当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一旦収束に向かうと見られた新型コロナウイルス感染症が、晩秋から第3波となる感染拡大に転じるなかでも、景気の持ち直し感は継続しておりました。しかし、現在も感染者数の増加は続いており、景気の先行きは一層不透明感が増しております。
当第3四半期連結累計期間における連結損益は、完成工事高117億5千万円(前年同期比7千万円減・0.6%減)、営業利益2億2千万円(前年同期は2億1千万円の営業損失)、経常利益5億8千万円(前年同期比5億2千万円増・841.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億8千万円(前年同期は2千万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。
①鋼構造物製造事業
鋼構造物製造事業の状況につきまして、受注高は当第3四半期連結累計期間で136億1千万円(前年同期比86億2千万円増・173.2%増)となりました。
四半期損益につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、上半期まで低稼動でありました工場稼動率も徐々に回復しており今後もこの傾向は継続する予定です。また、第2四半期連結累計期間に計上した設計変更の影響は大きく、完成工事高94億5千万円(前年同期比2億2千万円増・2.5%増)、営業利益1億円(前年同期は4億1千万円の営業損失)となりました。
②不動産賃貸事業
不動産賃貸事業につきましては、第2四半期に引き続き、賃貸マンションの収益増加により、売上高6億7千万円(前年同期比2千万円増・4.1%増)、営業利益3億9千万円(前年同期比4千万円増・12.9%増)となりました。
③材料販売事業
材料販売事業につきましては、厚板部門、レベラー部門ともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う活動自粛の影響が継続しております。一方で鉄筋・建材部門は、グループ内取引高の回復もあり、売上高23億円(前年同期比1億8千万円減・7.3%減)、営業損失4千万円(前年同期は2千万円の営業利益)となりました。
④運送事業
運送事業につきましては、グループ内・外販部門共に、期初より新型コロナウイルス感染症の影響による受注量の減少が採算ベースを下回る状況となり、売上高4億2千万円(前年同期比2億4千万円減・36.2%減)営業損失9百万円(前年同期は1千万円の営業利益)となりました。
⑤工作機械製造事業
工作機械製造事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による自動車業界の生産稼働調整等の煽りを受け受注量が前年より大幅に減少しました。この結果、売上高9千万円(前年同期比3億円減・76.2%減)となりました。また、受注量の低下による売上総利益の低下に加え、製造原価における固定労務費の負担が増加したことを主たる要因として売上総利益率が低下し、営業損失1千万円(前年同期は3千万円の営業利益)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は431億6千万円(前連結会計年度末比14億1千万円増・3.4%増)となりました。流動資産は、215億2千万円(前連結会計年度末比14億4千万円増・7.2%増)、固定資産は、216億4千万円(前連結会計年度末比3千万円減・0.2%減)となりました。
負債は84億4千万円(前連結会計年度末比10億4千万円増・14.2%増)となり、それぞれ、流動負債は48億円(前連結会計年度末比8億9千万円増・23.0%増)、固定負債は36億4千万円(前連結会計年度末比1億5千万円増・4.3%増)となりました。純資産は、347億1千万円(前連結会計年度末比3億6千万円増・1.1%増)となりました。この結果、自己資本比率は80.4%となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社は、2020年12月22日開催の取締役会において、2021年4月1日(予定)を効力発生日として、当社の連結子会社である株式会社瀧上工作所の鉄骨事業を吸収分割の方法により、当社が継承することを決議いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。