第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足を改善するための省力化などを目的にした企業の設備投資などが堅調で、雇用・所得環境や株価の安定が続くなか、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調が続いています。一方、世界経済においては、アメリカを始めとする一部海外経済の不確実性や地政学的リスクなど、先行きの不透明感が拭えない状況で推移いたしました。

橋梁・鉄骨業界におきましては、橋梁は国土交通省等の公共投資が増加したことなどにより、発注量は前年同四半期を上回りましたが、依然熾烈な受注競争が続いております。また、鉄骨の発注量は前年同四半期をやや上回る水準で推移していますが、人手不足などの影響による発注時期の遅延、変更などが懸念されます。
 このような厳しい環境のなか、鋭意受注活動に注力した結果、当第2四半期連結累計期間の受注高は総額168億6千万円(前年同四半期比43.8%増)、売上高は総額171億9千1百万円(同2.8%増)を確保いたしました。

損益につきましては受注工事の進捗が順調に推移したことに加え、一部大型橋梁工事の追加変更獲得などにより営業利益7億3千万円(同407.1%増)、経常利益7億8千3百万円(同358.2%増)を確保し、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券を売却したことによる特別利益計上などにより7億6千7百万円(同366.3%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

― 橋梁事業 ―

当第2四半期連結累計期間の受注高は、福岡北九州高速道路公社・第601工区(香椎浜)高架橋上下部工(鋼橋)新設工事(その2)、高知県・国道195号防災・安全交付金(大栃橋上部工)工事他の工事で105億8千6百万円(前年同四半期比136.3%増)となりました。
 完成工事高は、東日本高速道路株式会社・東京外環自動車道高谷ジャンクション橋南(鋼上部工)工事、国土交通省中国地方整備局・鳥取西道路金沢高架橋第3鋼上部工事他の工事で61億1千4百万円(同0.8%減)となり、これにより受注残高は164億5千万円(同31.4%増)となっております。

  

― 鉄骨事業 ―  

当第2四半期連結累計期間の受注高は、住友不動産(仮称)西新宿六丁目計画新築工事他の工事で60億5千4百万円(前年同四半期比16.0%減)となりました。
 完成工事高は、西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)他の工事で105億8千万円(同3.6%増)となり、これにより受注残高は205億2千7百万円(同3.6%増)となっております。

 

― 不動産事業 ―

当社グループは、大阪市西淀川区にある大阪事業所の未利用地部分等について賃貸による不動産事業を行っており、当第2四半期連結累計期間における不動産事業の売上高は2億1千9百万円(前年同四半期比0.4%増)となっております。

 

― その他 ―

当社グループは、その他の事業として風力発電等による環境事業および印刷事業等を行っており、当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は、2億7千6百万円(前年同四半期比116.5%増)となりました。

  

 (2) 財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末より8億6千5百万円減少し552億2百万円となりました。
 資産の部では、前連結会計年度末より受取手形・完成工事未収入金が33億9千万円増加したものの、電子記録債権が36億1千2百万円減少したことなどにより、流動資産が12億9千1百万円減少し、331億9千4百万円となりました。固定資産は前連結会計年度末より4億2千5百万円増加し、220億8百万円となりました。
 負債の部では、前連結会計年度末より短期借入金が9千3百万円増加したものの、支払手形・工事未払金が19億8千9百万円減少したことなどにより、流動負債が15億9千1百万円減少し、145億6百万円となりました。固定負債は118億9千7百万円となり、負債合計は前連結会計年度末より16億1百万円減少し、264億4百万円となりました。
 純資産の部では、前連結会計年度末より利益剰余金が6億4千5百万円増加したことなどにより、純資産は7億3千5百万円増加し、287億9千7百万円となりました。

 

 (3) キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より14億3千6百万円減少し、83億8千4百万円となっております。
 
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、支出した資金は10億3千8百万円(前年同四半期は46億4千8百万円の収入)となりました。これは仕入債務の減少があったことなどによるものです。
 
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、得られた資金は1億6千7百万円(前年同四半期は3億2千3百万円の支出)となりました。これは投資有価証券の売却による収入があったことなどによるものです。


(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、支出した資金は5億6千6百万円(前年同四半期は10億2千6百万円の支出)となりました。これは社債の償還などによるものです。

 

 (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2千8百万円であります。
 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。