当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の厳しい状況が徐々に緩和される中で、個人消費や生産活動の持ち直しの動きがみられました。
海外経済は、アジア地域において中国では回復の動きがこのところ鈍化しましたが、米国では個人消費や設備投資の増加から持ち直しております。欧州についても景気は厳しい状況が緩和される中で持ち直しております。
当社グループを取り巻くエレクトロニクス業界におきましては、半導体関連の設備投資は引き続き活発な動きがみられました。車載市場や産業機器市場は堅調に推移したものの、半導体や部材の調達難により先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境の下、売上高は214億24百万円(前年同期比28.6%増)となりました。売上高が増加したことにより、営業利益は17億26百万円(同39.1%増)となりました。経常利益は17億13百万円(同40.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は12億26百万円(同155.7%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高及び売上原価は1億69百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響はありません。詳細は、「注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
主なセグメント別の業績は、次のとおりです。
(電線・加工品)
車載用ケーブルは、需要の回復、搭載車種の増加から売上を伸ばし、新型コロナウイルス感染拡大以前の水準を上回りました。また、エネルギー産業関連ケーブルは北米市場において売上が堅調に推移しました。半導体検査装置用ケーブルは引続き売上が堅調に増加し、その他ケーブル全般の売上も大きく伸長しました。以上により、売上高は189億54百万円(前年同期比37.9%増)となりました。銅価格等の原材料高による影響はありましたが、需要回復による売上の増加等により、セグメント利益は19億73百万円(同63.0%増)となりました。
(電子・医療部品)
医療用特殊チューブは新型コロナウイルス感染症による当該製品を使用する症例数減少の影響もあり売上が減少となりました。ネットワーク機器は専門用途品へのシフトを進め汎用品の整理を行ったことにより売上が減少しました。以上により、売上高は24億18百万円(前年同期比13.7%減)となりました。売上の減少等によりセグメント利益は3億44百万円(同30.8%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ26億54百万円増加し、398億39百万円となりました。主な増加は、受取手形、売掛金及び契約資産10億23百万円、原材料及び貯蔵品6億55百万円、商品及び製品6億39百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ10億6百万円増加し、107億5百万円となりました。主な増加は、支払手形及び買掛金7億29百万円、流動負債その他の未払金2億34百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ16億48百万円増加し、291億33百万円となりました。主な増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益12億26百万円、為替換算調整勘定6億73百万円であり、主な減少は、利益剰余金の配当3億72百万円であります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1億15百万円であります。電線・加工品事業における研究開発費は78百万円であり、電子・医療部品事業における研究開発費は33百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。