、電子・医療部品事業における研究開発費は24百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。