当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、日本、米国、インドにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響により、景気は極めて厳しい状況で推移しました。
中国でも同様の影響から経済活動の大幅な縮小が生じましたが、持ち直しの動きもみられました。タイでは景気は弱い動きとなっています。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連市場においては、国内の自動車生産台数は1,243千台で前年同期比47.0%の減少となりました。また、北米(米国・カナダ)においては1,059千台で前年同期比68.3%の減少、中国では3,507千台で前年同期比44.2%の減少、タイでは451千台で前年同期比19.6%の減少となりました(いずれも台数は各拠点の決算期に応じた集計)。
以上のような経営環境のもと、売上高は99,971百万円(前年同期比38.5%減)、営業損失は10,325百万円(前年同四半期は営業利益2,704百万円)、経常損失は10,334百万円(前年同四半期は経常利益2,765百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8,188百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,561百万円)となりました。
セグメントの状況は以下のとおりです。
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は、新型コロナウイルス感染症拡大を受けた自動車メーカーの操業停止及び需要低迷に伴う生産調整による受注減により売上高は18,260百万円(前年同期比44.7%減)、営業損失は、4,743百万円(前年同四半期は営業利益680百万円)となりました。
[シート事業]
シート事業は、懸架ばね事業と同様の状況により、売上高は38,000百万円(前年同期比48.7%減)、営業損失は3,140百万円(前年同四半期は営業利益182百万円)となりました。
[精密部品事業]
精密部品事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が、情報通信関連事業へは軽微なものの自動車関連事業への影響は大きく、売上高は25,447百万円(前年同期比25.6%減)、営業損失は2,175百万円(前年同四半期は営業利益940百万円)となりました。
[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が、半導体プロセス部品へは軽微なものの自動車関連事業への影響が大きく、売上高は18,262百万円(前年同期比14.2%減)、営業損失は266百万円(前年同四半期は営業利益901百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症の影響による受注減により営業債権等が減少しました。その結果、総資産は前連結会計年度末に比べ10,817百万円減少し、521,797百万円となりました。
負債については、新型コロナウイルス感染症による影響を鑑み、手元流動性を高めたため、短期借入金が増加しました。その結果、負債は前連結会計年度末に比べ3,183百万円増加し、249,244百万円となりました。
純資産については、配当金の支払い、自己株式の取得及び親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少により、前連結会計年度末に比べ14,000百万円減少し、272,553百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、3,800百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、主に新型コロナウイルス感染症の影響により、生産、受注及び販売実績が以下のとおり著しく減少しております。
懸架ばね事業は、生産高が17,820百万円(前年同期比45.0%減)、受注高が19,442百万円(前年同期比38.7%減)、受注残高が20,329百万円(前年同期比26.9%減)、販売高が18,260百万円(前年同期比44.7%減)となりました。
シート事業は、生産高が35,985百万円(前年同期比49.4%減)、受注高が58,800百万円(前年同期比20.9%減)、受注残高が53,834万円(前年同期比19.6%減)、販売高が38,000百万円(前年同期比48.7%減)となりました。
精密部品事業は、生産高が28,422百万円(前年同期比21.7%減)、受注高が20,198百万円(前年同期比38.4%減)、受注残高が21,475百万円(前年同期比13.0%減)、販売高が25,447百万円(前年同期比25.6%減)となりました。
産業機器ほか事業は、生産高が6,458百万円(前年同期比8.6%減)、受注高が16,837百万円(前年同期比22.8%減)、受注残高が7,420百万円(前年同期比2.8%増)、販売高が18,262百万円(前年同期比14.2%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。