第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

 当社グループでは、需要拡大が見込まれる分野への設備投資に重点を置き、新製品の開発、生産設備の拡充・省力化・合理化のために設備投資を行っております。当連結会計年度においては、全体で2,781百万円の設備投資(無形固定資産を含む)を実施しました。

 セグメントごとの内訳は、次のとおりであります。

 「電線・加工品」においては、ファインケーブル品の開発設備、機器電線品の生産設備の拡充・省力化・合理化を中心に、2,508百万円の設備投資を実施しました。

 「電子・医療部品」においては、医療用特殊チューブ品の生産設備の拡充・省力化・合理化、LAN製品の開発を中心に、160百万円の設備投資を実施しました。

 

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

(1)提出会社

2020年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

古河事業所

(茨城県古河市)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備、開発設備

691

186

3

(20.97)

111

993

80

(17)

古河事業所

(茨城県古河市)

電子・医療部品

LAN・特殊チューブ製品製造設備

258

252

2

(12.31)

48

561

70

(18)

福島工場

(福島県伊達市)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備

189

234

383

(68.27)

88

894

107

(16)

新潟工場

(新潟県新潟市西蒲区)

電線・加工品

ワイヤーハーネス製造設備

11

11

40

(4.10)

5

67

14

(18)

桃生工場

(宮城県石巻市)

電子・医療部品

特殊チューブ製品製造設備

37

83

41

(8.43)

4

165

11

(17)

 

(2)国内子会社

2020年3月31日現在

 

会社名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

(株)新潟電子

(新潟県新潟市北区)

電線・加工品

ワイヤーハーネス製造設備

65

18

16

(2)

1

101

19

(44)

 四国電線(株)

(香川県さぬき市)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備

130

410

321

(41)

85

948

73

(26)

 

(3)在外子会社

2020年3月31日現在

 

会社名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積千㎡)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

HIKAM AMERICA, INC.

(米国加州)

電線・加工品、
電子・医療部品

電線・ケーブル、LAN製造設備

410

92

58

(19)

179

742

11

福泰克(連雲港)電子有限公司

(中国江蘇省)

電線・加工品、電子・医療部品

電線・ケーブル、LAN製造設備

196

1,572

0

54

1,823

656

(5)

福泰克(深圳)電子有限公司

(中国広東省)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備

33

28

62

289

HEWTECH PHILIPPINES CORP

(フィリピン共和国)

電線・加工品、電子・医療部品

電線・ケーブル、特殊チューブ製品製造設備

81

136

44

262

47

(209)

四国電線(東莞)有限公司

(中国広東省)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備

487

328

103

919

290

SHIKOKU CABLE VIETNAM LIMITED

(ベトナムハナム省)

電線・加工品

電線・ケーブル製造設備

257

404

38

700

136

    (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及び建設仮勘定であります。

  なお、金額には消費税等を含めておりません。

      2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外数で記載しております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。

 投資計画は原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、計画策定に当たっては提出会社の各事業部を中心に調整を図っております。

 当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修計画は次のとおりであります。

(1)重要な設備の新設等

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び

完了予定年月

完了後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

HEWTECH

PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.(注)

 

フィリピン共和国

 

電線・加工品

電子・医療部品

建物、電線ケーブル、特殊チューブ製品製造設備等

3,200

1,295

自己資金

及び

借入金

2018年11月

2021年6月

50%増加

(注)HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.は、2019年5月28日に設立しました。

 

(2)重要な設備の除却等

 当連結会計年度末現在における重要な設備の除却等の計画はありません。