なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復に向かうことが期待されましたが、アジア新興国や資源国等の景気の下振れ、また、英国のEU離脱問題など海外経済の不確実性の高まりなどにより、先行き不透明感が拭えない状況で推移いたしました。
橋梁・鉄骨業界におきましては、橋梁は国土交通省案件の発注が一巡したことなどにより、発注量は前年同四半期を下回りました。また、鉄骨は東京オリンピック・パラリンピック関連事業や首都圏の再開発事業計画があるものの発注が端境期となっており、発注量は前年同四半期と同程度の水準となりました。
このような厳しい環境のなか、鋭意受注活動に注力した結果、当第2四半期連結累計期間の受注高は総額117億2千8百万円(前年同四半期比17.1%増)を確保いたしました。また、売上高は一部首都圏の再開発工事の発注が遅れたことなどの要因で新規案件の施工が下期以降にずれ込んだことなどにより総額167億2千7百万円(同5.3%減)にとどまりました。
損益につきましては、高収益の大型橋梁工事が前期に竣工したことに加え、首都圏の再開発工事の発注の遅れなどにより営業利益1億4千4百万円(同84.4%減)、経常利益1億7千万円(同81.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億6千4百万円(同80.5%減)にとどまりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
― 橋梁事業 ―
当第2四半期連結累計期間の受注高は、国土交通省中部地方整備局・平成28年度 名二環春田5高架橋北鋼橋脚工事、和歌山県・泉佐野岩出線外1線(岩出橋上部)道路改良工事他の工事で44億7千9百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。
完成工事高は、兵庫県・(国)250号歩道橋設置工事、25-広島二葉の里地区新幹線口西ペデストリアンデッキ下部工工事他の工事で61億6千6百万円(同24.1%減)となり、これにより受注残高は125億2千3百万円(同2.8%増)となっております。
― 鉄骨事業 ―
当第2四半期連結累計期間の受注高は、(仮称)虎ノ門2-10計画他の工事で72億1千万円(前年同四半期比53.2%増)となりました。
完成工事高は、名古屋駅新駅ビル、(仮称)住友不動産三田一丁目ビル計画新築工事他の工事で102億1千3百万円(同11.3%増)となり、これにより受注残高は198億1千万円(同67.5%増)となっております。
― 不動産事業 ―
当社グループは、大阪市西淀川区にある大阪事業所の未利用地部分等について賃貸による不動産事業を行っており、当第2四半期連結累計期間における不動産事業の売上高は2億1千8百万円(前年同四半期比2.7%増)となっております。
― その他 ―
当社グループは、その他の事業として風力発電等による環境事業及び印刷事業等を行っており、当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は、1億2千7百万円(前年同四半期比14.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末より15億7千9百万円減少し521億7千4百万円となりました。
資産の部では、前連結会計年度末より現金預金が32億9千2百万円増加したものの、受取手形・完成工事未収入金が40億7千7百万円減少したことなどにより流動資産が14億7千2百万円減少し311億3千7百万円となりました。固定資産は前連結会計年度末より1億6百万円減少し210億3千7百万円となりました。
負債の部では、前連結会計年度末より支払手形・工事未払金が5億7千8百万円増加したものの、短期借入金がが2億1千2百万円減少したことなどにより流動負債が8億7千9百万円減少し149億5千6百万円となりました。固定負債は103億2千7百万円となり、負債合計は前連結会計年度末より16億8千6百万円減少し252億8千3百万円となりました。
純資産の部では、前連結会計年度末よりその他有価証券評価差額金が8千4百万円減少したものの、退職給付に係る調整累計額が1億7千4百万円増加したことなどにより純資産は1億7百万円増加し268億9千万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より32億9千2百万円増加し98億6千2百万円となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、得られた資金は46億4千8百万円(前年同四半期は3億2千4百万円の収入)となりました。これは未成工事支出金の増加があったものの、売上債権の減少があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、支出した資金は3億2千3百万円(前年同四半期は1億6千2百万円の支出)となりました。これは投資有価証券の取得による支出があったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、支出した資金は10億2千6百万円(前年同四半期は10億6千1百万円の収入)となりました。これは社債の償還などによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2千6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。